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ZOZOの株価が下げ止まらず配当金も減配されてしまい本気で先が見えない状態に

最近、ZOZO関連のニュースがひたすら世間を賑わせている。

ここ数年飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続けてきた業績に陰りが見え始め、直近で発表した決算の内容からも、業績悪化に歯止めが利かなくなってきていることがよくわかる。

また、それに伴って代表取締役の前澤氏のプライベート関連の行動についても批判が飛び交っており、ZOZOが推し進めようとしているARIGATOキャンペーンに反対した企業等がZOZOの主力事業であるZOZOタウンからの撤退を相次いで発表している。

まさにZOZOは今四面楚歌と言ってもいいような状態となっており、株価の方も一時期の半分以下にまで落ち込んでしまっている。

そして、それと同時にZOZOは株主還元に向ける資金を減らしており、投資家がもっとも忌み嫌う減配に踏み切ってしまった。

正直、おいらはZOZOは業績が多少悪化しても、何となく減配はしないのではないかと思っていた。

前澤氏の性格的に、業績の悪化を即株主還元に反映させるようなことはしないような気がしていたのだ。

しかし、やはり減配に踏み切ってしまった。

やはり、いくらカリスマ経営者が率いているZOZOと言えども、業績が悪化すれば減配せざるを得ないのだ。

以前書いた記事でも触れたが、おいらはZOZOが推し進めているARIGATOキャンペーンに反対する企業がZOZOタウンを離脱しているという現象は、ZOZOという企業にとって相当なダメージとなるんじゃないかと思っている。

今のところは、出ていく企業は僅かだが、ライドオンのような大手も離脱を発表しており、おまけに創業時から付き合いの深いユナイテッドアローズまで撤退の動きを見せているので、一歩間違えれば取り返しのつかない事態になってしまうような気がする。

というのも、ZOZOが運営しているアパレルサイトは、魅力的なブランドが揃っていて初めて消費者を引き寄せることが出来るからだ。

おいらはあまりネットで服を買うことはないが、一度実店舗で欲しい革ジャンのサイズが無かったのでZOZOで買ったことがある。

その時に驚いたのは、ZOZOが運営するECサイトにはありとあらゆるブランドの服が揃っていたことだ。

つまり、実店舗に買いに行かなくてもZOZOを利用すれば家にいながら好きなブランドの服が買えるのだ。

家に届いた革ジャンのサイズがピッタリなのを確認して、「ネットでこんなに簡単に服が見つかるのか」と関心をしてしまった。

別に当たり前のことなんだが、おいらはそのとき結構驚いてしまった。

なぜなら、実店舗で服を探す場合は足をつかって店舗を回らなければならず買い物に時間がかかってしまうが、ZOZOのサイトで買い物をする場合は検索バーに商品名を入力するだけで一瞬で買えてしまうからだ。

ここで重要になってくるのが、取り扱っているブランドの豊富さだ。

取り扱っているブランドが多ければ、より多くのユーザーにとって選択肢が多いサイトになり、結果的にそこで買い物する人が多くなる。

しかし、取り扱っているブランドが少なければ、少数のユーザーしか集まってこないので、サイトは繁栄しない。

そのため、ブランドのZOZO離れが加速してしまうと、収益基盤となっているアパレルECサイトの魅力が落ちてしまい、売上高にも影響を及ぼす可能性が非常に大きいのだ。

ところで、前述した通りZOZOは直近で業績の悪化に伴い減配することを発表している。

期末の配当金を従前は22円としていたものを、今回の修正で10円まで下げてしまっている。

ZOZO株をそもそも配当金目的で買っていた人はあまりいなかっただろうが、減配まで実施していることからもZOZOの現状は相当深刻なように思う。

すでにECサイト以外のもう一本の収益の柱に据えようとしていたPBでつまづいてしまっているので、今はあまり革新的なことはせず、ブランドのZOZOタウン離れを防止するための策を実行することに専念した方がいいような気がする。

人気ブランドの流出に歯止めが利かなくなった場合、本当に企業の屋台骨を揺るがすような事態になってしまう可能性があるからね。

代表の前澤氏がツイッターを休止して事業に専念すると言っていたが、まずは再度足元を固めるような方向に専念するのだろうか?

攻めの姿勢を貫いて、さらに新たな事業を始めるということはさすがに考えられないがZOZOは結構派手なことを好むからね...。

ただ、おそらく来期は再度減配しなければならなくなる可能性も高いと思うし、それに伴って業績がさらに悪化した場合、株価が3桁になってしまう可能性もある。

そうなってしまうと、前澤氏を中心とする経営陣は相当な批判にさらされてしまうだろうから、やはり足元を再度固めるのが最善の策のような気がするね。

それにしても、ZOZOの株価をみていて思うのは、「グロース株はやはり成長性に陰りが見えた時点で売る」が鉄則だということだ。

ZOZOの株価は上場来ずっと高値を更新し続けていて、昨年の7月にMAXとなる4800円オーバーの数値を記録したあと、一気に下降線をたどってしまっている。

上昇する勢いが強かった分、下落するときの勢いも凄まじいのだ

上場来ZOZO株をホールドし続けていた人はメチャクチャ凄いと思うが、それ以上に昨年の高値付近で売れた人はもっと凄い。

最近本当に思うのだが、株は買う時よりも売るときの方が数段難しい。

だらだらホールドしていたら一気に値下がりしたときに後悔してしまうし、かといってすぐに売ってしまったら後々の爆上げの恩恵を受けれないことがある。

これは、株式投資をやっている限り、永遠のテーマになるかもしれないね。

株で夢をかなえよう

※ZOZOタウンでパンツを買ったことがある人は下記のボタンを猛プッシュして欲しい!!また、前澤氏のツイッターが休止となって寂しいという方も猛プッシュを頼む!!それ以外の方は、押さなくてもいい。

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