株価が暴落すると必ずテレビに現れる人の謎とリスク許容度について
本日、日経平均の株価が下落していたが、最近はコロナウイルスの問題がどのあたりで収束するのかまったく見えてこない影響で、株式市場が不安定な状況が続いている。
感染者は拡大しているわけだが、死亡率は低いから大丈夫みたいな意見もあるが、経済的にはコロナウイルスの問題が収束しないと「人」と「物」の移動に制限が生まれるため、この問題が長期化すればするほど経済に悪影響を及ぼす可能性が高い。
というのも、経済というのはいくらインターネットが発達をしたとはいえ、「人」や「物」が動くことで「お金」が動き、活性化されるものなので、問題が長期化して「人」や「物」の移動に制限が出てしまうと、結果的に経済にもブレーキがかかってしまうのだ。
なので、個人的には今回のコロナウイルスの問題は少なくとも実体経済にはジワジワとダメージを与えるのではないかと考えている。
コロナウイルスによる新型肺炎については、現在まだ完治させる治療方法が確立しておらず、その状態で感染者や地域が拡大し続けているので、なかなか収束するイメージがわかない。
それよりも、中国以外の国で感染者や死亡者が相次いだら、さらに「人」や「物」の移動に制限がかかるのではないかと懸念している。
こういった経済や株価が不安定なときに、必ずと言っていいほど現れる人物がいる。
株価ボードの前で崩れ落ちるおじさん
最近は世界同時株安の震源地は中国であることが非常に多いが、その際に映し出されるのが株価が表示された電光掲示板のボードを見て頭を抱えているおじさんだ。
毎回毎回、世界同時株安が勃発するたびに、電光掲示板の株価ボード前で崩れ落ちるおじさんが、ネットニュースの画像なんかで登場するのがお馴染の光景となっている。
「崩れ落ちるおじさん」は、もちろんその時々によって別の人なのだが、毎回同じように頭を抱えて崩れ落ちているのだ。
恐らく、自分自身のリスク許容度を超えたお金を投資していて、株価が暴落したことで資産が激減したショックで崩れ落ちているんだろう。
同じように、自分のような個人投資家であっても株価が下がりまくるとショックで崩れ落ちる人も多い。それはもちろん、自分も含めてだ。
場所が中国の証券会社の電光掲示板の前か、それとも日本国内に建てられた民家やマンションの中かだけの違いで、投資家はリスク許容度を超えたお金を投資に振り分けていると、少しの株価下落でパニック状態になってしまう生き物なのだ。
それがVOOなどのインデックス系ETFであれば、「まあ、またそのうち戻るし倒産はありえないから積み立て投資を続けるか」と、鷹揚な気分でいられるかもしれない。
しかし、1日で価値が20%吹っ飛ぶことも珍しくない個別株であれば、もういてもたってもいられなくなるだろう。
リスク許容度を超えた投資をするデメリット
自分自身のリスク許容度というのは、はっきり言って自分自身にしかわからない。
そのため、他人がフルインベストメントでも大丈夫、と言っていたとしても、自分自身がどうか?ということはよく考えておいた方がいいだろう。
例えば、自分の資産のうち80%が吹っ飛んでも大丈夫という人もいれば、20%でも我慢が出来ないなど、リスク許容度というのは人さまざまだ。
なので、自分自身の資産のうち、いくらくらいであれば含み損状態になっても大丈夫か?というシュミレーションはしておいた方がいいだろう。
というのも、自分自身のリスク許容度というのは、自分が思っているよりも低い可能性があるからだ。
自分自身もFXをやった際、自分のリスク許容度は実はそんなに高くはない、ということを思い知った。
多くの場合、実際に含み損を抱えたり、損切をしないと自分のリスク許容度に気付くことはないが、シュミレーションをしておけば多少は自分のリスク許容度を理解することが出来るだろう。
なので、中国の電光掲示板の前で頭を抱えて崩れ落ちるおじさんとシンクロしないために、事前に自分のリスク許容度を計測しておくことは、意外と重要なのではないだろうか。
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