配当利回り4%超の高配当株であり人気優待株のオリックスの決算
配当利回り4%を超えるオリックスは、充実した株主優待制度によって個人投資家たちにもかなり名が通った株だ。
配当金は株式を保有しているだけでお金を受け取ることが出来る、ある意味究極の不労所得だ。
そのため、配当利回りが4%を超えているオリックスは、高配当株投資家にとってもかなり魅力的な株だと言ってもいい。
また、株主優待カタログで様々な商品を選べ、それぞれの商品のレベルが極めて高い株主優待制度にしても、優待株を選好する投資家にとっては非常に魅力的だと言ってもいい。
自分が思うに、オリックスの株主優待制度は数ある優待株の中でも、かなり上位に位置するくらい魅力的な内容になっている。
株主優待カタログは3年以上保有とそれ以外のコースに分かれているが、はっきり言って3年以内保有の投資家向けのコースでも相当に商品ラインナップが充実していたからね。
このように、オリックスは配当金、および株主優待制度によって株主に大きな利益をもたらしてくれる、極めて優れたインカム銘柄だと言ってもいい。
そんなオリックスだが、今月末に四半期決算を控えている。
オリックスの決算内容を投資家はチェックする必要がないか?
オリックスの場合、優待目的で100株だけ保有しているという投資家も多いらしいので、そういった場合は「決算は見なくてもいいんじゃない?」と思うかもしれない。
しかし、個人的には保有している銘柄の決算は一応チェックはしておいた方がいいと思う。
というのも、決算内容があまりにもひどかった場合、下手をすると配当金が減額されてしまう可能性もあるので、投資家としてはやはりそこはチェックしておきたいところだ。
配当金の源泉は何と言っても企業が生み出す利益なので、その利益が順調に伸びているのか、それとも横ばいなのか、または減少しているのかくらいは見ておいた方がいいと思うからね。
また、決算を見るとその企業の現状が詳細に分かってくるので、追加で買いを入れるのか、それとも見切って撤退するのかを検討することもできる。
オリックスの場合はメインの事業領域が複数に分かれており、一つの部門がこけたとしても他部門でカバーできる事業構造となっているので、事業全体が完全にダメになることはかなり稀だと思う。
なので、どの分野がよくて、どの分野がダメになっているのかが気になるところだ。
自分としては、航空機リースと不動産の利益がどう推移しているのかは気になるところだね。
この二つの部門はオリックスの業績もそうだが、景気が現状どんな感じなのかを判断するヒントの一つにはなると思うからね。
NYダウが上昇しまくっているが、バブルが来るのか
それにしても、NYダウが利下げ観測で普通に27000ドルを突破してしまったが、これは果たしてバブルの予兆なのだろうか?
日本株は円高となってしまったため、全然株価全体が上昇しないのだが、NYダウだけは異次元の強さを保っている。
これは、利下げによって企業業績が良くなるという期待もあると思うだが、世界中の市場に溢れているマネーが、最も期待値の高い米国市場に集中して集まっているため起こっている現象なのではないだろうか。
通常は自国の株式市場に投資をする投資家が多いと思うのだが、現在はインターネットの発達によって、どこの国の銘柄にも投資できる世の中だ。
そのため、最も期待値が高い米国市場に資金が集中してしまう環境が整っているのだ。
シーゲル博士著書の「株式投資の未来」には、米国で大量発生する退職者たちが株を売りまくったとしても、新興国等の新たに富を求める人々がそれらの株を買うので問題は無い、と書いていたがまさにそういった現象が起きるような環境が整っている
なので、今後は米国株があっさりと30000ドルを超えることもあり得るのではないだろうか。
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