安定した配当金を冬のボーナスで確保すると心が安定する
冬のボーナスが入ってくると、パーッと使って楽しんだり、旅行の費用にしたり、といった感じでとにかく消費してしまおうという人が多い。
しかし、ボーナスが入ってきたからといって、すぐに使って締まっていては、一向にお金が増えることはない。
むしろ、入ってきたボーナスをすぐに使ってしまうようでは、日常的な支出も大きく乱れていき、全く貯金が出来ないどころか、下手をすると消費者金融でお金を借りる生活に陥ってしまう可能性すらある。
その逆に、冬のボーナスを使って高配当株に投資をした場合、配当金という正真正銘の不労所得を手にすることが出来るので、結果的にどんどんお金が増えていく可能性が高い。
その傾向は年数が経過するに連れて顕著になっていく可能性があり、消費をし続けた人と投資をし続けた人との間では、将来的に埋めようがないほど資産額に差が出てしまうのだ。
そのため、合理的に考えるのであれば、きちんと冬のボーナスの一部は投資に充てて将来的な資産を育てるという方法を選択したほうが賢明だと言えるだろう。
配当金という果実を生み出す高配当株は、毎年ポタポタ焼きのようにお金を支払ってくれる、いわば果実を産み落とす樹木だと言える。
そのため、高配当株を買い続けた場合、最終的には自力で自分年金なるものを作りだすことも可能なのだ。
日本の高配当株がどう考えても安かったと思う理由
現在は少し株価が上昇しているのだが、少し以前までは日本の高配当株が驚異的に安い状態が続いていた。
例えば、自分が保有しているオリックスや三菱商事などの高配当株は、PBRが1倍を大きく割り込んでいて、さらには配当利回りが4~5%程度の状態だったので、どう考えても現金を持っているよりもこっちを保有している方がよい状態だった。
というのも、PBRは1株当たりの資産を割り出す株価指数なのだが、それが1倍以下ということはその企業が保有している資産を本来価値以下で購入することができ、さらには配当金という現金収入までもたらしてくれる状態だったからだ。
もちろん、PBRの算出については正確に資産価値を反映しているのかという問題はあるのだが、そういった点を差し引いてもどう考えても安い銘柄が少し以前はゴロゴロしていたのだ。
株価は上がったり下がったりするものなのだが、本来的な企業価値についてはあまり上下しないので、そういった株はやはり異常な水準と考えてもいいと思うね。
今年保有株の中で爆上げしたユニゾHDにしてもそうで、今後需要の見込めるホテル事業を展開しているうえ、優良な不動産を大量に保有していて、さらにはPBRが0.5倍を下回るという驚異的な状態だったのだ。
現在は市場が好調なので微妙だが、時折こういった感じで驚異的に安い株が出現するのが株式市場なので、冬のボーナスでそういった株を買ってみるのも悪くはないだろう。
定期的な収入と心の安定について
配当金投資のいいところは、現金収入である配当金を定期的に得ることが出来るため、非常に精神が安定するという点だ。
というのも、定期的な収入は心に安定もたらすということは、人間の脳の構造上理にかなっているからだ。
人間というのは、太古の昔に狩猟をしていた時期に、一時的に大きな獲物を捕らえたとしても、その後獲物が取れないと飢えに瀕していた。
そういった記憶が脳の奥底にインプットされているので、定期的に捕れる獲物(収入)に対して大きな安心感を感じるようになっているのだ。
そのため、定期的な配当金という収入が積みあがっていき、その額が増えていくと、人は大きな安心感を得ることになるのだ。
そんな配当金を多めに支払ってくれる高配当株を探してみて、冬のボーナスを使って一度買ってみるのも決して悪い資産形成方法ではないだろうね。
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