500円玉貯金で10万円貯められる人は貯金を続けられる理由
貯金が苦手な人というのは、この世の中に結構多く存在していて、お金が手元にあれば全部使ってしまいたい、という人が非常に多い。
というのも、お金の扱い方は千差万別なのだが、人によっては「使い切る」という扱い方しか知らない人もいるからだ。
貯蓄体質の人に関しては、もはや貯金が習慣になっているため、入ってきたお金を余すことに全く抵抗はない。
そもそも、貯金をすること自体に快感を覚える体質になっているので、別のことにお金を使うことに意味をあまり感じなくなっているのだ。
その一方で、お金を使うことが習慣になってしまっている人の場合は、貯金など全く意味はなく、どんどんお金を使って快感を得ることにこそ意味があると考えている場合が多い。
また、それ自体が習慣となっており、老後の資金難のこと等何も考えずにお金が入ってきたら使うという行動を自動的に取るケースが多い。
それはまさにパブロフの犬的な行動だと言ってよく、そういった人は最終的に経済的な破綻に向かって突き進んでしまうケースもあれば、そこまで行かなくてもずっと「お金のため」に働き続けることになるのだ。
もしもあなたが、今貯金が全く出来ず、だが、将来的に浪費によって破滅を迎えた人生の終盤戦を迎えたくないのであれば、まずは500円玉貯金を始めてみることをお勧めする。
そして、もしもあなたが500円玉貯金で10万円を貯蓄することが出来れば、あなたは貯蓄体質に生まれ変わることが出来る可能性が高い。
500円玉貯金を始める意味について
500円玉貯金を始める意味についてだが、それはずばり貯金の楽しさを500円玉貯金をすることによって知る、という点にある。下記の記事でもそれは書いている。
というのも、貯金という行為は中毒性がある行為で、一度継続し始めると自分が今一体どれくらいの額を貯金しているのか知りたくなる、というケースが多く、いつの間にか貯金自体が目的となるケースが多いからだ。
それが経済的によい意味を持つかどうかは別にして、今全く貯金が出来ない人の場合は、まずは自分を中毒状態にして貯金を継続して行い、「貯金の楽しさ」を知ることが非常に重要だと言っていい。
そして、それにはまず10万円という目指しやすく、到達しやすい目標を持つことが非常に重要だろう。
500円玉貯金で10万円の貯金を目指そうとすると、200回貯金をする必要がある。
これを聞くとかなりハードルが高いように感じるかもしれないが、1回に必要なお金は500円なので、途絶え途絶えながらも気が付いたら達成していた、ということも非常に多いだろう。
そして、10万円貯めた事実を目の前にすると、「貯金を本格的に始めてみるか」といった感じで本格的な資産形成の道を歩むことになるだろう。
500円玉貯金すら出来ない人の末路
よく、「世の中はお金ではない」という意見を言う人を見かけるのだが、それはその人があまりお金に困窮していないからで、本当にお金に困窮すると、
「世の中お金ですわあああああああああ、お金なんですわああああああああああ」
といった感じで、ようやく目が覚めたようにこの資本主義社会の下ではお金がないとどんな成人であっても生活が出来ないことに気が付くだろう。
そう、資本主義社会とは我々が今を生きている世界で、この世界ではお金というツールがないと家賃も支払えないし、食事も出来ない、そして最終的にはホームレスデビューしなければならない、という恐ろしい事実があるのだ。
しかし、逆に考えればある程度のお金が手元にあれば、あまり不安を感じる必要ない社会だと言ってもいい。
なので、ある程度のお金を手元に置いておくということは、精神衛生上とてもよいことなのだ。
500円玉貯金は非常にハードルが低い貯蓄の入口なので、精神を安定させてある程度の余裕をもって生きたい方は、まずは500円玉貯金をしてみることをお勧めしたい。
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