サラリーマンの副業市場が最近活況となってきていて、クラウドソーシングなど自身の特技を活かしてお金を稼ぐ人が多くなってきている。
その他にも、就業終わりのアルバイトや、おいらと同じくブログを使ったアフィリエイト等のビジネスなど、とにかく副業をするサラリーマンの数が増えている。
その背景には、サラリーマンの給与が全く増えていないという悲しい事情があり、日本人サラリーマンの平均年収は420万円ほどと、何と1997年頃の500万円台から下がり続けている。
先進国の中で、20年以上前から収入額が下がり続けているのは日本だけだ。
もうね...サラリーマンは絶望的な生物なわけですよ。
税金を搾取するのに都合がいいので真っ先に増税の犠牲となり、さらには給与も全然上がらない...。
しかも、最近は日本企業が成果主義を本格的に導入し始めているので、サラリーマンの中でも貧富の差が激しくなってきている。
稼げる人はそれなりに稼げるが稼げない人は稼げない、といった感じのサラリーマンからすると恐ろしい現象が起きているわけだね。
そのため、サラリーマンであっても副業をして、何とか収入を増やそうと取り組んでいる人の数が増加傾向にあるわけだ。
サラリーマンをやっている方なら誰でも分かると思うのだが、サラリーマンというのは極めてストレス指数が高い商売だ。
なぜかというと、毎月安定した給与をもらうかわりに、会社や上司の理不尽な命令に従わなければならないからだ。
サラリーマンの一番の悲劇は、何と言っても働き方や働く場所を自分で選択できないところだ。
例えば、転勤のある会社だと会社に命令されれば自分の知り合いが1人もいない土地にいかなければならないし、朝眠くても会社には出社しないといけない。
そのため、サラリーマンを長く続けていると、以前自分が思い描いたのとは程遠い人生を送ることとなる場合がある。
まあ、まさにおいらがモロにそれに当てはまるんだが笑。
とにかくね、サラリーマンはストレスがたまるわけだ。
そのストレスに耐えることにより、安定的に昇給したり多額の対処金が期待できるのであればサラリーマンをやることに価値があるかもしれないが、ハッキリ言ってそんな前提条件は遠の昔に崩壊してしまっている。
そんなリアル悲劇の主人公と化しているサラリーマンにとって、唯一の光と言っていいのが労働市場の逼迫による副業の広がりだろう。
企業や事業者などが、以前は自前で済ませていたような作業をアウトソーシングするようになっていたりすることで、副業の幅が以前と比べてグンと広がっているのだ。
以前、アマゾン輸出で稼ぐ人たちがいるという記事を書いたが、最近はメルカリでの転売で小銭を稼ぐ人も増えてきているなど、サラリーマンであっても自分独自の副業を実施することが可能となってきている。
スマホの爆発的な普及と通信網の発達により、消費のフィールドが実店舗等からインターネット上へと移行しているため、PCやスマホさえあれば誰でも副業が可能な時代となっているのだ。
そのため、やる気さえあれば誰でも今すぐに副業を開始出来るような土壌が完成しているのだ。
なので、おいらは例えサラリーマンであったとしても、副業に取り組んで出来る限り収入を最大化することをお奨めする。
サラリーマンが副業をやるメリットは、収入源を分散化することが出来るので、勤務先への依存を軽減することが出来るという点だ。
副業の方が育ってきたら、会社側からの無理な命令に対して「Yes」と頷く必要もなくなるので、サラリーマンとして働くにしても幾分気持ちが楽になるだろう。
例えば、給与と同じくらいの副業収入があった場合、最悪会社を辞めても生活は何とか出来るはずなので、勤務先の給与だけに収入を頼っている場合と大分気持ち的に違ってくる。
それだけでも、ストレス指数は大分に下がると思うので、やはり副業をして副業を最大化させることは重要だと思う。
ほんまね...20年前からサラリーマンの給与が上がっていないとか、マジで凹む。
前述したように、最近はサラリーマンであることのメリットが完全になくなってきているのだが、案外そのことに気付いている人は少ないように思う。
アメリカではすでにサラリーマンの数が減っていて、人口の4割程度がフリーランスになっているらしいが、もしかしたら日本でもそのうちそんな感じになってしまうかもしれないね。
定期的な昇給や、まとまった退職金が貰えないのであれば、毎日すし詰め状態の電車に乗って不愉快な上司や顧客が待っている職場に向かいたい人なんて皆無のはずだからね。
なので、フリーランスでも食っていけるような環境がさらに整ってくれば、「サラリーマンや~めた」という感じでサラリーマンを辞めてしまう人が増加する可能性が高いと思うね。
現在の日本は少子高齢化で人が減少し続けており、日本中の企業が人手不足で悩んでいるので、案外そんな感じの土壌が完成する可能性は高いのではないだろうか。
ただ、その時になって「今から副業始めました」みたいな感じだと時流に乗りきることが出来ないと思うので、例えサラリーマンであっても今のうちからコツコツと副業に取り組むのは決して悪い選択肢ではないだろう。
おいらのブログや、他のブログでも副業に関する記事はかなりあるので、そういった記事を参考にして自分に合った副業を探していくのもいいかもしれないね。
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