配当金生活を穏やかに過ごすための重要な原則
配当金で過ごす配当金生活は、株式投資などの資産運用を実践している投資家であれば誰もが憧れる夢の生活だ。
配当金はその人自体は何もしなくても自動的に振り込まれる、キングオブ不労所得と呼んでも差し支えのない所得で、多くの人々がこういった自動的に振り込まれる不労所得で暮らしたいと願っている。
というのも、一般的なサラリーマンたちが得ている労働所得はまさに汗と涙の結晶のような所得で、それを得ることによって息も切れ切れに暮らしている毎日に嫌気が差している人も多い。
配当金は株式という資産から生み出される所得で、株主は何もしなくても手にすることが出来る所得なので、労働所得のような汗と涙の結晶のような所得とは全く違う性質を持った所得だと言える。
そんな不労所得で暮らす配当金生活だが、株式を積み上げていけば、最終的に多くの配当金を得られる可能性は高く、純粋な「配当金生活」ではなくても、例えば家賃だけでも配当金で支払ったりするプチ配当金生活を目指すことは可能だ。
しかし、仮に配当金生活を実現できたとしても、ある注意点を守らなければ、その夢のような生活が破綻してしまう可能性がある。
生活水準を上げると生活は崩壊するという原則
配当金や副業などで本業以外の収入を得ている人というのは、普通の人よりも多くお金を使うことが出来るのだが、そのせいで結構な支出を続けてしまう人も多い。
年収1000万円でも借金がある人がいることからも分かるように、支出が多すぎると生活というのは経済的に破綻してしまうという法則が存在している。
生活水準を上げると、家賃、食費、レジャーなどに使うお金がどんどん増えていき、最終的には「収入>支出」という経済バランスをとるための大原則が崩れ去ってしまう可能性がある。
収入より多い金額を支出し続ければ、最終的にどうなってしまうのかは、誰でも想像に易いところだ。
なので、例えば配当金生活に突入することが出来たとしても、その前段階で給与と配当金を全額使ってしまっていたならば、間違いなく経済的状況は崩壊してしまうだろう。
そのため、「収入>支出」の原則を給与で収まる範囲で余裕をもった状態に慣れ、そのまま配当金生活に突入していくことが出来なければ、その生活は破綻してしまう可能性があるだろう。
現在は誰でもプチ配当金生活にチャレンジ出来る
配当金を得るというと非常に敷居が高いと考える人も多いかもしれないが、実は最近はネットでの投資環境が整ったことにより、ある程度の資金を用意出来れば誰でも配当金を得ることが出来るようになっている。
なので、完全な配当金生活を送るということは難しいとしても、前項で記したようなプチ配当金生活を目指すことは誰にでも可能だろう。
例えば、配当利回り4%の株式を500万円分買えば、配当金が20万円入ってくることになるので、税引き後でも16万円なので、月換算で1万円以上も収入が増えることになる。
そのお金で公共料金などを支払ったりすれば、実際に手元に残るお金は増えるので、まさにプチ配当金生活が実現していることになる。
もちろん、配当金は再投資を実施して資産の最大化を目指すことが原則なので、再投資をするのが理想的だが、「配当金が入ってくる」ということが頭の中にあるだけで、日々の生活に余裕感が違ってくる。
そのため、もしも配当金に興味があるのであれば、現在の環境を利用して配当金を得ることにチャレンジしてみるのも決して悪くないといえるだろう。
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