景気後退が高配当株の配当金を激減させる可能性について
本日、日銀が追加の金融緩和策を発表したにも関わらず、日経平均は大きく下落したのだが、最近はコロナウイルによる新型肺炎によって確実に不況が訪れつつあることを、多くの人たちが肌感覚で理解し始めている。
そのため、以前までは人気があって株価が下がらなかった高配当株の株価まで下がり始めたり、毎日あり得ないくらい株価が上下したりと、景気の先行きを反映する株式市場が明らかに変調をきたしている。
実際、すでに倒産する企業も出始めてきており、コロナウイルスによる新型肺炎による経済停滞が本格化してきている。
恐らくは、コロナウイルスが流行りだした時点でこのようなことになると予測していた人は、一人もいないのではないだろうか?
しかし、実際に経済は停滞してきており、このままいくと高配当株の配当金の支払いにも影響が出てきかねない状況だ。
というのも、企業が支払う配当金は、その企業が生み出す利益の内から支払うのが普通なので、現在の停滞し始めた経済環境下では利益の額が下がり、配当金の支払いに支障をきたすケースが多くなる可能性があるからだ。
そのため、現在は高配当な利回りになっている高配当株であっても、今すぐに表面上の利回りだけ見て飛びつくのは危険だと思っておいた方がいいだろう。
本当に人の流れが途絶えつつある
日本一の観光地と言えば、多くの人たちが京都を思い浮かべると思うのだが、京都は日本の観光地として外国人たちに大人気であり、そのためいつもアジア人だけではなく、アメリカ、欧州、アフリカ大陸など、様々な地域から来た観光客たちでごった返しているのが常だ。
最近なんかは、ホテルの値段が高騰しすぎて土日だとなかなか泊まれない、というレベルにまで外国人の京都人気は過熱していた。
しかし、最近ではそんな京都ですら観光客がほとんどおらず、ホテルや旅館が悲鳴を上げているという。
超人気観光地の京都ですらそうで、ほかの観光地などはさらにひどい状況のところもあるといいう。
このままの状態が長期化してしまうと、観光業やホテル業など様々な産業に影響を与えることは目に見えていて、さらにはJRなどの巨大企業にもコロナウイルスの問題は影響を及ぼし始めている。
その原因となっているのはコロナウイルスによる新型肺炎の致死率ではなく、「人」の流れが止まってしまっているところだ。
「人」の流れが止まってしまっているため、政府がどれだけ金融緩和をやっても「お金の流れが停滞したままで、それがわかっているからこそ、市場も政府の金融緩和に反応しないのだ。
高配当株の業績にどれだけ影響が出るのかわからない
今回の新型コロナウイルスによる新型肺炎問題は、恐らく多くの企業に影響をもたらすと思うのだが、それは当然高配当株たちの業績にも暗い影を落とすことになるだろう。
自分が保有しているオリックス、それから三菱商事などの巨大企業についてもそれは当てはまり、恐らくはかなりの影響が出るのではないかと考えている。
ほかにも、海外で商売をしているグローバル企業や国内だけで商売をしている企業まで、コロナウイルスの影響は計り知れないほど広がっている。
恐らくだが、次の決算でどれくらいの影響が企業業績に出ているのか鮮明になると思うのだが、その時点でコロナが収束する気配が見えていなければ、株式市場は壊滅的な打撃を受ける可能性があると思っている。
オリックスやソフトバンク、三菱商事などの体力のある企業の株は残してあるのだが、自分は小型株については損切を実施して一応それに対して準備をした。
というのも、大型株であれ小型株であれ、株価はどっちにしても下がるのはわかっているのだが、規模が小さく体力のない企業の場合、リアルにデフォルトする可能性もないとは言い切れないからだ。
そのため、悲鳴を上げながら損切をしたわけだが、果たしてこれが吉と出るのだろうか...?
マジでメガトン級の暴落が来なければいいのだが...。いや、すでにメガトン級になってるか...。
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