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サラリーマンの税金が増え続ける超高齢化社会について

どうも、税金納入マシーン改め、毎日しんどいサラリーマンのかぶまくらだ。

ところで皆さんは、会社からお給料が振り込まれたら、明細の確認をしているだろうか?

明細を確認しているという方ならよく分かると思うのだが、所得税や住民税、それから年金などの社会保障費用がたっぷりと搾取されている。

もうね、あれ見たら凹むよね。

せっかく頑張って働いてお金を稼いでも、そのうちの結構な金額が国に強制徴収されてしまうわけだから、これはやはり残念としか言いようがない。

まあ、働いている限りは今生きているこの日本の社会を支えるために、税金を国に払うのは当然のことなのだが、いくらなんでもサラリーマン狙い撃ちしすぎじゃないだろうか...。

つい、そんな不平不満を漏らしてしまいそうになる。

しかし、今後は我々サラリーマンにとって、さらに悲惨な未来が待ち受けていることがほぼ確定している。

どういうことかというと、高齢者の増加が加速することによって、社会保障費用が洒落にならないレベルまで膨れ上がっているのだ。

本日、赤字の健康保険組合が前年より増加し、なんと全体の4割にまで達しているというニュースを見た。

さらに、平均保険料率も負担が9%程度にまで達しており、収支状況は悪化の一途をたどっているという。

おまけに、現在は窓口での負担割合が1割の、後期高齢者(75歳以上)の自己負担割合を2割にまで上げることも検討されているという。

要するに、高齢者の医療費が増大しており、拠出金の額よりも、支払われる医療費のが上回っているという状況が加速しているということだ。

現在の日本は、世界トップの超高齢化社会を突っ走っているので、この状況が改善される可能性は極めて低いと言えるだろう。

金を稼ぐ現役世代が少なくなり、金を使うばかりの高齢者が増えれば、こうなってしまうのは当然だ。

つまり、これは完全に構造的な問題で、その根底には人口ピラミッドという長い期間を経てしかその形を変えることの出来ない人口構造問題があるので、容易に状況が改善するということはない。

これは、医療費に限った問題だけではなく、年金など他の社会保障費にもそのまま当てはまる問題だ。

日本の社会保障制度というのは、基本的に人口ピラミッドの底辺の人口が多く、上にいくほど少なくなっていくという前提で作られている。

なぜなら、それは日本の人口が増え続けていく人口ボーナス期に作られた制度だからだ。

しかし、今や日本の人口構成はいびつな逆ピラミッドを描き始めており、これから時間がたつほど、完璧な逆ピラミッドが完成してしまう可能性が高い。

この問題を解決するには、どこかの世代で人口が増加に転じ、それが下の世代に継続されていく必要がある。

現在、国を上げて企業の育休取得励行や、子ども手当の支給、産後に職場復帰できる環境の整備などを通じて何とか状況を打開しようとしているが、はっきり言って状況は悪化の一途をたどっている。

このままの勢いで高齢化社会が加速していった場合、我々サラリーマンにはどのような影響があるのだろうか?

はっきりと一言で言うと、税金の負担が増える。

ということは、手取りの給料が減ってしまうということだ。それも、高齢者が増えれば増えるほど年金の支出や医療費の支出が大きくなっていくので、期間の経過とともに負担が増加していくのは確実だと言っていいだろう。

...。

もうやめてや、会社の返りに立ち寄る焼き鳥屋でビール飲むお金まで巻き上げるんやめてや...。

実際、税金が増えていくと、居酒屋や焼き鳥屋で一杯やる程度のお金などすぐに消えてしまう。

そういえば、最近、いつも行く焼き鳥屋で出くわす、あの中年サラリーマンをあまり見かけない。

何かに耐えているような表情をしながら、ひたすら麦焼酎のいいちこをあおる彼の姿に親近感を覚えていたのだが、社会保障費の増加が影響しているのだろうか。

やはり、人口ボーナス期を過ぎてしまった国でサラリーマンとして生きていくということは、イコールで社会の奴隷として立候補しているとしか言いようがない。

確定申告している自営業者の場合は、おいらの知り合いなんかもそうだが、確定申告の際に様々なものを経費計上したりなど、様々なテクニックを駆使して節税に励んでいる。

そのため、同じくらいの収入であれば、実際の手取りはサラリーマンよりも多いという場合が結構あるのだ。

しかし、サラリーマンは給与を自動で源泉徴収されてしまうため、節税の方法が限られてしまう。

そのため、自営業者に比べると収入は安定しているが、毎月多額の税金を搾り取られることとなってしまう。

正直、もうちょい平等にしようや、というのがおいらの意見だ。

搾り取りやすいところから取るのが、古来より税金徴取の原則ではあるが、あんまりにもあこぎな気がするのはおいらだけだろうか?

ところで、日本の社会保障費がどれくらい異次元なのかというと、何と医療や介護などの社会保障費用は、2018年度で120兆円を超過していて、2040年には190億円を突破する可能性があるという。

すでに日本のGDPの1/5程度までに達している社会保障費が、2040年を迎えるころにはさらに増大するというのだ。

これは人口を基にした予測なので、おそらくそう大きくは外れないだろう。

ということはだ、ここから先さらに税金が増え続け、サラリーマンたちが搾取され続けるということは確定済みということだ。

もう、やめてや...。

もはや大きな声で怒鳴る気力もなく、そう小さな声でつぶやくのが精一杯だ。

神よ、あのサラリーマンから、いいちこを飲むお金を巻き上げるのはやめてやって下さい。

そう祈っても、もちろん神に声は届かない。

そして朗報なのだが、日本では現在インフレが進行していて、これからさらに物の価格が上がっていく可能性が高い。

今は円がまだ世界的に見て強い通貨なので、輸入品などを安く返る状況が続いている。しかし、為替相場というのは急激に変動するときもあるので、対ドルなどで急激に円安が進む可能性がある。

そうなった場合、米国株に投資している投資家は、ドル建ての資産評価額が上がって万々歳だが、輸入品に生活を依存している大部分の国民は多大な影響を被ることになる。

代表的なのが、ガソリン価格で、現在もじわじわと上昇しているが、今後原油価格の上昇とドル高のダブルパンチを喰らえば、さらに価格が上昇する可能性が大きい。

そして、この傾向は続いていくんじゃないかと思う。

なぜなら、アメリカが利上げを継続しているので、日米の金利差によりドルが買われて円が安くなっていく可能性が高いと思うからだ。

また、政府自体が物価の上昇を目指している点や、人口減により人件費が上がってきていることからも、今後継続して物価が上がっていく可能性は非常に高いだろう。

もうね、サバ缶を値上げするのはやめなさいと言いたい。

...。

ここまで書いてきて思ったのだが、これ最悪じゃないか!?

もうサラリーマン窒息死してまうて!!

そうわめきたくなるほど、我々サラリーマンにとって今の状況は最悪だ。

しかし、だったら一体どうしたらいいというのか?

結論としては、収入を上げて資産を増加させるしかないだろう。せっせと副業に取り組み、ためたお金で資産運用をする。

語りつくされた方法論だが、おそらくそれしか解決方法はないんだろうなと思う。

とういうか、もっと楽な方法があるのであれば教えて欲しい。しかし、そんな方法はないだろう。

まったく、日本のサラリーマンはしんどいとしか言いようがない。

憂さ晴らしに、今日はおいらがあの店でいいちこを飲んでみようか...。

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