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【高配当株】かんぽ生命は配当利回り3.8%超だが株価下落に歯止めはかかるのか?

かんぽ生命は配当利回り3.8%超だが株価下落に歯止めはかかるのか?

かんぽ生命は日本人であれば誰でも知っている金融機関であり、現在は配当利回りが3.8%となっている高配当株でもある。

そんなかんぽ生命だが、直近で顧客に対しての不利益販売問題が勃発し、株価が下落している。

今回のかんぽ生命の不利益販売の問題は、要するに加入中の保険を一旦解約し、その後に新たに保険契約を結ぶ際に諸問題が起こったことが原因となっている。

高齢者が病歴等のせいで新契約を結ぶことが出来なり、無保険状態となってしまうケースもあり、事態はかなり深刻なように思う。

なぜ、加入中の保険契約を一度解約し、その後新たに保険契約を結ぶのかというと、郵便局員には保険販売の厳しいノルマが課されており、新規契約を取るにはそういった方法に頼らざるを得なかったからというのが理由のようだ。

この問題は大きく報じられていたが、かんぽ生命のイメージはかなりダウンしており、その影響もあってか株価の方も下落し続けている。

問題がある高配当株を買うべきなのか?

今回のかんぽ生命のように、株式を発行している企業が何か問題を起こした場合、その企業の株価は大きく下落することが多い。

その結果、そこまで高配当でなかった株が高配当株となるケースも多いが、そういった株は表面的に高配当ではあるのだが、手を出すのを躊躇してしまう。

というのも、その問題が企業の屋台骨を揺るがすような問題だった場合、最終的に業績が悪化してしまい、高配当どころか無配に転落してしまう可能性があるからだ。

今回のかんぽ生命の問題は、そこまでインパクトのある問題ではないと思うが、企業にとって重要な顧客からの「信頼」を失ってしまったという点は非常に痛い。

信頼というのは積み重ねるのには時間がかかるが、崩れ去れるときは一瞬だ。

そのため、今後かんぽ生命を配当金目的で買う場合には、今回の問題が長期的に考えてどの程度事業に影響を及ぼすのかを考える必要があるだろう。

かんぽ生命は超巨大企業なので、株を買う際はそこまで考える必要はないと思う方もいるかもしれないが、一応、そういったことも考えておいたほうが、思わぬ落とし穴を避けられるかもしれないからね。

高配当株こそ配当金原資のチェックをしておきたい

高配当株の場合、ほとんどの人は配当金を目的に投資をしているため、可能な限り配当金がどれくらい安定的に支払われるのかはチェックしておきたいところだ。

その場合、その企業の利益推移を確認するのもいいが、その企業が過去に減配をしたことがあるのか、また、どれくらいの期間増配し続けているのか等も確認する必要があるだろう。

自分も投資をしている米国株の中には、何十年も増配を続けている企業があり、そういった企業は株主還元意欲が強いので、少々の業績悪化では減配を実施したりはしない。

しかし、日本企業の場合は少し業績が悪化すると、一瞬で減配を実施することもたびたびだ。

ただ、中には花王のように連続増配を頑張っていたり、オーナー一族が経営しているなどで一定水準の配当金を支払い続ける企業もあるので、そういった企業の株を探していけば、ある程度減配リスクは避けることが出来る。

高配当株の場合は、配当金の額が減額されてしまったり、無配に転落してしまった場合はすさまじい勢いで株価が下落する可能性があるので、可能な限りそういった点は調べて投資した方がよりリスクを低減することが出来る。

高配当株の減額リスクを考慮したうえで投資を実施することは、結構重要なことだと思うね。

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