パチンコで多重債務者になって借金をしまくったら
借金と聞くと多くの人々はマイナスのイメージを抱くことが多く、実際のところその通りで、個人の欲望に基づく借金は大体のケースでは悲惨な結果を招き寄せることが多い。
例えば、買い物依存症になってしまいクレジットカードのリボ機能を使いまくったり、ブランド物を買うためや旅行に行くためにカードローンを利用したりしまくったり、そうした結果莫大な借金を負うことになり、さいしゅうてきには首が回らなくなってしまう。
そして、欲望に基づいた借金の中でも最もヘビーな結果を招きかねないのが「ギャンブル」に使う金のために借金をしてしまうパターンだ。
その中でも最もポピュラーなのは、何と言っても身近にあるギャンブルであるパチンコだろう。
パチンコは、誰でも気楽に手が出せるギャンブルで、自分も少したしなんだことはあるのだが、確かにあれは本気でハマったら結構な金が飛んでいく可能性が高いな、と思った。
というのも、みなさんに考えて欲しいのだが、ギャンブルというのは胴元がもうからないと成立しない構造になっている。
なので、最終的にはほとんどの人が負けるに決まっているのだが、そのゲーム性と中毒性の高さから中毒者を量産しているのだ。
そしてその結果、パチンコで借金をしまくり、多重債務者になってしまうケースすらある。
ところで、パチンコで多重債務者になってしまったらどうなるのだろうか？
消費者金融などで借金をするとどうなるか？
パチンコで多重債務者になるとどうなるかというと、シンプルに借金をしたお金でパチンコを楽しみ、そして負けてまた消費者金融でお金を借りて、消費者金融で借りたお金を消費者金融で借りたお金で返して、そしてその残りでパチンコをして．．．という輪廻の輪に組み込まれることになる。
「もうやめないと．．．」
そう思っても依存症になってしまうと少々の努力では辞められないのが現実だ。
そのため、パチンコ最優先でどんどん借金を重ね、やがて食費を削り、それでも足りずにとうとう家賃すら滞納するようになり、さらに借金を重ね、家を失ってしまい．．．。
そして、とうとう賃貸住宅を追い出されてしまい、ホームレスデビューをしてテントから会社に出勤してしまいことになり．．．。
こういった感じでどんどん人生が崩壊していき、最終的には体調を崩して会社にもいけなくなり、本物のホームレスになってしまう可能性すらある。
欲望に基づいた消費は身を亡ぼす
さて、ここまで読んでみなさんはどう感じただろうか？パチンコが悪い、とだけ感じただろうか？
それとも、借金が悪いと感じただろうか？
実際のところではそうではなく、いつの時代も身を亡ぼすのは「自分だけを満たすたえの浪費」であって、飲酒、女、ギャンブルの三種の神器に入れ込んでしまったなら、かなりの高確率で身を滅ぼしてしまう可能性が高い。
これは数百年前から言われている、いわば古典的助言であるのだが、本当に「飲む・打つ・買う」をやり続けると身を滅ぼしてしまうのだ。
自分も人のことを言えたものではないが、こういった欲望を刺激する魅力的なお誘いには本当に要注意だ。
というのも、欲望と言うのは自分自身でコントロールできるようでいて、いったんリミッターを外してしまうと今度は自分自身が欲望にコントロールされてしまう羽目になってしまうからだ。
今回はパチンコを例にとって書いてみたが、何もパチンコだけが危険なのではなくて、お金がかかるもので自分の身を削るようなものは、なんでも注意が必要だと言うことだ。
一度そういった欲望の渦に身を投じてみるのも悪くはないのだが、今の時代そんなことをしなくてもうまいこと人生を楽しめる方法はいくらでもあるので、あんまりオススメすることはできないね．．．。
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