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【超絶悲報】SPXLなどのレバレッジ型ETFに投資する際の注意点を知らずに投資するデメリット

SPXLなどのレバレッジ型ETFに投資する際の注意点を知らずに投資するデメリット

SPXLという、いわゆるレバレッジ型ETFといった投資商品の名前を聞いたことがある人も多いだろうが、最近こういったレバレッジ型で手軽に個人投資家たちが投資できる金融商品が激増している。

レバレッジ型ETFとは、例えば日経平均やTOPIX、それから米国株であればS&P500などの指数の倍の値動きをするように設計されたETFのことで、短期で大きな利益を狙ったり、株価が大暴落した際の保険的な役割を期待して買う投資家が多い。

そんなレバレッジ型ETFだが、最近では多くの個人投資家たちが短期で大きな利益を得るという目的で買いまくっていたのだが、先日、米国でSECがレバレッジ型ETFなどに対して規制を行うことを検討していることが公けとなり、改めてそのリスクが露呈してしまった。

というのも、例えばSPXLというS&P500の3倍の値動きをするように設計されたレバレッジ型ETFがあるのだが、これは投資が成功すれば素晴らしいリターンを得られるのだが、失敗した場合は通常の3倍ものダメージを負うという特性を持っている。

このような投資商品に個人投資家がガンガン投資をした場合、成功すればいいのだが、失敗した場合は財産を大きく失ってしまう可能性がある。

SPXLといったレバレッジ型ETFは極めて投機性の高い投資商品なので、個人が気軽に手を出すことのリスクが直近の株価暴落で露わになっているのだ。

レバレッジの意味を考えてSPXLのリスクを理解する

ところで、そもそもSPXLなどの「レバレッジ型」の意味がわからないという人も結構いるかもしれないが、「レバレッジ」とは金融用語で「てこ」の原理を意味する。

つまりは、少ない資金で大きな額のお金を動かすことを意味するのが「レバレッジ」なのだが、前項で書いた通り、レバレッジは使い方を誤ると本当に身を滅ぼす可能性が高い。

というのも、レバレッジをかけるということは、自分自身が今保有している「お金」よりも大きな額の「お金」を動かすということなので、成功した場合は非常に気持ちがいいのだが、失敗した場合にはパニック状態になる可能性が高いからだ。

実際、自分自身は以前FXでレバレッジをマックス状態にして取引をしていたことがあって、実は最初の頃は相当勝っていた。

「ふふふ、私こそがレバレッジを操るFX魔術師だ」

そんな感じで、調子に乗っていたところ、途中から何をやっても勝てないという不思議現象が起こり出し、最終的にはフルボッコ状態で市場から退場する羽目になってしまった。

その時の経験を踏まえて言うのだが、「レバレッジ」はウォーレンバフェットがリーマンショックの際に言った通り、金融における「毒薬」だということだ。

「毒薬」は、金融のプロや凄腕が使えば素晴らしい「劇薬」に変化するのだが、素人のぼくちゃんみたいな人間がそれに手を出すと破滅するということを身をもって学んだ次第だ。

日経平均の指数に連動するレバレッジ型ETFや、SPXLなどのレバレッジ型ETFに投資をする場合も、それを「劇薬」にできる根拠があるのかは考えて投資をした方がいいんだろうね。

新型コロナショックでレバレッジ型ETFを利用する場合の注意点

さて、レバレッジ型ETFのリスクについてここまでお話をしたわけだが、何も絶対に投資をするなと言っているわけではない。

ただ、そこには「レバレッジ」という「毒薬」にも「劇薬」にもなるものがかかっているということを理解した方がいいということだ。

今回の新型コロナショックにおいては、様々な株が暴落し、株式市場の値動きが激しいものとなっているが、今回のような局面で自分のような素人がレバレッジ型ETFを利用するのであれば、あくまでも保険的に使うだろう。

例えば、株価が暴落する可能性と逆に上昇する可能性の比率が7:3くらいなのであれば、3割の部分をカバーするために少しだけ株価の上昇にかけるレバレッジ型ETFをポートフォリオに組み込むくらいだろうか。

個人的には、以前あったVIX指数連動型のETFと同じように、レバレッジ型ETFには償還リスクもあるので、扱う際には慎重にした方がいいように思うね。

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