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武田薬品工業の株価がナイアガラ状態に!

おいっす!!かぶまくらです。

さて、先日大型買収を成立させた武田薬品工業がの株価がこの数か月でナイアガラの滝のごとく暴落しまくっています。

チャート画像

理由は、アイルランドの製薬会社であるシャイアーを買収するために多額の資金が必要となり、財務が相当悪化することが見込まれているからです。

せっかく4,000円前半から6,000円にまで株価が回復したのに、株主としたら悲惨な状況となっています。

武田薬品の社長は外国人なので、事業を拡大させるためには規模を拡大させるしかない、ということで約4兆円という巨額の買収を成立させてしまったのでしょう。

この買収が成功するのかどうかは数年後になってみないとわからないと思うが、武田薬品は世界規模でみてもそこそこ巨大な製薬会社なので、今さら参天製薬のように専門性に特化した会社に方向転換するわけにはいかず、規模を広げてメルクやファイザーのようなメガファーマを目指すしかないでしょう。

しかし、シャイアー自体は結構専門分野に特化していて、かなりいい企業なのは間違いないようだ。支払う金額が巨額すぎるという問題はあるが、今回の買収自体はそんなに悪い投資ではないような気もするが、全く専門家ではないおいらには正確は分かりません。

ただ、もしも今回借金をすることによって減配が実施されれば、株価は目も当てられないようなことになるのは確実だろう。武田薬品は高配当で有名な日本株だったので、高配当でなくなれば売る人が続出するのは目に見えています。

ゼネラルエレクトリックも、減配を発表してからの株価の下げ具合が結構えぐかったので、武田薬品の株価もそうなればエグい下げ方をするでしょう。

現在武田薬品の配当利回りは4.1%と日本株の中でも相当高い部類に入っています。配当利回りだけを見ると買ってしまいたくなるが、まだまだ下げそうな雰囲気ムンムンなので、大量買いは避けたほうがいいでしょう。

それにしても株価というのは訳がわからないし、決して予測出来るものではないな、とつくづく思います。武田薬品の株価が6,000円を超えた時点でこうなることを誰が予測できでしょうか。

どれだけファンダメンタルズやチャートを分析していたとしても、企業は人間の集合体なので完全に予測外の動きをすることがあります。だって、まさか時価総額で自社を上回る企業を武田薬品が買収するだなんて、普通は誰も予測できないですからね。

個別株株投資をしている限り、こういった突然のリスクはたとえ市場が好調でも起こり得る可能性があると認識しておく必要があるな、と思った次第でした。

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