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【配当金】暴落相場で輝く配当金の魅力について

暴落相場で輝く配当金の魅力について

「みぎゃあああああああ、株価があああああああ!!!」

最近、証券会社の口座画面を見るたびにそう叫び続ける投資家たちが大量に発生しているという。

というのも、コロナバブル相場で膨らみあがった資産たちが、FRBのパウエル議長の壮絶なお仕置きにより暴落に暴落を繰り返しているからだ。

その一方で、コロナ前から当然のように高配当株を保有し、それを悠然と保有している投資家たちは配当金をゆっくりと受け取り、そして、ゆっくりと金持ちになり続けている。

この両者の違いは何か?

それは、「ゆっくりとお金持ちになることを決意した人」と「一刻も早くお金持ちになろうとしいる人」という点だ。

「一刻も早くお金が欲しい、一刻も早くお金持ちになって労働から解放されたい」

そう思ったことがある人は多いのではないだろうか?

ちなみに、私も何度もそう思って神社でお祈りをして賽銭も500円まで奮発したりしたが、そう考えて行動した時ほど悲惨な結果となることが多い。

そう、「みぎゃああああああ、配当金ほじいいいいよおおお」

と泣き叫ぶ投資家が暴落相場で激増する理由はそこにあったのだ。

配当金というコツコツ投資の果実

さて、ここで【配当金】とは何か?、という問題について少し触れてみよう。

【配当金】とは正真正銘の不労所得であり、資産運用をする上で得られる果実だと言っていい。

【配当金】は株式を保有しているだけでコツコツと積みあがっていき、株式相場が上がろうが下がろうがどんどん【配当金】は詰みあがっていく。

そのため、【配当金】を得ることをメインの目的として株式投資を続けている人たちは放っておくだけで【配当金】という資産が増え続けていくのだ。

これは暴落相場の時にメンタルが安定するという効果もあり、株式や他の資産を簡単には手放さないということを意味する。

そのため、次の上昇相場にチェンジした時にはさらに資産増加ペースが加速するということを意味している。

なので、【配当金】を得ることをメイン目的にして投資をしている高配当株投資家たちは、メンタルが安定している状態で下落相場をやり越し、次の上昇相場で資産額を激増させることになるのだ。

これは、人間の心理面を考慮しても非常に興味深い現象だと言っていいだろう。

人間は安定収入が大好きだという事実

最後に、少し人間心理と【配当金】の関係について考えてみよう。

あなたは、定期的にお金が貰える状態と、一気に大金を貰えてあとはお金を貰えないという状態、どちらに安心感を覚えるだろうか?

投資家的な考えでいくと、最初に大金を貰って運用した方が利回りで利益を生み出せるので最初に大金を貰う方を選択するケースが多いかもしれない。

しかし、安心するのはどちらかというと、恐らくは「定期的に一定の金額」を受け取ることが出来るという選択肢の方ではないだろうか?

それは、ここ日本で働くほとんどの労働者たちがサラリーマンという定期的に給与を貰えるシステムを選択していることでもよく分かるだろう。

というのもだ、人間の脳には原始的な「飢えへの恐怖」というものが内在している。

これはどうしようもない太古からの記憶で、「食料が無くなったらどうしようか?」という恐怖でもある。

そのため、定期的に食料を得られるだけの報酬を得られる、という状態は人間の脳に麻薬のような安心感を与えることになるのだ。

なので、【配当金】を得るために投資をしている高配当株投資家たちのメンタルは極めて安定しているということなのだ。

このような自分自身の脳の特性を見極め、【配当金】を積み上げていくような投資方法を選ぶのかどうか、ということにつきよく考えておくべきだろう。

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