サラリーマンで高収入でも貯金だけでお金持ちになるのは不可能に近い
最近、少し不思議に思ったことがあったのだが、なぜ世の中にこれだけの数のサラリーマンがいるのに、長者番付などにランキングしている人間で職業サラリーマンの人が全くいないのだろうか?
通常、分母が大きければ突出した人物が表れてくるもので、例えば日本は昔から野球人口が多いので、イチロー選手や大谷選手というメジャーでも類まれなセンスを持つ選手を輩出している。
イチロー選手や大谷選手はまさにワールドクラスで、世界でもごく一握りの層の選手しか属せないトップ層に入っている。
しかし、日本にはこれだけサラリーマンがいるにも関わらず、ワールドクラスの金持ちどころか、日本国内でも「金持ち」にカテゴライズされる人は少ない。
一体それはなぜなのだろうか?
なぜ、これだけの数のサラリーマンが日本国内にはいるのに、長者番付にはサラリーマンでない人々ばかりがランクインしているのだろうか?
サラリーマンたちは日夜本当に頑張っているし、税金も一番納めている種類の人間たちで、サラリーマンなしではこの日本という国は成り立たない。
それにも関わらず、サラリーマンたちの中には本当の大金持ちはいないのはなぜなのかだろうか?
今回は、この一見いびつに思える事実について考えていこう。
サラリーマンの給与は税金が高い
サラリーマンが金持ちになれない原因の一つとして、給与に課税される重税の問題がある。
サラリーマンの給与に課される所得税は収入が上がれば上がるほど税率が上がっていき、現在の最高税率は45%となっているので、住民税と合わせると半分以上が税金で差っ引かれる計算となる。
一方で、金持ちの主な収入源である資産から得られる不労所得については、税制上優遇されているものが多い。
また、多くの金持ちはできるだけ税金を支払いたくないので、法人を設立して税金をコントロールすることに長けている。
サラリーマンが金持ちになるために圧倒的に不利なのは、税金の問題も大きいのだが、「給与収入」の上限には限りがあるからだ。
例えば、サラリーマンとしてどれだけ優秀であっても、所属する会社によって給与額の上限は決まっている。
年収の上限が1000万円の会社で働いている場合、東大卒で超優秀であっても、年収の上限は1000万円だ。
一方で、中小企業の無能な経営者であっても、たまたま発売した商品がバカ売れしたら、年収は1億円いくかもしれないし、もしかしたら10億円行く可能性もある。
このように、「サラリーマン」というカテゴリーに属している限り、税金や年収の問題が作用して大金持ちにはなれないようになっているのだ。
サラリーマンが貯金をし続けても金持ちになれない
以上の前提で考えると、サラリーマンの状態で貯金をし続けたとしても、決して金持ちになることは出来ない。
貯金はあくまで足し算で資産を増やしていく仕組みで、定期預金を利用したとしても超低金利の影響で雀の涙ほどの利子しかつかないので、やはり足し算に近い資産形成方法になってしまう。
せっかく貰った給与から税金をガッポリ差し引かれ、さらにそこから生活費やローンを差し引き、最後に余ったお金を少しづつ貯金していったとしても、お金持ちになることは非常に難しい。
では、一体どうすればいいのかというと、結論とすると投資でお金を増やしていくというのが現実的な対処方法となる。
投資は足し算ではなく掛け算で資産を増やしていく行為なので、余った給与を少しづつ投資に回し、掛け算方式で資産を増やしていくことに成功すれば、サラリーマンでも金持ちになれる可能性はある。
世界の長者番付ランキングを見ればわかるが、金持ちは現金などほとんど持っておらず、株式を保有することで資産を増やしている人がほとんどだ。
鉄板コースは会社を創業し、その会社の株式を上場させて巨万の富を得るという方法で、Amazonの創業者であるジェフ・べゾスはこの方法で世界トップクラスの金持ちになっている。
しかし、世界NO1の投資家と言ってもいいウォーレンバフェットの場合は、すでに市場に売り出されている株式を買っていくことで大金持ちになっている。
なので、ウォーレンバフェットとまではいかないまでも、サラリーマンでも株を買っていけば金持ちになれる可能性はあると言ってもいいだろう。
前述したように、サラリーマンは税制上最も不利な条件となっており、社会の家畜的存在なのだが、資本主義社会下ではきちんと金持ちになる方法は存在している。
今後は消費税も上がることが予想されているので、我々サラリーマンに課せられる重税はさらに重くなっていくことが確実だ。
そのため、できるだけ早めに投資に着手して、少しでもいいから「お金持ち」の側に行く努力をすることは非常に重要なのではないだろうか。
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