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サラリーマンは不労所得を得るためにリスクの高い高配当株に投資すべきか

サラリーマンは不労所得を得るためにリスクの高い高配当株に投資すべきか

日本のサラリーマンは世界で最も過酷な職業の一つだとして恐れられているが、それは確かにその通りで、コロナウイルスの感染拡大により国が非常事態宣言を出しているにも関わらず、平日の東京ではサラリーマンたちが出社する様子が変わっていない。

それは外国人からするとまさに狂気の沙汰で、なるほど、外国人からもっとも働きたくない国ランキング上位に選ばれる国だけはある、と、自分自身の母国ながら畏怖すら覚えてしまう。

そんな日本で働くサラリーマンたちは、それこそ毎日の労働に疲れ切っており、いつかはこの環境下から脱出したいと願っているケースが多い。

そのため、インカムゲイン銘柄である高配当株を愛するサラリーマン投資家の数は非常に多く、自分自身もそんなサラリーマン投資家の一人なのだ。

「一刻も早くもっと多くの配当金を手に入れたい」

そんな一心で銘柄のスクリーニングを行い、とにかく配当利回りが高い株を買おうと焦っている人も多いだが、それが戦略化された投資行動の一環であればいいのだが、もしもそうでないのであれば、最終的には冒頭の画像の猫のように大やけどを負うことになるかもしれないので、注意が必要だ。

コロナショックで株価が下がっている高配当株にはご注意

今現在の株式市場はコロナショックにより株価が下落しているせいで、直近の日本企業の好業績との対比により、配当利回りが著しく上昇している銘柄も多い。

東証の高配当株ランキングを見渡してみても、以前までであれば配当利回り3%くらいで高配当株と呼ばれていたのが、いまやその程度の配当利回りは当たり前で、5%、6%程度の銘柄がゴロゴロしているような状態だ。

そのため、労働に疲れ果てたサラリーマン投資家たちの中には、そういった高配当株に飛びついてしまう人も多い。

ただ、今は日経平均の暴落はストップしていて、なんとなく安心してしまう場面なのだが、それは単に日銀がETF買いを極限まで実施しているからであって、実際の実体経済はすでに大ダメージを食らいつつあるような状況だ。

そのため、特に東証2部やジャスダックなどに上昇するあまり財務体力のない企業の場合は、配当金どころか下手をすれば資金繰りがショートするケースも出てくるだろう。

なので、短期のリバンド目的で買うならいいと思うのだが、長期的な配当金目的で買うのであれば東証やNYダウなどの指数に連動した時価総額の大きいETFにしておくべきだろうと考えている。

米国株投資家の中にはSPYDを推す人も多く、確かにそれも悪くはないかもしれないが、株価が下落する局面で積み立てるのであれば米国ETFであればVOOが一番思って自分は現在買っているところだ。

日本のETFならTOPIXに連動したETFがいいだろう。なぜなら、ここから先どれだけ株価が下がっても日銀が景気が回復するまで永久にETF買いをする可能性が高いからだ。

これらのETFであれば、一時的に配当利回りが落ちたとしても、景気回復局面まで解散するリスクも低く、景気が回復すれば配当金とキャピタルゲインが期待できるからね。

サラリーマン投資家に適した高配当株

ところで、サラリーマン投資家は一体どのような高配当株に投資するべきなのかについてだが、恐らくだがそれは積み立て投資ができるような、株価が気にならないような株に投資をするべきだろう。

というのも、配当金投資の目的は、昨今のコロナ市場に代表されるような激しいボラティリティの局面においても株価を気にせずにゆっくりと資産を増やすことにあるからだ。

そのため、株価が気になって夜も眠れないという状態になってしまっては本末転倒だ。

なので、前述したように解散リスク=デフォルトリスクが極めて低いETFへの投資が有効なのだ。

もちろん、配当利回りが異常値まで高まっている株に手を出してみる、という方法もあると思うが、今の異次元状態になっている株式市場においては、値上がりしたらサッサと売ってしまうのも方法の一つかもしれないね。

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