高配当なオリックスの人気優待カタログが維持されるのかについて
オリックスと言えば、高配当株投資家に非常に人気のある銘柄として有名で、その配当利回りの高さにより多額の配当金をこれまで投資家にもたらしてくれた株だ。
オリックスの配当利回りは最近は常時4%以上の状態だったのだが、最近ではその配当利回りが6%近くまで上昇することもあり、あり得ない配当利回りとなっている。
オリックスの配当利回りは下記の記事でも書いているのだが、今現在はさらに高配当になっているのだ。
そのため、オリックス株への投資を考える高配当株投資家も増えているのだが、新型コロナショックによって経済が完全ストップしかねないような環境下においては、実際にオリックス株へ投資するのを躊躇してしまうケースがほとんどだ。
というのも、オリックスが配当金を支払うために展開している事業は、金融や不動産など、景気の影響をモロに受けそうなものが多く、今回の新型コロナショックにより通期の利益が一体どれくらい減少してしまうのかが想像出来ないレベルだからだ。
オリックスは相当基盤が強固な企業なのだが、今回の新型コロナショックによって一気に配当金が無配となってしまう可能性は低いかもしれないが、場合が場合なだけにそういった事態も想定しなければいけない場面も来るかもしれない。
新型コロナショックの何が一番困るかというと、一体それがいつ終息するのかが全く分からないという点だ。
その点が不明なため、多くの投資家が企業業績の予測をすることが出来ず、株価は低迷して配当利回りは上昇しているのだ。
また、オリックスは株主優待カタログによって人気がある人気優待株でもあるので、優待制度が維持されるかどうか、という点についても気にしている人がいるかもしれない。
オリックスの充実しすぎている優待カタログは維持されるのか?
オリックスの株主優待制度については、株雑誌などでも度々取り上げられているし、自分のようにその恩恵を満喫している投資家も多いため、その内容について知っている人も多いだろう。
オリックスの株主優待制度は、株主優待カタログから自分が好きな品をセレクト出来るというもので、100株保有から受け取ることが出来る。
その割には内容が非常に充実していて、恐らくは株主優待制度の中でもトップクラスに充実している内容なのではないかと思うほどだ。
この記事で、自分もオリックスの優待カタログのすばらしさを知ったことを書いている。
オリックスの株主優待カタログで選べる商品には、昨年だと地ビールの詰め合わせやりんごジュース、鍋セットなど、日常生活で楽しく消費出来るものも多く、提携企業などの商品を取り扱っているためかコスパがすこぶるいい。
そんな優待カタログが今後維持されるのかだが、恐らくはまだ維持される可能性が高いのではないだろうか?
というのも、配当金については機関投資家への支払いがあるため業績が著しく悪化すれば減配する必要があるが、まだ株主比率の少ない個人に配る優待カタログであれば維持費がそこまでかからないからだ。
ただ、景気の悪化に歯止めがかからず、オリックスの業績もシャレにならないほど悪化した場合にはさすがに株主優待カタログも一時的になくす可能性はあるだろうね。
金融市場は安定しているが今後が不安
ところで、米国で感染者が激増していた3月の時点では新型コロナショックが株式市場を襲いすさまじい株価の暴落が起きていたのだが、最近金融市場は異次元の金融緩和や政策への期待感で安定した状況が続いている。
しかし、その一方で実体経済の方は完全ストップに近い状況になってしまっているので、悪化するどころか崩壊の足音が聞こえているような状況だ。
新幹線に全く人が乗っていなかったり、夜の街からネオンが消えてしまったり、これまでの日常がガラリと変化しているのを見ると恐怖さえ覚えるくらいだ。
そのような状況の中で、金融市場だけ不気味に安定しているのだが、果たして今後このままですむのかどうか...。
最終的には緩和マネーでバブル状態になると思うのだが、その前に恐ろしいくらいの2番底は多分くるんだろうね、どう考えても。
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