お金を増やす方法と聞くと、多くの人が労働者として受け取る給与の中から貯蓄をすることが重要だと考えるが、それは半分正解で半分間違いだと言っていい。
というのも、いわゆる富裕層といった人々を見ると分かるが、彼らの多くは労働収入ではなく資産が生み出すお金、つまりは「お金が生み出すお金」を受け取っているケースが多い。
労働者として貰う給与所得の場合、自分自身の肉体や精神を摩耗させながら得ているケースが多いのだが、富裕層たちが受け取っている「お金が生み出すお金」についてはノンストレスで得ることが出来る収入だと言っていい。
しかも、「お金が生み出すお金」は時間が経過すれば経過するほど、その額が加速度的に増えていくケースが多い。
というのも、「複利」という人類史上最大の発明だと言われている資産増幅装置の力が働くからだ。
例えば、年利5％の運用益と聞くと少ないように感じるかもしれないが、これを10年続けると1.6倍、20年続けるとなんと2.6倍に元本が膨れ上がるのだ。
そのため、巨大な資産を持つ富裕層たちは益々その資産規模を巨大化させていくのだ。
このように素晴らしい複利の魔法を、現代日本では工夫次第で誰でも利用できるようになっている。
最近、個人投資家だけではなく、従来型の金融機関までもが子会社を使って提供を開始する動きがあるクラウドファンディングは、通常の定期預金の利率が0.001％なのに対して、なんとその100～1000倍もの利回りを提供している。
というのも、クラウドファンディングは以前までは銀行等の金融機関の専売特許だった融資を個人単位で行えるようにしたサービスで、投資家は貸し倒れというリスクを負う代わりに高い利回りを得ることが出来るからだ。
個人投資家にクラウドファンディングが人気があるのは、株やFXのように値動きを気にする必要がなく、「ほったらかし投資」で利益を得ることが出来るからだ。
年間1.5～10％程度の利回りでコツコツと資産を増加させるという投資スタイルは、堅実好みな日本人の気性とも非常に相性がいい。
そのためクラウドファンディングサービスは人気があるのだが、信頼性がある業者のファンドは最近人気がありすぎてすぐに募集上限額に達してしまい、「投資したくても投資が出来ない状態」になってしまっている。
コツコツ投資で有名な超人気サービスであるFunds、不動産を担保にした堅実なファンドを提供するOwnersBook、高利回りな太陽光発電関連ファンドを提供するクラウドバンク。
実際に登録してこれらのHPを見れば分かると思うが、募集をかけたファンドが一瞬で上限額に達してしまうということが非常に多い。
なので、クラウドファンディングに興味があるのであれば、これらのサービスに複数登録してリスク分散をしたうえで、自分自身が「これは投資をしたい」、と思ったファンドに投資が出来る状態にしておくことが重要だ。
焦って投資をしても上手くいかないことが多いので、複数の業者できちんとファンドを比較吟味出来る状態を作っておき、「これは！」と思ったファンドが登場した時点で投資をした方が、結果的に上手くいく可能性が高いからね。
せっかく投資をしたいファンドが現れたのに「タイミングを逃して投資出来ない」、という悲劇は避けたいところなので、興味がある方は無料口座だけでも開設しておいた方がいいんだろうね。
実際に登録をして、どのようなファンドがあるのかを実際に見ておくのも悪くはないだろうからね。
