ゆうちょ銀行の配当利回りが株価下落しすぎて5％近くに上昇
配当利回りが極めて高い株式、つまりは高配当株は、保有しているだけで多額の配当金を支払ってくれるため、投資家たちにとっては金の卵を産む鳥のような存在だ。
しかし、株価が下落しまくっている最中は、いくら配当金を支払ってくれたとしても、それは金の鳥などではなく、資産を崩壊させるアホウドリのように見えてしまうのが人の常だ。
そんな感じで多額の配当金を支払ってくれる高配当株だが、株価が下落すればするほど市場には多くの高配当株が出現するようになってくる。
というのも、配当利回りは株価に対してどれくらいの配当金を支払っているのかをさし表す指標なので、株価が下落すればするほど上昇していくからだ。
そのため、ここ数日の大幅な株価の下落により、数多くの高配当株が日本株式市場に出現しているのだが、ついにゆうちょ銀行の配当利回りが5％近くまで上昇してしまった。
配当利回り5％というと、通常の定期預金の利率の約500倍の利回りなので、一見するとゆうちょ銀行株はとてもお買い得に見えるかもしれない。
いや、ゆうちょ銀行だけではなく、現在の日本株式市場は全体的にバーゲンセール状態に見えてしまう。
日本株はバーゲンセール状態なのか？
ゆうちょ銀行の株が現在バーゲンセール状態かどうかというと、直近でかんぽ生命を巡る様々な問題があったため、どう判断するのかは難しいところだ。
ただ、間違いのない事実は、ゆうちょ銀行株は過去最低値を更新していて、配当利回りは過去最高値を記録しているということだ。
そのため、買いたくなる人もいるかもしれないが、ゆうちょ銀行株に今かかっている売り圧力というのは相当なものだと思うので、少し間をおいてから買うのか買わないのかは判断してもいいように思う。
まあ、その辺は個人の自由なので、買いたいと思った人は買うんだろうが．．．。
かくいう自分も、絶賛下落中の高配当株である三菱商事が指値に刺さり、証券口座に仲間入りしてしまった。
これで、ついに天下の三菱商事の株主様になれたわけだ．．．。
ただ、石油価格も低迷しているし、世界経済が停滞すれば資源全般の価格が停滞するので、もしかしたらまだまだ下がるかもしれないね。
ソフトバンクも自分が買った直後から下げているが．．．まあ、もう放っておくだけだな、これは。
たぶん、ソフトバンクはまた自社株買いでもやるだろう。
現在の日本株は果たしてバーゲンセール状態なのか？という疑問はあるのだが、はっきり言ってそれは後になってからでないとわからない。
ただ、配当利回りやPER、PBRなどの指標面だけを見ると、明らかに株価が下落しすぎな銘柄があるので、引き続きチョコチョコ買っていこうと思う。
日経平均は3万円になるのかという疑問
さて、株価がボコボコに暴落しているときに言うのもアレだが、自分は日経平均はいつか3万円を超えるのではないかと、わりと本気でそう思っている。
というのも、日本は金融緩和をしまくっているうえに、日銀がETFで株価を支えているという異次元級の市場環境が続いているので、どこかでアベノミクスみたいに株価が上昇するトリガーが引かれたら、一気に上昇しそうな気はしている。
大分以前のエントリーで、「実は日本は好景気」みたいな記事を書いたが、地方でもバンバンマンションが建っていて、そういった高価な物件が一瞬で売り切れるという現象も実際目の当たりにしている。
現在、インバウンド客を供給している韓国を政府がフルボッコ状態にしているのが気になるが、どこかで火が付けば一気に株価が上昇しそうなんだけどね．．．。
そうなった場合は、必ず指数から買われるので、時価総額の大きい日本の大型株は結構いいような気はするんだけどね。
なので、ソフトバンクとかソニーとか三菱商事とか絶対上がるだろうと思うのだが、今のところはその気配すらなく、むしろ暴落の気配がプンプンしている
なんやねん．．．。
日本株に投資をしている日本人投資家としては、日経平均3万円は生きているうちに見てみたいんだけどね、是非。
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