スポンサーリンク

米国株投資を始める際の注意点

どーも、休日はロイター漬けのかぶまくらです!

今回は、おいらが実際に米国株投資を始めてみて感じたことをつらつらと書いていこうと思います。

米国株投資に興味はあるけどまだスタートはしていない、投資に興味はあるけどまだよくわからないので手を出せていない、という方々の参考になればと思います。

さて、まずおいらが初めて米国株を買ったのは、今年の3月です。前々から興味はあったのですが、2017年はずーっと上昇しっぱなしだったので手を出せませんでした。

しかし、2月に米国の長期金利が上がったため株価が大きく下落しました。特に高配当株の下落が著しかったので、鉄板のシーゲル銘柄であるエクソンモービルを買ってみました。その次にこれは米国株でありませんが、ADR銘柄のチャイナモバイルを買いました。

実際に買ってみた感想を以下に羅列していきます。

■米国株投資を始めるのは驚くほど簡単

まず知っていただきたいのが、米国株投資を始めるのは驚くほど簡単だということです。用意するものはマイナンバーカード、免許証(身分証明書)、スマホ、これだけです。

SBI証券でも楽天証券でも口座開設の申し込みはスマホで住所や名前を入力し、免許やマイナンバーカードをUPするだけなので10分以内で完了します。

そして1万円を口座に振り込めばすぐに米国株デビュー出来ます。米国株は1株から買える銘柄も非常に多いので1万円あればある程度選んですぐに買えます。日本株だと100株単位でしか買えないので、最低でも10万円程度は必要です。

この辺が投資先進国のアメリカと投資後進国日本の違いですね。少額資金からでも個別株が買えるということは、それだけ投資の入り口が広いということです。日本も最近は様々なサービスが出てきましたが、まだまだ投資は金持ちだけのものというイメージが強い気がします。

■米国株は英語が出来ないと情報が取りにくい

これは当たり前のことなんですが、英語がある程度出来ないと米国企業のHPなどを見てもあまり情報を得ることが出来ません。決算書も数字の部分はある程度見れますが、細かいところは英語処理能力のある脳を持った方でないと厳しいと思います。グーグル翻訳である程度までは対応出来ますが、結構時間がかかってしまいます。

なので、買う銘柄は誰もが知っている銘柄(アップル、Amazonなど)やブロガーの方が持っている銘柄、ロイターやブルームバーグで決算内容を記事にされている銘柄にしておくのが無難だと思います。

B&Gフーズという謎の食品会社の配当利回りが8%を超えていたので買おうと思いましたが、HPを見てもさっぱり意味が分からなかったのでやめておきました。色々なサイトをしらべても、あまり詳しい情報を手に入れることが出来なかったからです。

結果的に今10%ほど上昇するという悲劇が起きましたが、仕方ないと思っています。訳もわからず買って大損すると大後悔ですからね...。

■手数料が日本株より高い

細かい話ですが、気にする方は結構気になるのではないかと思いますので一応書いておきます。日本株を売買する際の手数料は大体100~200程度ですが、米国株の場合は昔より安くなったとはいえ500円~2000円程度は取られます。

100回取引したら50,000円~200,000円なので一応覚えておいたほうがいいですよね。

■為替の影響を結構受ける。

米国株を始めて一番戸惑うのがこれじゃないでしょうか。米国株はドル建ての資産なので、ドル高になれば日本円での価値が上がり、円高になれば日本円での価値は下がります。

なので、株価が下がっていてもドル高であれば意外に下がっていなかったり、ドル安であれば株価は上昇しいるのに円建ての価値は上がっていないという現象が起きます。

みなさんご存知の方も多いですが、一応為替の仕組みについて説明をすると、例えばアメリカの金利が上がればドルを保有したいという投資家が増えてきます。そのため、円を売ってドルを買うという行動に走るため、為替相場で人気の出てきたドルの価値が上がりドル高となります。

為替は相対取引なので、ある通貨が欲しいという人が増えれば増えるほどその通貨の価値は上がります。例えば、3月は企業の決算月ですので円を必要とする日本企業が増えます。そのため、円が買われてドルが売られるという現象が起き、結果として円高になりやすいのです。

日本株でもトヨタなどの輸出企業に投資していれば為替の影響をもろに受けますが、米国株だと通貨ごと価値が下がるのでその影響をより一層実感しやすいのではないかと思います。

■2重で税金を取られてしまう

これは結構大きな問題だと思います。米国株で配当金を受け取ると現地で10%課税され、その課税された後の額にさらに日本国内で20.315%が課税されます。

ごっちゃになっている方も多いようですが、譲渡益は米国国内で課税されませんので、日本国内で20.315%が課税されるだけです。これはうれしいですね。

以上が、おいらが米国株デビューをして感じたことです。

税制面など少し勝手は違いますが、為替の部分を除ければ日本株を売買するのと全く違いはありません。むしろROEや配当利回りの指標だけみれば日本株をはるかに上回る株がかなり多いので、英語の壁をクリアすればこっちの方が断然いいのでは?とも思います。

おいらも勉強しながらコツコツとやっていこうと思うので、興味のある方はまずは1株買ってみるのもいいかもしれませんね。

1~2回飲みを我慢すればコカ・コーラなんかの優良株もすぐに買えますので。

株で夢をかなえよう

1日1クリックいただけると非常にうれしいです!

にほんブログ村


サラリーマン投資家ランキング

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ