つみたてNISAやNISAで不足する老後資金を用意する重要性
年金だけでは2000万円足らない問題から波及して、最近は「老後のために投資を」というスローガンが最近巷でしきりに叫ばれている。
というのも、老後生活を年金だけでは賄えないということを政府が宣言したも同然なのだが、それと同時に眠っている預金を投資に回しましょう、というメッセージも年金2000万円問題には含まれていたからだ。
日本人は世界有数の貯金好き民族だが、こと投資に関してはかなり臆病な姿勢が目立つ民族で、そのせいもあって巨額の預金が眠ったままになり、経済に循環しないという問題を抱えている。
今回、老後生活が年金だけでは十分に賄えないという事実が知れ渡った結果、つみたてNISAやNISA口座などを使った投資に注目が集まっている。
NISAやつみたてNSIAは税制上優遇された非課税口座なので、こういった口座を使ってコツコツと資産を増やし、資金を増やし続けていくことで、老後の資金不足を解決出来る可能性がある。
しかし、いまだに「投資」にアレルギーがあり、こういった非課税口座を使って運用をスタートしない人も多い。
つみたてNISA口座で20年運用した場合
つみたてNISAの概要を念のため羅列しておくと、ざっと下記の通りだ。
・非課税機関は最長20年
・非課税枠は最大年40万円
・買い付けは定期積立
・対象商品は投資信託など
ざっとこんな感じなのだが、投資額の年間上限が40万円なので、そこまで大きく資金が増えることをイメージ出来ない人も多いかもしれない。
しかし、例えばつみたてNISA制度を使い、月3万円を継続積み立てで20年間、年利7%で運用したと想定すると、下記の通りの金額となる。
・積み立て金額:月3万円
・積み立て期間:20年
・年利7%
・元本:7200000円
・利益:8112182円
・合計:15312182円
※非課税メリット1647990円
この通り、月々3万円をコツコツと積み立てていくと、最終的に大きな金額になる可能性もある。
また、見逃せないのがつみたてNISAの非課税メリットで、なんと、1647990円も税金を免除されることになる。
日本人の多くが見逃しているが、「現金」というものは保有し続けるとインフレで価値が落ちて行くので、現実的に老後資金を用意する方法を考えた場合、年利数パーセントであっても複利の力が作用する投資の方が断然有利なのだ。
投資をするためにまずは証券口座を開設することが重要
人が何かを始める場合、最も大きな壁となるのが最初の第一歩を踏み出すことだ。
具体的には、証券口座を開設しないとNISAもつみたてNISAも利用することは出来ない。
また、証券口座を開設した後にNISA口座やつみたてNISA口座の開設を申し込む必要がある。
正直、これらの作業は面倒くさく感じるかもしれないが、はっきり言ってそこまで手間ではない。
特に、証券口座の開設については、スマホさえあればすぐに解説出来るので、「なんとなく面倒くさそうだな...」と思っている人でも、やってみれば意外なほど簡単なことに驚くだろう。
SBI証券でも楽天証券でも、口座開設などあっという間に終わる。
なので、将来の老後資金について不安を持っていて、投資を始めてみようと考えている方については、まずはこれらの企業のHPにアクセスをして口座開設の手続きを実施することをお勧めする。
別に口座を開設したからといってすぐに投資をする必要はないのだが、証券口座を開いていると、いざ「使ってみよう」と思った時にすぐに行動に移すことが出来る。
老後資金が不足するかもしれない、という問題については、最後は個人の責任において解決しないといけない問題なので、早い段階から準備はしておいた方がいいと思うからね。
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