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【高配当株】配当利回りが定期預金の利率の200倍のセブン銀行

配当利回りが定期預金の利率の200倍のセブン銀行

高配当株の魅力は、定期預金や普通預金などでは手にすることが出来ない高い利回りを株を保有しているだけで得られることだ。

しかし、その一方で高配当株には人気がない業種の株や、成長が停滞してしまっている企業の株が多い。

人気がないおかげで株価が下がり、配当利回りが上がるためそうなるのだが、そういった株が増配を行っているとさらに配当利回りが上がるケースが多い。

セブン銀行はセブンイレブン内にATMを設置していることでお馴染みの企業で、今やオワコンと言われているATMビジネスを頑張っている。

セブン銀行は株主還元意欲が強い企業で、配当性向の最低値を40%に設定している。

そのため、直近で増配と自社株会の発表を行っているのだが、株価の方は下落傾向にあり、配当利回りが4%近くまで上昇している。

セブン銀行の定期預金の利率は1年もので0.02%なので、約200倍近い利回りまで上昇していることになる。

しかし、セブン銀行の株を買いたがる人はあまりおらず、本日も株価は下落していた。

定期預金の利率が低い理由を考えてみる

セブン銀行の定期預金に限らず、定期預金の利率というのは、どの銀行も非常に低い。

しかし、その昔は定期預金の利率が3%以上ある時期もあった。

現在の日本は超低金利環境なのだが、これは政府が銀行が保有している資金を外部に貸し出すことを促し、経済の活性化を図りたいからだ。

そのため、一時期は銀行から低い金利でお金を借りてサラリーマンが投資用不動産を購入するというスキームが爆発的に広がっていたが、するが銀行の一件で最近は融資基準が厳しくなってきている。

銀行が安い金利でお金を貸出し、投資家がその資金でレバレッジを利かせて投資用不動産を購入すると、不動産業者、建築業者、そこで働く人々の懐が潤う。

そして、そういった人々や企業が儲けたお金で設備投資を行ったり、消費をしたりするので、銀行が貸し出したお金が様々な所に流れるようになる。

経済が活性化するには「お金」が血流のように流す必要があるので、低金利政策は局地的にではあっても、経済を活性化する効果はある。

そのため、経済が万年停滞しているような感があるここ日本では、まだまだ低金利環境が続いていくように思う。

そう考えると、今後も定期預金の利率は低いままで推移する可能性が高いのではないだろうか。

配当金や自社株買いについて

株式を保有する最終的な目的は、企業が成長した際に分配する配当金だという意見があるが、自分自身もこの説は正しいような気がする。

例え無配のグロース株であっても、成長をつづけたその先のフェーズに入った場合、利益を配当金や自社株買いで株主に還元するケースがある。

株式投資をする理由は「お金」を増やすためというケースがほとんどだが、「配当金」は株主がダイレクトにお金を受け取れるので、株を保有する理由としては確かに合理的だ。

セブン銀行の場合は、ATMの設置台数の推移を見ればわかるが、すでに成長段階は終盤に差し掛かっているような感じがする。

海外事業が好調に伸びて行けば、もう少し成長はするかもしれないし、現状も利益は増え続けているのだが、そろそろATMの数を増やして収益を拡大する段階は終わりではないだろうか。

なので、今後セブン銀行が現在の配当性向からさらに株主還元に向ける割合を増加させた場合は、成長よりも利益を株主に還元すること優先する段階に入ったと考えてもいいのかもしれない。

ただ、銀行が自前のATMを開発したりするケースは今後少なくなっていくだろうし、店舗を減らしている金融機関がほとんどなので、その分だけセブン銀行のATMの価値が上がる可能性はあるだろう。

そのため、オワコンと言われているATMビジネスだが、セブン銀行は案外しぶとく粘っていくのではないだろうか。

配当金を受け取るリスクか株価が下落するリスクか

最近、マザーズに上場しているソフトマックスというWEBカルテを医療機関に提供する事業を展開している企業の株価が凄まじい勢いで上昇している。

このソフトマックスだが、年初に買おうと思っていたのだが、結局別の銘柄を買ってしまい、その銘柄の株価が下がって損切をするという最悪な投資をしてしまった。

その時の株価は1000円前後だったので、もしも買っていれば半年でトリプルバガーを達成しいたはずなので、悔やんでも悔やみくれない...。なんでやねん...。

ただ、ソフトマックスはマザーズに上場する小型株なので、業績が悪化した場合凄まじい値下がりをする可能性があると思い、ビビってしまったのだ。

こんな感じで、投資家は「株価が下がるリスク」に敏感になって大きな利益を取り逃がしてしまう場合がある。

配当金目的の投資の場合も同様に、企業が減配したりすれば受け取る配当金が減ってしまい、さらには株価も大きく下落してしまうが、増配したりすると株価は上昇する場合が多い。

そのため、配当金目的の投資の場合でも、減配等による株価下落がリスクとなる。

しかし、そのリスクを受け入れれば、定期預金の数百倍の利回りを得ることが出来る可能性があるので、十分に調べたうえで分散投資を行うのであれば、配当金目的で高配当株を買ってみるのも悪くはないだろう。

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