「ゆきえええええええええええええええええええええええ!!」
セブンイレブンの中心あたりに設置された雑誌コーナーで、週刊プレイボーイを手に取り、久しぶりに見た川村ゆきえに興奮し、思わずそう叫んでしまった。
川村ゆきえ.. .。
今30代中盤の成年男子であれば、誰でも一度はそのグラビアを目にし、彼女のような女と付き合いたいと思ったことがあるに違いない。
褐色の豊満な肌に水着を食い込ませ、波打ち際ではしゃいでいる彼女のグラビアに、何度癒されたことか。
誰でも知っているはずだが、一応説明しておくと、川村ゆきえは日本を代表するグラビアアイドルだ。
ヤングジャンプ、ヤングマガジン、週刊フライデーに週刊プレイボーイと、あまたの雑誌の巻頭を飾ってきた彼女も、いまや32歳だ。
だけど、いまだにゆっきーはグラビアをちゃんと頑張っている。近頃のガキアイドルのように、ちょっとグラビアをやって、「卒業して女優になりまつ」、とかいった中途半端な覚悟でやってるんじゃない。そんなのと一緒にしちゃだめだ。
磯山さやかは神の領域に達しているので比べることは出来ないが、川村ゆきえも30を超えてなおグラビアを頑張っている本物中の本物なんだよ...。
頼むから、金持ちの社長と結婚して芸能界を引退するというステレオタイプなパターンにだけは陥らないでほしいと願っている。
ゆきえ...お前だけなんだよ、えげつない決算を発表したケンコーマヨネーズを月曜日には損切りしないといけない屈折したおいらの心を癒すことが出来るのは...。
大幅減益+減配というスーパーダブルコンボを受けて、月曜日から株価が激下げするのは目に見えているケンコーマヨネーズを保有しているおいらだが、もういい、明日はすべてを忘れて川村ゆきえの写真集をブックオフに買いに行こうと思う。
そうすることでしたか、この傷ついた心を癒すことは出来ないから。
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さて、おいらが店舗の中心で川村ゆきえの名前を絶叫していたセブンイレブンだが、日本人であればかなりの確率で毎日目にするのではないだろうか。
セブンイレブンが採用している出店戦略に、ドミナント戦略というものがあるのだが、とにかく特定の地域に店舗を出店しまくり、顧客をセブンイレブン中毒にしてしまうという恐ろしい戦略だ。
そのため、数百メートルごとにセブンイレブンを見かけるといった光景に遭遇することも多いのだが、あれはセブンイレブンのオーナーたちにとっては最悪な戦略らしいね。
なんせ、ようやく固定客が集まりだしたと思った矢先に別のセブンイレブンが出店してきて顧客を奪っていくのだから、事業主であるコンビニオーナーはたまったものではないからだ。
しかし、このドミナント戦略によって、胴元の企業であるセブン&アイホールディングスは莫大な利益を手にしているのだ。
最初は地方のスーパーやローカルコンビニなどを駆逐し、その次には事業オーナーが経営する同じセブンイレブンから利益を吸い上げまくるという、まさにデジタルじゃない版のアマゾンといっていいくらいの凄まじい戦略で顧客の独占化を進めてきたのだ。
いや、恐ろしいよね。
そら、たまにコンビニオーナーが怒って裁判起こしたりするわ...。
そんなえげつない商売で利益を出しまくるセブン&アイホールディングスだが、実は海外でのコンビニ事業もかなり好調だ。
今回発表した決算も好調そのもので、ケンコーマヨネーズの決算書とは真逆の内容なのだ。つまり、増収、増益、さらには増配といった、好循環のトリプルコンボなのだ。
その中でも、海外コンビニ事業の好調が目立つ。営業収益が前年比41.8%と大きく伸びているし、営業利益も8.4%伸びている。
北米のセブンイレブンは、店舗でピザを焼いたりすると何かの媒体で見たことがあるのだが、商品構成も日本のセブンとは少し違うみたいだね。
海外でもお手軽なコンビニエンスストアは人気らしいが、そんなアメリカでも頑張っているセブンイレブンに最近恐ろしいライバルが現れた。
今はまだ展開し始めたばかりだが、少しづつその規模を広げてきているアマゾンの無人コンビニであるアマゾンGOだ。
なんでも、2021年には3000店舗までその規模を拡大する計画があるという。
おいらも動画で見たことがあるが、あれってスマホさえ持っていれば、本当に完全自動で決済が終わってしまうんだよね。
あれで商品ライナップが豊富だったら、有人のコンビニは勝てないかもしれないなと思ってしまうのだが、将来的にはああいった無人コンビニがどんどん広がっていくんだろうね。
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日本企業のサインポストという会社が、無人コンビニを実現出来る技術を開発して、赤羽駅で無人コンビニが営業開始しているというニュースをブルームバーグで見た。
AIを使って顧客がどのような商品を選んだのか識別させ、電子マネーであるスイカでの決済を可能にする仕組みのようだ。
うーん...あんなのが広がってしまったら、おいらの家の近くのコンビニで働くあのナイスガイな外人がコンビニのレジ打ちの職を失ってしまうではないか。
だけど、最近のコンビニが外国人店員であふれ、日本人の若者が全くアルバイトに応募してこないことを考えると、やはりああいった無人コンビニを可能とするプラットフォーム技術は絶対に必要なんだろうね。
人手不足問題を解決するのはAIだとはよく聞くが、金融機関や小売店、それにコールセンターなどでもじわじわとそういった技術が広がっているようだ。
もしかしたら、おいらが定年を迎える頃には、AIが完全に人事権を握っている可能性だってあると思う。
案外、人間が適任だと思っている職種や役割こそ、実はAIの方が向いているということもあると思う。
人間が人事考課を下す場合、必ずその人特有のバイアスや感情が影響を及ぼすが、AIに任せればその企業が求める基準で完全に公平な判断が可能だと思うからね。
「アシタデクビデス」
画面上に映し出されたIBMのAIであるワトソン君にそう通知される日がやってくるのかもしれない。
「お前なんや...わいはIBMの株主やぞこの野郎!!」
そう叫んでも、AIであるワトソン君に一切の感情はないので、こう言うに違いない。
「5ビョウイナイ二タイシャシナイバアイ、ケイサツヲヨビマス」
...。
考えただけで最悪な気分になってきたので、おいらはこれから川村ゆきえのグラビアを見て寝ることにする。
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