スポンサーリンク

【高配当株】高配当なJリート関連会社を投資ファンドが売却【配当金】

高配当なJリート関連会社を投資ファンドが売却

高配当な銘柄といえば、日本の株式市場ではJTやキヤノンなどの高配当株を思い浮かべる人が多いかもしれないが、Jリートもなかなか高配当なものが多く、インカムゲインを好む投資家たちからは人気がある。

そんなJリートだが、直近では値上がりが続いており、徐々に配当利回りも下落して投資妙味は以前よりも低くなっている。

自分が保有しているまったく人気の無かったトーセイリート投資法人でさえ、購入時から25%以上も上昇しているので、いかにJリート全体の価格が底上げされているかというのがよく分かる。

ブルームバーグによれば、米国の投資ファンドであるベインキャピタルが、大江戸投資温泉グループを売却するらしいが、その影響か大江戸温泉リート投資法人の価格が上昇している。

ベイングループは、以前すかいらーくHDの大株主だった投資ファンドで、その筋ではかなり有名なファンドだ。

入札にはソフトバンクGなどが入札に参加しているという。

最近は、機関投資家のJリート物色が活発になっており、今後もその傾向は続くと思うのだが、機関投資家が参加してきている影響か、最近のJリートは日経平均の下げやNYダウの下げとの相関性が低くなっている。

つまり、Jリートを保有するとある程度のリスク分散が実現するような状態になっているのだ。

外国人観光客減の影響がJリートにどのように作用するのか

最近、中国経済の減速や、韓国と日本の争いなどにより、日本のインバウンド収益のメインとなっていた二国からの観光客がどんどん減っている。

日本は今国策としてインバウンド観光客の取り込みをやっているが、8月は約2%程度の減少になっているようだ。韓国からの観光客の減少幅が非常に大きいようだね...。

その影響なのかは不明だが、自分が保有しているいちごホテルリート投資法人の業績は前年比で悪化傾向にある。

今や日本の景気はインバウンドに左右されると言ってもいいほど、収益の割合としてはインバウンドに頼る率が高くなってきている。

なので、ホテル系のリートについては今後インバウンド客が減少するようであれば、全体的に業績が悪化していく可能性もあるかもしれないね。

また、中国人は日本の不動産をかなり買っているので、中国国内の景気の悪化が進行してしまうと、不動産が売られる可能性もあるかもしれない。

そのあたりの影響は未知数だが、中国と韓国の状況はある程度Jリートに影響を与える可能性はあるかもしれないと考えている。

今後不動産価格は下落するのか

現在、日本の金融政策は緩和策を継続する方向なので、引き続きJリートには有利な環境が続くことになる。

一方で、日本の不動産価格は収益用不動産も含めてかなり価格が高騰している。

Jリートへ投資する際には、出来るだけ不動産価格が下落している場面か、不動産価格は高いがJリートの価格は下落している状況が有利だと思うのだが、今はおそらくどちらにも当てはまらないような気がする。

もちろん、Jリートの価格がここからさらに上昇してくれた場合は今投資するのが有利だと言えるが、割安感という面では徐々に薄まってきている気がする。

まあ、まだまだ割安なものはあるのだが、間違いなく保有する資産価格に対する割安さという面だと割安感は薄まっているだろう。

日本は今金余り状態になっているので、今すぐに不動産価格が下がるということはないと思うのだが、チャンスがあればJリートを再び追加したいんだけどね。

ただ、上がっているものはいつかは下落する、というのが相場なので、気長に待ち変えてよいタイミングがあれば再度Jリートへ投資したいと考えている。

・高配当株に関する関連記事

株で夢をかなえよう

※パグが好きな方は、下記のボタンを猛プッシュしてほしい!!配当金が好きな方も猛プッシュを頼む!!それ以外の方は、押さなくてもいい。


にほんブログ村

サラリーマン投資家ランキング

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ