おはようございます!
昨晩のNY市場は+332.36ドルで引けました。バフェット氏がアップル株を買い増ししたことが市場平均を押し上げたようです。
さて、世界NO1投資家であるウォーレンバフェット氏率いるバークシャーハザウェイはアップル株をすでに1億7000万株を保有していますが、追加で7500万株を取得したと報道されています。
これ、なんとなく1980年代から1990年代にかけて全く割安ではないコカ・コーラを買いまくっていた時と似ているような気がします。
コカ・コーラを買いまくっていた当時、バフェット氏は「素晴らしい企業を適正な価格で買う」というルールに基づいてやや割高ではあるが素晴らしいグロース株だったコカ・コーラを買い増しし続けていました。そして今やバフェット氏の買値から13倍ほどまで上昇しています。
IBMで失敗したとはいえ、バフェットの眼力というのは相当なものです。そうでなければあれほどの成果を残すことは出来ないでしょう。アップルへの投資を最初に提案したのはバークシャーの他のポートフォリオマネジャーらしいですが、最終的な決断はバフェット本人がしていると考えられます。
たしかにアップルとコカ・コーラは次の2点でよく似ている企業だと思います。
★圧倒的なブランド力を備えていて、なおかつ人々の生活に溶け込んでいる。
両社ともにすでに全世界の人々の生活に溶け込んでいます。様々な国々の人々がiPhoneを毎日使い、コカ・コーラ社のドリンクを飲んでいます。ということは、もはや日常必需品レベルにまで人々に浸透しているということです。
★定期的に消費をする必要がある。
iPhoneやマックを買うと人々は新しい機種が出るたびに定期的に購入します。なぜなら他の機種とは入っているOSが違うからです。
他の機種はほとんどがGoogleのアンドロイドが入っていますが、iPhoneのOSはアップルのiOSです。おいらはどちらも使ったことがあるのですが、やはりやや使い勝手が違います。人は日常生活では手に慣れたものを使いたがるので、iPhoneを使っている人はやはり同じOSが入っている新しいiPhoneに乗り換えるケースがほとんどでしょう。
コカ・コーラも同じで、一度コカ・コーラを飲むとペプシを定期的に飲む人はかなり少ないと思います。それにポカリよりもアクエリを選んでしまいますよね。
両社とも製品を定期的に購入させるという店では相当な力を持っています。
バフェットがアップルに追加投資した理由は、恐らくこれからも人々はiPhoneを買い続け、それに付随する決済サービスやその他のサービスを使い続けることを見込んだからでしょう。要するにアップルは完全な消費者独占型の企業だと見込んだのだと思います。
最近、バフェット指数が上昇しているから相場に加熱感が漂っているなどと指摘されていましたが当の本人が投資してるんですから環境的には全然問題ないのかもしれませんね。
それにアップルは大量の現金を内部留保しているので、これからどんどん株主に還元していくことが期待できます。だからこれから何年かで株価が上昇すれば、最終的には配当利回りも相当な割合に達する可能性がありますね。
さて、ダボハゼ投資家のおいらとしてはもちろんアップル株を買いまくろうと思っております。なんといってもバフェットという最強の後ろ盾が出来ましたので怖いものなどありません。
「BUYや!!BUYなんやで!!」
そう雄たけびをあげながら証券口座を開いて注文ボタンをクリックしたいと思います。世界最強クラスの頭脳を持つバフェットの決断であれば、チワワのように後追いしても全然不安ではありません!
実際、アップルには消費者独占型企業の要件が全て備わっているのでかなり安心な投資先なのではないかと考えております。
しかし、1点だけ忘れてはいけないことがあります。
それはバフェットもIBMの投資では失敗しているということです。あのとき雄たけびを上げてIBMに集中投資をしていたら今頃悲惨なことになっていたはずです。だから、もしもアップルを買うとしてもやはり分散投資でポートフォリオの一部として加える程度にした方がいいと、おいらは考えております。
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