おいっす~!!
本日、保有している優待株のすかいらーくが、昨日発表したえげつない決算のせいで売り込まれるかと思ったら、ほとんど値動きがなく少し驚いた。
何しろ、コンセンサスも会社予測も大幅に下回る内容だったので、普通であれば売り込まれるはずなのだが、すかいらーくの株主構成は個人が圧倒的に多いので、「優待があるから決算なんかどうでもいいよね」、という感じで値下がりしなかったのだろうか。
優待制度は、おいら的にはあんまりよろしくない制度だが、今回みたいな感じで株価下落のストッパーになることもあるのか...と思った次第だ。
多分、少額で持っている個人が多い株の場合、こういう効果が期待できるのではないだろうか。
なんせ、優待目的で少額で保有しているので、多少の値下がりやクソ決算では売ることは無いと思うからね。そもそも、決算書さえ見ていない個人株主も結構いるのではないだろうか。
ただ、そんなに欲しいかね、すかいらーくの優待券が...。おいら、手元に今優待カードがあるが、まだ1枚も使っていない。
まあ、一人でガストに行くのはわびしいからというのもあるが、昔よりかはマシだが、そんなにガストの飯がうまいとも思わないからね笑。
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さて、本日のお話は、あの悪名高い毎月分配型投資信託についてだ。
昔は大人気だった毎月分配型投資信託だが、毎月もらっていた分配金が実は元本を切り崩して支払っているものだったと世間に知れ渡り、さらに金融庁から「売るな」的な勧告が金融機関に対して出てからは、すっかり人気がなくなってしまっていた。
利益のために手数料の高い毎月分配型投資信託を売りまくっていた銀行などの金融機関も、さすがに金融庁のお達しにはビビッてしまったというわけだ。
その結果、毎月分配型投信で一番多かったJリート型が売れなくなり、買い手がいなくなったJリートの価格が暴落していたというお話は、以前この記事で書いた通りだ。
その後、毎月分配型投信の基準価格はどうなっているのかな?
そう思って本日基準価格をチェックしてみたのだが、なんとここ1年のトータルリターンが急上昇していた。
そしてもちろん、今でも毎月毎月分配金をせっせと支払っていた。
信託報酬は年間1%超とやはりETFより割高な報酬を取っているが、販売手数料はネット証券だと対面よりかなり安い。中には、販売手数料が無料のものもあった。
対面だと、大体買い付け金額の3.24%を販売手数料として取られるようなので、「そら銀行が売りまくるわ...」と納得がいった。
そんな毎月分配型投信だが、ここ1年の分配金込みのトータルリターンは大体10%~12%程度と、決して悪くない数字だった。
株式に期待できる平均的なリターンは6~7%らしいので、それと比べてもなかなか優秀な数字を叩き出していたのだ。
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あれ...毎月分配型投信って、投資家に損をさせまくる恐ろしい逆リターン発生装置じゃなかったの?
一瞬そう思ったのだが、よくよく考えるとこれは当然のことで、Jリートの指数が最近上昇傾向にあるため、結果としてJリートを詰め込んだ毎月分配型投信の基準価格が上昇していたのだ。
東証に上場している東証リート指数連動型上場投信(証券コード:1343)というETFがあるのだが、そのチャートを少し見てみよう。
<Yahooファイナンスより>
このETFは、東証に上場するリート指数に連動した値動きをするように設計されているのだが、ここ1年その価格はゆっくりと上昇している。上昇幅でいえば、およそ10%程度だろうか。
要するに、値下がりしまくっていたJリートにようやくポツポツ買い手がついてきて、その結果指数全体が押し上げられていたのだ。
このETFの信託報酬は0.32%で、今年の実績を基にした配当利回りは約3.4%ほどだ。現在のリートの平均利回りは約4%超なので、それよりかは利回りが下がることになる。
なぜかというと、組み入れの上位銘柄に分配金利回りの低い銘柄が多いからだ。分配金よりも利益を不動産買付の資金に回し、資産成長を目指す方針の大型リートなんかだね。
分配金利回りの高いリートというのは、時価総額の小さなリートが多い。そして、保有している物件は小型や中型のビルや、マンション、特殊施設などの場合が多い。
買収される危険性や、不動産価格の上昇などを考慮すれば、大型のリートに軍配が上がるが、おいらは小型の配当利回りの高いJリートの方が好きだ。
理由は、最近の好業績や不動産価格の上昇などにより、分配金利回りがどんどん上昇しているし、そういった銘柄は株のPBRに該当するNAV倍率が低い。それに併せて有利子負債の比率が低ければなおいい、というのがおいらがリートを選ぶときの基準だ。
有利子負債の額が低ければ、金利が上昇する場面でもある程度の耐性がありそうだし、リートの場合は株よりも純資産倍率が重視されそうだからというのがその理由だ。そしてもちろん、分配金利回りが上昇していくのにこしたことはない。
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ところで、ウォーレンバフェットも認める投資の世界で唯一といってもいい最適解とされている、S&P500連動型のETFはこの1年どうだったんだろうか?
代表的なバンガード社のETFであるVOOのチャートを見てみれば分かるが、今年1年のリターンはマイナスに落ち込んでいる。
ということは、あの悪名高い毎月分配型投信のパフォーマンスが、世界最強のインデックス指数に勝っていたことになる。
だからといって、毎月分配型投信がS&P500連動型ETFに勝る投資商品というわけではない。
質の面、過去の実績からも、間違いなくS&P500連動型ETFは最高の投資商品で、毎月分配型投信など足元にも及ばないくらいの優良商品だ。
ただ、ここ1年のパフォーマンスを見ると、最良の投資商品でも、投資するタイミングによれば最悪な投資商品にパフォーマンスで劣る場合もあるということがよく分かる。
以前、超凄腕のファンドマネジャーである塚口直史さんという方が書かれた、個人投資家向けのポートフォリオが書かれた本を読んだことがある。
そのポートフォリオは、個別株ではなくETFや投信、債券で構成されていて、その中にリート型のETFか投信も入っていたと記憶している。
米国株にどっぷりと浸かっているとS&P500指数連動型ETFの一択が最良の選択に感じる場合が多いと思うし、実際にはその通りなのかもしれないが、プロのファンドマネジャーからみると、ポートフォリオに値動きの違う資産を組み入れるとういうことは結構重要なのかもしれない。
レイ・ダリオという世界的に超有名なファンドマネジャーが考案した、全天候型ポートフォリオ、つまりどんな場面でもオールマイティなポートフォリオには、債券はもちろん、ゴールドなんかも少ない割合で入っていたような気がする。
あくまでもメインの資産が成長していくという前提で、悪いときは別の資産がそれをカバーしてくれ、メイン資産の次の成長段階で全体の資産総額が大きく伸びていく...。
恐らく、理想のポートフォリオとはそんな感じなんだろうね。
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最近、日本株やJリートのことしか書いていないので、おいらが米国株に興味がないのではないかと思っている方もいらっしゃるかもしれない。
しかし、それは違う...。
もうね、最近、毎日、毎日、頭がおかしくなるくらい米国株の値動きを見つめている。
アップル、BTI、エクソンモービル、コカ・コーラ、AT&T、トラベラーズなどなど、それら米国株の値動きやバリュエーション、配当利回りなんかを見ているのだが、これがマジで止まらなくて睡眠不足に陥っている。
値動きから見て、ブルームバーグやロイターなんかのニュース、そしてまた値動きを見る...止まらんね、これは。
おいらは、外国株に投資する場合は買う時の為替水準が結構大切なのではないかと思っている。
以前にも書いたが、おいらの中では1ドル110円を切るくらいの水準が、今現在有利に外国株へ投資できるボーダーラインではないかと考えている。
今年米国株を買ったのも、その為替水準のときだけだ。
その結果、買値よりも株価が下がっているのに、円建てだとプラスを保つという不思議な現象を体感しているところだ。
ただ、為替は関係ないという先輩方も結構たくさんいらっしゃるので、実際はこの考え方は間違っている可能性もあるけどね。
まあ、そんな感じで外国株の方も追加投資するタイミングを見計らっているので、投資が完了したらこのブログで書こうと思っている次第だ。
誰も興味はないかもしれないけどね笑。
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