ーアップル暴落、ハイテク銘柄の終焉ー
ーヘッジファンドがナスダックをショートー
ー迫りくる円高と株安ー
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ここ最近、こんな感じの記事ばかりをネットで見かけるのだが、誰か全く空気を読まない「日経平均株価は年内に3万円に到達する!!」みたいな記事を書かないものかと思って探してみたが、やはりそんな人間はいなかった。
株が暴落する、円高になる、アメリカでメンソールが禁止になる、アップルがさらに安くなる...。
株価が下がるにつれて、おいらの大好きなブルームバーグやロイターは、そんな記事であふれかえってくる。
もうええて...こういうときこそ、景気のええ話せえや..へこむやん。
だけど、どこを見ても悲観的な話題しか見かけないので、おいらが景気のいい記事を書いてみようかと思う。
耳かっぽじってよう聞きやあ...ええか?
もうすぐなあ...日経平均は3万円までいくんやでええええええええええ!!
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言ってて自分でアホかコイツと思ってしまうが、案外そうなる可能性もあるのではないかと思うのだ。
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日経平均3万円って...お前マジでアホやろ!!
そう思う方も多いと思うのだが、今年の6月頃の株雑誌やその頃に書かれたネット上の記事なんかをちょっと見て欲しい。
きっと、ジャイアントブル相場の到来!!とか、日経平均は27,000円を目指す!!とか、景気のいい話が満載なはずだ。
おそらく、今年の6月頃までは日経平均はあっさりと3万円まで到達し、NYダウも3万ドルまで到達するのは時間の問題だと思っていた人はたくさんいるはずだ。
過去最高を記録する企業利益の勢いや、旺盛なインバウンド消費など、冷静に考えると日本の景気はかなり堅実な回復をみせていると考えた方が自然だからね。株価が順調であればそう思うのが当然だろう。
ところで、最近、少し驚いたことがあるのだが、とある地方都市の駅前に建てられた高層マンションの最上階に、なんと億単位の値段がついていたのだ。
高額所得者が大量にいるとはとても考えられないその地方都市なのだが、何と販売後数か月でそのマンションの分譲がソールドアウトしてしまったと聞いた。もちろん、最上階の億単位の値段がついている部屋も含めて。
おそらく最上階は中国人なんかが投資用に買っているんだろうが、最近、地方都市でも駅前の再開発がかなり活発に行われている。
東京や大阪なんかは、まあ、想像がつくだろうが、おいらが地方都市の中でも最も開発が活発だと感じるのが博多だ。
10年以上前から何度も行っているし、仕事で行く機会なんかもあったのだが、あの都市は恐らく日本で最も今後開発が進む可能性が高い都市なのではないかと思う。
新しい建物がどんどん出来ているし、若者も多く、街全体に活気がある。何よりも海外からの旅行者や退職後の旅行者などによりインバウンド需要が盛り上がっており、ビジネスホテルなんかは土曜日だと中々予約が出来ないくらいだ。
他にも、岡山や広島など、地方都市の駅前は10年前と本当に様変わりしてしまっている。もうね、本当にビビるくらい開発が進みまくっているんだよ。
時間がある方は、LCCなんかで飛行機を予約して博多に一度行ってみるといい。博多の駅前や天神を少し散歩して、レンタカーで博多の高速を走れば、おいらが言っている意味がきっと分かるだろう。
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福岡市の商業地平均価格はここ数年、ゆるやかに上昇してきている。これは、福岡の経済が徐々に活性化してきていることの証だと思うのだが、その証拠に、様々なサービスの値段も10年前と比べて上昇傾向にある。
中州でお姉ちゃんがサービスをする店から飲食店、マッサージ屋、それからさっきも書いたビジネスホテルなどなど、色々なサービスの価格が上昇傾向にあるのだ。
要するに、肌感覚だが確実にインフレが起きていると思うのだ。ということは、博多という都市に限って言うと、景気は上向いていると言えるのかもしれない。
また、国土交通省がまとめた2018年の地価調査では、全国平均が全用途で27年ぶりに下落から上昇に転じたとのことだ。その中でも、札幌、仙台、広島、福岡の4都市は、三大都市圏を上回る上昇率だという。
ということは、もはやボロボロだと思われている日本の地方都市の経済は、実は全く逆で上昇傾向にある可能性が高いと思う。
これは本当にその土地に行ってみればよく分かるのだが、今、地方都市というのは場所によっては相当な活気に満ち溢れている。
この要因は、あくまでもおいらの私見だが、①土地開発の活性化により、様々な産業に金が循環していること、②金にゆとりのある退職者たちが旅行しまくっていること、③外国からのインバウンド需要、以上の3点が絡み合って、地方経済が活性化しているのだと思う。
地方の建設業や左官業、それに看板屋や自動車ディーラーなど、実はそういった業種は今結構潤っているんだよ。本当にね、ビビるくらい稼いでいる会社だってある。
そして、そういった人々がマンションや高級車などを買い、また、設備投資を結構やっているため、金がどんどん末端の業種まで循環し始めている。
おいら思うのだが、今の日本は海外からのインバウンドで潤っており、いわば海外の観光客から金を恵んでもらっている状態だ。
しかし、その恵んでもらった金が国内をさらに循環し、そして都市開発により不動産価格が上昇していけば、最終的には株式市場に金が流れ込んでくるのではないかと思うのだ。
みんなに十分な金が循環していけば、次に人々が考えるのは恐らく投資だ。そして、莫大な額の投資を受け止められる器というのは、この日本では証券取引所だけだ。
そして、この記事でも書いたが、インバウンド需要は国策によって伸びているので、この先もある程度は継続して見込むことが出来るだろう。
ということは、2019年に消費税が増税されたり、2020年でオリンピック景気のピークが終わったり、少子高齢化で年金がなくなったり、と悲惨な話題には事欠かない日本だが、予測に反して株価が上がっていく可能性も無いとは言い切れないと思うのだ。
というか、逆にここまで金融緩和をやりまくって実体経済が上昇していかないほうがおかしいと思うのだが、どうなんだろうか...。
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どうや!!元気になったか!!
たまにはこういう空気読まん記事もええやろ!!元気出せ!!
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日本はかなり終わっている国だとネットでも文句言われまくりだが、たまに国内を旅行なんかしてみると、案外そうでもないなと思うことがよくある。
株でも同じで、日本株は結構いい銘柄が割安で放置されていることがあるので、毛嫌いせずにポートフォリオに組み込むのもおいらは悪くないと思う。
もちろん、米国企業の方が驚くほど株主還元が厚いのは確かだが、為替があまり影響しない内需系の株を組み合わせるだけでも、ポートフォリオを分散化させる効果はあると思う。
例えば、日本ケアサプライという介護系の銘柄は、はっきり言って貿易戦争も米国の選挙も全く関係なくファンダメンタルズは良好なので(高齢者が増えてるから)、値動きとしては為替の影響を受けずにマイルドな感じがする。※例えばというだけで、これがいいという訳では全くない。
エクソンモービルとアップルは値動きにあまり相関性が無いような感じがするが、日本ケアサプライはもっと無いような感じがするからね。
それにREITもそうだ。株価暴落真っ最中の先月やここ数日も、あんまり下がっていない。
今は為替が円安だけど株安というあんまり見ないパターンの状況なので、為替から完全に切り離した値動きをする資産をポートフォリオに組み込んでおくというのは、案外有効な気もするね。
別に日本株押しではないが笑。
まあ、色々工夫して資産を減らさないようにしておいて、日経平均3万円という夢が叶う日を待とうか...。
株で夢をかなえよう
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