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配当金生活を成立させるための法則を配当利回り5%の株から考える

は~い、こんにちは!!

本日も11:00に起床した、お正月気分が全く抜けないかぶまくらだ!!

もうね...抜けないんだよね、あのだらけた生活リズムが。早く頭を通常モードに切り替えないといけないのだが、なかなかそうもいかない。

やはり、人間の脳というのは一度覚えた楽にすがりつきたがるので、長期間楽な状態を満喫すると後に響いてしまうね。

しかし、もしもなんだが、仮においらが株の配当金や債券の利子によって生活していたとすると、そもそも働く必要がないんだから、あの楽な状態を永久に味わうことが出来る。

そう考えると、やはり配当金生活というものに憧れてしまう。

毎日朝11:00頃に起床し、お昼ご飯を食べてから公園に散歩に行き、ハトたちにヤマザキパンをちぎって食べさせてあげ、そして夕方ころにお家に帰って発泡酒で乾杯する。

恐らく、おいらが現状で配当金生活をするとそんな感じになると思うのだが、その場合、夕方頃に町内会のおばちゃんが家を訪ねてきてこう言うに違いない。

「てめえ、ハトに餌やるなって言ってるだろうが!!」

「やかましい、ばばあ!!」

多分、こんな感じになってしまうと思うので、エネルギーの有り余っているおいらにはまだ配当金生活は早いのかもしれない。

ハトさんに餌をあげるだけでは、まだ満足ができないんだよ...。

さて、今手元に1冊の写真集があるのだが、皆さんはフェリーチェ・ベアトという写真家をご存じだろうか?

フェリーチェ・ベアトは、1800年代中盤~後半にかけてアジア各地を回り、その国々に生きる人々や風土を写真に収めて回った写真家で、彼の残した写真はその当時の実際の風景や、人々の生活感などを知るための資料として、非常に重要な役割を果たしている。

ベアトは、日本が大好きで、幕末の頃の日本を写真に収めているのだが、その写真集が今、おいらの手元にある。

戦争で焼失してしまった江戸城や、木造の永代橋、それから侍に代表されるその当時の人々。

ベアトが写真に収めたその頃の日本を見ると、確かに時代劇の中に登場するような光景が広がっているのだ。

日本製のカメラが初めて登場したのが1900年代初頭なので、このころの日本人たちは恐らくカメラというものを見たことが無かったはずだ。

なので、撮影されたのち、現像した写真を見せられたなら、腰を抜かすほどびっくりしたに違いない。

中には、「魂を抜き取られる!!」と本気で怯えていた人もいたそうだからね。

そんなカメラだが、前述の通り1900年代に現コニカミノルタから初号機が誕生すると、様々なメーカーから次々と新しいものが登場し、今では日本製カメラは世界でもNO1の性能を誇っていると言われるほどに進化した。

そんなカメラ産業だが、東京の有楽町で街角アンケートを行い、100人のサラリーマンに「カメラ産業は成長産業だと思いますか?」と質問をしたとしよう。

その場合、恐らくなんだが「YES」と答える人はかなりの少数派で、ほとんどの人が「NO」と答えるのではないだろうか。

なぜなら、カメラはすでに世界中に行き渡っており、最近ではスマホにカメラ機能が搭載されているため、わざわざカメラを買うのは趣味でカメラを撮る人間に限られているような状況だからだ。

そして、スマホに搭載されるカメラの精度は、機種が更新されるたびに上がっていき、中にはデジタルカメラを超える画質の画像を撮影することが可能な機種も登場している。

そのため、今後カメラがどんどん売れていき、カメラメーカーが売り上げを大幅に伸ばしていくことは想像しがたいと考える人がほとんどだろう。

つまり、カメラ産業自体は全体でみると市場が縮小していく可能性が高いと考えるのが自然なのではないだろうか。

そんなカメラ産業に属する企業で、高配当で有名な日本企業と言えば、何と言ってもキヤノンだろう。

世界NO1のカメラメーカーといえば、大体の場合はキヤノンとニコンという日本の2大メーカーの名前が挙がるのではないだろうか。

その品質、堅牢さ、そして画像の美しさ、どれをとってもこの2社の製品は世界中から高い評価を受けている。

訪日外国人の方々が首にぶら下げている一眼レフのデジカメを見てみるとよくわかると思うのだが、ほとんどがキヤノン製かニコン製だ。

この2社の製品は品質面では甲乙つけがたいというのが世間の評価だが、ニコン製は戦場でそのタフさを発揮したという歴史があるため、堅牢性ではそういったイメージも相まってニコン製に軍配を上げる人もいると聞く。

ただ、恐らくなんだが、今の製造技術で作られている2社の製品はタフさや画質においてはそこまで差はなく、どちらを選ぶのかは個人の好みといったところなのではないだろうか。

一方で、高配当株投資家がニコンかキヤノンどちらを選ぶかと言うと、大体の場合はキヤノンを選ぶ投資家の方が多いのではないだろうか。

ニコンの配当利回りは3.6%程度だが、キヤノンの場合は5%を超えているので、高配当株を選好する投資家は配当利回りの高いキヤノンを選ぶだろう。

キヤノンは高配当なだけではなく、配当の安定度でもニコンを上回っているので、配当の継続性という面からもキヤノンの方に軍配が上がると思うからね。

キヤノンの優秀な点は、現在のメインとなっている複写機事業、カメラ事業が今後衰退していくことを先読みし、メディカル機器や監視カメラ等の新しい事業に先行投資をして成功している点だ。

特に、メディカル機器については、東芝が保有していた虎の子の東芝メディカルを手中に収めている。

東芝メディカル(現キヤノンメディカル)は、MRI等の今後需要が加速していくだろう医療機器を製造しているので、今後は複写機やカメラ機の減収を補うメイン事業へと成長できるだけのポテンシャルを秘めており、実際にその売上高は年々増加している。

つまり、キヤノンは変化を続ける事業環境に対応できるだけの企業で、ただのカメラメーカーではないのだ。

そのため、配当金の継続性についても、ある程度期待ができるというわけだ。

配当金生活を成立させるための一番重要な要素として、第一に考えられるのは配当の継続性ではないだろうか。

というのも、配当金生活というのは通常1年単位のスパンで考えるものではなく、通常は数十年単位で考えるべきものなので、いくら目先の配当利回りが高かったとしても、その支払いが途中で途絶えてしまえば意味がなくなってしまうからだ。

米国株個別株に興味のある方や、実際にやっていらっしゃる方ならご存知だと思うが、最近暴落していたゼネラル・エレクトリックの例を見ても分かる通り、高配当株が減配を行ったときの株価の下落具合というのは半端じゃない。

GEの場合、それまでは5%程度の配当金を支払うとアナウンスしていたが、いきなり大幅減配を発表してしまったため、株がえげつないほど下落してしまった。

一時は20ドル超あった株価が、1年程度で8ドルになってしまい、その価値は高速で半分以下まで減少してしまったのだ。

おいらも高配当株は好きなので、いくつか銘柄は保有しているが(というか、現在はほとんど高配当株を保有)、5%の配当を期待して買った株が50%も下落してしまったら、そもそも投資をした意味が失われるどころか、ショックで夜中におしっこをちびって目が覚めてしまうだろう。

ましてや、配当金生活を仮定した場合、収入は配当金だけに限られてくるので、その配当金を稼いでくれる元本が毀損されてしまっては、死活問題に発展してしまう可能性がある。

そのため、1銘柄が減配を発表して株価が暴落してもダメージが少ないように、徹底的に銘柄を分散させておく必要がある。

そして、できるだけ種類の違う金融商品を混ぜるようにしておく。例えば、債券ETFやREITなどへの投資だ。

時価総額が大きくて流動性があり、配当利回りが3~5%程度のETFいくつか集めて50%くらいの比率にし、あとは配当の継続性が見込める高配当株をできるだけ分散投資をして50%くらいの割合にする。

余裕があれば、現在は配当利回りが2%程度だが、将来的に高配当株化しそうな銘柄を混ぜておくだろうね。

仮においらの手元に7000万円程度があったとして、本格的に配当金生活を送るとすればそんな感じのポートフォリオにするだろう。

7000万円と仮定したのは、全体の利回りが4%程度あれば、税金を差し引いても200万円以上が手元に残るので、まあ、生活はなんとかできるだろうからね。

もちろん、7000万円もの資金はないので不可能なんだが笑。

ただ、それでもおいらの場合は安心できないので、配当金生活が可能な状態になったとしても、多分ブログなんかを使ったネットビジネスである程度の収入は確保しようとするんだろうね。

株式投資を実践されている方には、一度は配当金生活に憧れを持ったことのある方が多いのではないだろうか。

最近のFIREムーブメントを見ても分かるように、現在は少ない収入であっても工夫さえすれば、ある程度楽しみながら生活をしていける時代だ。

また、株式投資をめぐる環境が整備され、誰でも気軽に世界中の株式市場にアクセスできるようになっている。

そのため、リスク分散の選択肢も広がっており、以前よりも高配当株の恩恵を安全に享受しながら配当金生活を満喫できる条件に恵まれている状態となってきている。

正直、おいら自身も配当金生活に憧れはあるわけだが、その際にどのようにしてリスクを分散化するのかを少し考えてみたので記事にしてみた。

実際の配当金生活がどういうのものかは、そういった生活を実践している方々のブログを見ていただくのが一番だと思うのだが、「配当の継続性」という点については恐らくどの投資家も気を配っているのではないだろうか。

株式投資を始めたころは、おいらも配当利回りだけに目が行きがちだったのだが、徐々にそれは間違っているということに気が付きはじめた。

高配当株はいったん買ったら手放さないケースが多いので、真に重要視すべきは「配当の継続性」だと思う。

だが、配当の継続性を判断するというのは、株価の上昇を予測するのと同じくらい難しい作業だ。

特に、個別株の場合はそうで、絶対安全だと思っていた企業が突如爆弾を投下してくることがあるからね。

直近では、超優良株と言われていたジョンソン・エンド・ジョンソンがベビーパウダーに絡む問題で暴落していたが、最高格付けの超優良株ですらああいったことが起きるのだ。

だから、おいらが仮に配当金で生活をするとした場合は、徹底的に銘柄を分散し、ETFも大量に組み込むというポートフォリオを考えてみた。

ただ、今から目指すのであれば、VOO等の長期的に値上がりする銘柄を積み上げていき、現在の配当利回りは2%だが、20年後くらいに結果的に10%くらいの利回りになっていて、なおかつ資産も大きく増えていました、というのが理想なんだろうね。

まだ20年くらいは絶対に働かないといけないので、それを気長に目指していくかな...。

そうなると、おいらが配当金生活に突入できるのはずいぶん先なので、その頃には欲がなくなっており、ハトに餌をやるだけの生活でも満足できるようになっているかもしれない。

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