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【終身雇用】トヨタ社長の終身雇用は崩壊で守れない的な発言について

終身雇用

トヨタ社長の終身雇用は崩壊で守れない的な発言について

日本を代表する超巨大企業のトヨタの豊田章夫社長が、「終身雇用制度を守るのは難しい」と発言し、世間に波紋が広がっている。

終身雇用制度は、戦後の高度成長期から日本企業に根付いてきた雇用形態で、一度会社に入ってしまえば墓場まで面倒を見てもらえるというほど、日本の終身雇用制度は労働者たちに対して手厚かった。

しかし、バブルがはじけて長期間平成不況が続いた結果、日本企業に昔日にような体力は残っておらず、人員削減のためのリストラに手をつける企業も増え、徐々に終身雇用の維持が難しくなっていった。

それでも、日本企業といえば終身雇用というイメージがあり、実際に少し以前までは、「いうても、日本企業と言えば終身雇用でしょ」という考え方が根強かった。

だが、日本を代表するグローバルカンパニーであるトヨタの社長が直に、「終身雇用を守るのは難しい」と発言したことにより、すでに終身雇用制度は完全に崩壊しているという事実を多くの人が認識した。

終身雇用が崩壊するのは当たり前

これまで、日本企業は長時間サービス残業を社員に強いるなど、常軌を逸した働き方をさせる代わりに、終身雇用制度という極めて安定した雇用システムを労働者たちに提供していた。

しかし、パーソナルコンピューター、つまりはPCが普及し、ワードやエクセルが普及してから徐々に業務効率化が進み、現在ではAIという人類を超える可能性がある知能まで誕生した。

そのため、平成の初期頃と比べると、現代では驚くほど多くの業務をコンピューターが処理しており、「人間がする必要のある仕事」というのはどんどん少なくなっている。

なので、企業側の本音とすると業務効率化のためにリストラをしまくりたい。

しかし、終身雇用の名のものとに雇った社員たちをすぐに首にすること出来ないので、雇用条件を徐々に下げながら、出来るだけ正社員の数を減らそうとしている。

終身雇用というのは、元々は日本が高度成長期にあった時代に完成した制度なので、状況が完全に変わってしまった現代では維持できるわけがないのだ。

そのころの日本企業は現在のベトナム企業のように伸び盛りであり、マンパワーで動いていた部分が大きかったので、「終身雇用」という聖域が維持されていたのだ。

今現在の体力が無くなった日本企業にそれを求めるのは、客観的に考えて無理だろう。

終身雇用が崩壊することは悪いこと?

終身雇用が崩壊すると、一体どういうことになるかというと、端的に言って人材の流動化が始まる。

要するに、多くの人が転職をしたり、複数の職場で仕事をしたりといった感じになるということだね。

その場合、人材の流動化がプラスに作用する人と、マイナスに作用してしまう人に二分化されることになる。

人材の流動化がプラスに作用する人とは、「能力の高い人たち」のことを指す。

能力の高い人の場合、自身が知識を持っている業界内等では、人手不足も相まって今後は引く手あまたになるため、よりいい条件での転職が出来たり、ヘッドハンティングを受けることが期待できるからだ。

一方で、人材の流動化がマイナスに作用する人とは、「会社に依存している人たち」だ。

そういった人たちは、会社に依存するだけで自身の能力を磨こうともせず、「会社が面倒見てくれるだろう」と安心しているので、いざ労働市場に放り出された時に安い労働条件で買い叩かれてしまったり、社内で厳しい立場に立たされてもひたすら耐えるしかないからだ。

終身雇用が崩壊するということは、これまでと違って、様々な職場で様々な人が働くということだ。

そのため、これまでのように「会社に依存するような働き方」をしていた人たちにとっては厳しい時代となっていくと考えられる。

まあ、会社が社員を守ってくれない時代に突入してしまっているということだね。

終身雇用の崩壊に対応するため武器を持つ

ここまで読んでいただいた方は、恐らく日本の終身雇用制度がすでに崩壊しているということを理解していただけただろう。

では、そんな時代に勤め人としてどう生き抜いていけばいいかというと、自分だけの「武器」をいくつも持っておく必要がある。

資格でもいいし、人脈でもいいし、副業スキルでもいい。

とにかく、いざという時に食いっぱぐれないスキル、他人と差別化を図れるスキルを持っておくことが重要だ。

そうしたスキルを持っておかないと、いざという時に本当に困ることになるのは自分自身だ。

そして、そのスキルはやはり「お金」に直結する類のものであった方がいい。

無意味な資格や、曖昧な人間関係は、一見その人に箔をつけそうに見えるが実際には何の役にも立たないからね。

「お金」に直結するスキルを身につけるには、やはり勉強するしかない。

日本の社会人の勉強時間は驚異的に短いらしいが、そうなのであれば勉強することで優位性が築ける可能性が高いので、出来れば様々な本を読んだり情報を漁ったりして勉強をした方がいいだろう。

「勉強」というと何だかかったるいように思うかもしれないが、大人になってからの勉強には体系など存在せず自由なので、やってみると意外と楽しいものだ。

例えば、株の本を読んでみて資産の増やし方を勉強してみたり、副業の本から自分に最適な副業の勉強をしてみたりなど、実利に直結した勉強を続けていれば、もしかしたらいざという時に自分の身を助けることになるかもしれない。

なので、自分の能力を上げるために楽しみながら勉強していくことは、今後の社会人にとっては結構重要なのかもしれない。

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