株主優待や配当金はコロナショックによる株価暴落を癒してくれるのか
3月に入ってからコロナショックで株価が暴落しまくっており、株式投資をしている方の中には仕事中も株価が気になって仕方がなかったり、夜眠れないという人も多いだろう。
コロナショックによる株価の暴落はまさに圧倒的という言葉がぴったりと当てはまるレベルのもので、昨日何と1日でNYダウが2000ドル超下落し、サーキットブレーカーまで発動するという前代未聞の事態が起きたことからも、いかにコロナショックの影響が大きいのかということが分かるだろう。
しかし、そんなコロナショックの圧倒的株価暴落で忘れている人も多いかもしれないが、3月は株主優待や配当金の権利月となっているケースが多いため、本来であればワクワクする季節なのだ。
株主優待品や配当金は権利日に株を保有していることで手に入れることができ、長期投資家たちは年に1度か2度の楽しみである株主優待品や配当金を受け取るために、権利月を心待ちにしているケースも多い。
しかし、ここまで株価が下落すると配当金も株主優待もクソもなく、シンプルに3月だというのに心は晴れず、悲しい気持ちを抱きながら生きているケースが多いだろう。
ただ、配当金や株主優待品は受け取って初めて喜びを覚えるものなので、それらを受け取る時期になれば、もしかしたら投資家たちの心は癒えるかもしれない。
配当金何年分の損失であれば大丈夫なのか?
さて、現在保有している高配当株がコロナショックにより株価激下がりの方も多いと思うだが、それは私も同じで、普通に保有株は全滅に近い状態となっており、株を保有しているだけで涙と汗が止まらないという末期症状が出てしまっている。
こういった際に考えてしまうのが、「今の含み損は配当金何年分なんだろうか?」という素直な疑問で、一体何年株を保有すれば今の含み損が癒されるのか頭の中で悲しい計算をしてしまう人も多いだろう。
しかし、そんなことはハッキリ言ってやるだけ無駄で、コロナショックのような予測不能の事態が起こってしまったら一体どこまで株価が下落するのかも分からないし、さらには今現在の配当利回りが保証されるのかどうかも分からない。
というか、景気敏感株だったり、そうれなくてもコロナショックの影響をもろに受ける業種の株の場合は、普通に無配や減配などとなり、さらに株価が下落してしまう可能性も多いにあるだろう。
なので、配当金何年分の含み損か、などとは考えずに、シンプルにその株を保有する理由を考えるのがベストだろう。
こういった株価下落の局面においては、株を売却する理由ばかりを考えてしまいがちだが、いまいちど、その株を何故買ったのか?ということについて、考えを巡らせるべきなんだろうね。
株主優待品を楽しみに株価を忘れる
これはもはや現実逃避以外の何ものでもないのだが、自分の場合は株価がここまで下落してしまったので、もう今残してある分の株についてはドタバタせずに、そのうち届く株主優待品を楽しみにして株価のことは忘れようと思う。
公園を散歩し、新鮮な空気を吸い、そしていずれ届くであろうオリックスの株主優待カタログを想像しながら、お金をできるだけ使わないようにして公園の水道水で喉を潤す。
それくらいしか、今の私にできることはない。
そう、圧倒的な株価の暴落の前では、個人投資家に出来ることなど限られているので、もう無駄な動きはせず、自然に身を任せるのが一番なのだ。
そして、できるだけお金を使わないようにして貯めた種銭でインデックス投資を始める。
「個別株とかしてごめんなさい!!」
そう、大きな声でそう叫んでから、インデックスファンドに買いを入れる。
おそらくは、それが私の中でのコロナショックの終焉時のワンシーンとなることだろう。
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