配当金生活も人生も短い目標を設定してクリアしていくことが重要
ここ数年、自分自身が何かをしようとする時は、長期的な目標を設定して、それから短期的な目標を細分化して設定するようにしている。
そうするようにしてから、自分が「こうしたい」と思っていたことが達成される確率が明らかに高まった。
配当金生活を目指している方々の場合、将来的に暮らしに困らないくらいの配当金を得られるようになりたいとか、毎月○○円くらいの配当金が欲しいなどの目標を立てている人も多いように思う。
資産を形成していく過程においても、将来的に○○○○万円くらいの資産を築いていたい、という目標数値を自分の中で持っている人は多いのではないだろうか。
そういった目標を達成していくためには、そこにたどり着くまでの道筋をあらかじめ自分自身で見通しておく必要があるのだが、そのためにはやはり「短期的な目標を細分化して設定する」というアプローチが重要だ。
これは、別に意識高い系のことを言っているのではない。
どのような目標であってもそこにたどり着くまでには小さな分岐点がいくつもあるので、その分岐点までに無事たどり着けるような道筋を見つけておくことが、実は目標達成には最も有効だということだ。
年間10万円の配当金を得るためにはどうするのか?を考える
年間10万円の配当金を得るためには、一体どうすればいいのか?
このような目標や願望を達成するためには、やはりあらかじめ目標を細分化して設定しておくことが重要なのだが、一体それをどのように設定したらいいのかという問題がある。
それにはまず、前提条件をはっきりとさせておくことが必要だ。
・目標:年10万円の配当金
・想定利回り:安全性を考慮し2%
・必要金額:500万円
配当金を安全に月10万円確保しようとした場合、キャピタルゲインも狙える可能性が高い配当利回り2%程度のポートフォリオで運用すると、資金が500万円必要となる。
この500万円を、次は5年で貯めるという目標を立ててみる。
すると、年間100万円を貯金することが必要になるのだが、年間100万円貯金をするためには月あたり約8.3万円を貯蓄していく必要がある。
なので、ボーナスを含めて月8.3万円を着実に貯めていく計画をまずは立てる必要があるのだ。
こうして目標を細分化していくと、次は「月8.3万円貯めるために生活費を数万円節約する」など次の細分化された目標を立てることが可能だ。
こういった感じで目標を細分化してそれを達成していくことで、実は計画というのは大体上振れて達成できるケースが多い。
これは、自分が今までやったことがなかったことほどそうで、気が付くと驚くほど目標を上振れた数値を記録していることがあるのだ。
目標を細分化すると短期的な達成感と自己肯定感が得られる
人間というのは、目標を達成すると達成感を感じる生き物なのだが、これは脳内でそういった物質が分泌されることが影響している。
そして、達成感を感じると人はまたその感覚を感じたくて同じような短い目標に取り組みたくなるものなので、その結果目標が大きく上振れる可能性が高いのだ。
つまり、科学的な観点から考えても、短い目標を設定してそれをクリアしていくという方法は、長期的な目標を達成するための方法としては理に適っているのだ。
目標を細分化するということにはもう一ついい点もあって、それは、細分化された目標は長期的な目標とりも達成のイメージが湧きやすいという点だ。
例えば、年間100万円を貯めるという目標に対してイメージが湧きにくい高も、月約8.3万円を貯蓄するという目標であれば、「思い切って実家に帰って家賃を貯蓄に回す」という選択しが頭の中に思い浮かぶケースもある。
こういった感じで、人によって向き不向きはあるかもしれないが、何か達成したいことがあるという方には、短期的な目標を設定して、長期的な目標を細分化するという方法は結構おすすめだ。
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