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【配当金生活】古代人はすでに自然から不労所得である配当金を受取っていた

古代人はすでに自然から不労所得である配当金を受取っていた

日本のサラリーマンは不労所得である配当金で生活をする、いわゆる配当金生活に強い憧れを抱いているケースが非常に多いのだが、その理由はその労働の過酷さにある。

日本のサラリーマンの過酷さは、これだけ政府が自粛を要請している現状にあって、コロナウイルスが蔓延している首都圏の電車に乗って出勤をする人がいまだに後を絶たないことからもよく分かるだろう。

日本のサラリーマンたちは、朝は満員電車に乗り、昼はストレスまみれで労働に従事して、そしてボロボロになって自宅に帰るという生活をひたすら繰り返すことで給与という所得を得ることが出来る。

そして、その給与所得に依存しているからこそ、日本の労働者たちはこの凄まじい労働環境から抜け出すことが出来ないのだ。

日本人たちがこれだけ過酷な労働に従事するようになったのは、恐らく農耕が始まった時で、そこから集団で作業をして作物を作る、という日本のサラリーマン的な働き方がスタートしたのだ。

現代日本のサラリーマンの働き方については下記の通り、相当劣悪な環境で耐えているサラリーマンも多い。

働きたくもないのに畑にいき、思い鍬や鋤なんかを息も絶え絶えにふるっていたご先祖様たちのことを考えると涙が溢れそうになるのだが、それ以前の古代においては、場所によっては不労所得的なもので生活をする人たちが存在していた。

そう、古代においては自然から配当金と同等のものを得て暮らしている人々が存在していたのだ。

トール・ヘイエルダールの新婚生活と配当金

ところで、みなさんはトール・ヘイエルダールという人類学者を知っているだろうか?

この人は、世界的に超有名だった冒険者で、1940年代に「コンティキ号」というバルサ製の筏で、ペルーからイースター島までの約8000kmもの航海に挑戦したことで有名で、その冒険を著書にした「コンティキ号漂流記」は世界中で2000万部を超える超絶ベストセラーになっている。

その前書として書かれている「ファツ・ヒバ・楽園を求めて」という本があるのだが、この本ではトールヘイエルダールが新婚の奥さんと一緒に、ファツ・ヒバ島という南海に浮かぶ島で生活した記録が書かれている。

この島の住民たちは当時、文明とは隔離された原始時代のような生活をまだ維持していて、その島民たちとの交流が描かれているのだが、印象的だったのはその生活様式だ。

彼らは「パンの実」という植物の実などの植物の実やフルーツなど、自然から与えられる恵を得ることで生活をしており、それらを得るためにサラリーマンのようにスーツを着て出勤したりなどは一切していない。

トールヘイエルダールも彼らに倣い、自然からの恵みによって生活をしているのだが、それはまさに配当金生活に近い生活だと言っていい。

何もしなくてもフルーツが獲れたり、植物の実が与えられる南国の一部の地域においては、古代においてもすでに配当金生活が成立していたのだ。

配当金というと、現代では貨幣のことを指すが、貨幣の機能とは「物」や「サービス」と交換することだ。

古代の豊かな地域においては、その当時最も重要な商品であった「食物」が自動的に自然から与えられるシステムが完成していたため、むろんのこと、水を汲んだりなどの労働はしなくてはいけないのだが、半配当金生活のような生活が完成していたケースもあっただろう。

お金の形は変化し続けている

今現代社会を生きている人の多くは、「お金」というと1万円札に代表される紙の媒体や10円玉などの硬貨を想像する人が多いのだが、それはあくまで媒体であって、お金そのものではない。

「お金」とは、前述したように商品やサービスと交換する「手段」なのであって、紙幣や硬貨はたまたま政府の信用力というバックボーンがあって成立している現代の通貨に過ぎないのだ。

お金の価値については、この記事でも書いているが、その実体は儚いものなのだ。

例えば、中世においては生姜は非常に効果な薬として重宝されており、その栽培方法が確立されるまでは、羊一匹と生姜1個が交換されていたケースもあったという。

生姜の機能は体を温めたり、殺菌をしたり、免疫力を高めたり、といったものだが、その「機能」が物と交換できる手段になっていたのだ。

これは非常に興味深いところで、お金というのはそのバックボーンとなる機能があれば成立するものだという理解もできる。

例えば、ビットコインなどに代表される仮想通貨などは、ブロックチェーンやウォレットといったその存在を作り上げている「機能」自体が価値となっている。

今後、新型コロナショックによって国家のデフォルトが連発されたりすれば、「お金」というものの存在の仕方が少し変わるかもしれないね。

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