スポンサーリンク

ニトリ会長の為替予測と株価予測の精度がエグすぎる...。

「こ、これは...当たりすぎではないか!?」

その記事を見た瞬間、おいらの全身に鳥肌が立った。

すごい...。あまりも、凄すぎる。

何が凄いかというと、安価で高品質な家具で有名なニトリホールディングスの会長である、似鳥昭雄氏の為替予測と株価予測の精度のことだ。

もうね、株雑誌や経済紙、それから自称プロみたいな連中が予測する株価や為替の予測とは本当に比べ物にならないくらいに当たっているんだよ。

「日経平均は3万円までいきます!!」

「日経平均は1万円になります!!」

「いや、やっぱり日経平均は1万5千円になります!!」

こんな感じでクソの役にも立たないような予測をしまくるのがアナリストや、自称プロといった連中の仕事なんだが、大体の場合は結構な確率で予測を外すことが多い。

というか、何故プロなのにそこまで予測を外せるのか、逆に不思議になってしまうほどアナリストたちや自称プロたちの予測は精度が低いのだ。

まあ、株式市場を盛り上げるのが彼らの仕事なので、その時の市場の雰囲気に合わせて言っているだけなのかもしれないが、それにしても、おいらが見ても「これはひどいな...」という予測も結構ある。

一方で、似鳥会長の予測はというと、さすがは本業で為替を長年扱っているだけあって、その予測の精度は凄まじい。

もうね、昨年なんかドンピシャと言ってもいいほど当たっていて、今年についても、すでに予言通りになりそうな兆候が満載なのだ。

思わず、ニトリの人事部に電話して、「すいません、会長の靴を懐で温める仕事でいいので、やらせてもらえませんか?」、と豊臣秀吉ばりの売り込みをかけてしまいそうになってしまった。

さて、似鳥会長の予測の精度のすごさを語る前に、なぜ似鳥会長はそこまで鋭い嗅覚を持っているのかについて、少し話をしてみよう。

そのヒントは、ニトリ製品の製造国だ。ニトリの製品というのは、そのほとんどを海外で製造しており、素材もほぼすべてが海外製だ。

そのため、人件費が高い日本で作るよりも、割安な価格で製品を製造することが出来る。

ただ、それには素材を安く仕入れたりして、製品をできるだけ低い価格で日本に輸入する必要がある。

そのためには、円安の時にできるだけ円高な価格で決済通貨であるドルを仕入れておく必要がある。

ドルは世界の基軸通貨なので、商品の取引を行う際には、基本的にはドルを使用する場合がほとんどだからだ。

「円安なのに円高状態でドルを仕入れるなんて無理でしょ...」

そう思う方は多いかもしれないが、実はこれは条件が整えば不可能ではなく、そういった条件を可能にするオプション取引が存在している。

オプション取引については、この記事で述べているが、為替予約とは、要するに手数料を支払って将来買うドルの価格を決めておく取引のことだ。

ニトリは31期連続増収増益という驚異的な記録を持っている企業だが、この業績を下支えしているが、実は似鳥会長の為替予測だという。

その精度は凄まじく、例えば2018年は為替の平均レートは1ドル108円と予測して的中させ、2019年については100円~110円とすでニアピンの匂いがプンプン状態の予測をしている。

似鳥会長は、住宅関連指標や各種経済指標から景気を先読みして為替を予測しているらしいが、ここまで精度が高い一番の理由は、恐らく真剣さの度合いと経験則からくる勘のレベルが、一般的なアナリストや自称プロたちとは段違いだからだと思う。

なんせ、似鳥会長は、超巨大なグループ企業の業績を一身に背負っているのだから、神経のすり減り方も違うと思うし、プレッシャーの度合いも半端ではないはずだ。

だって、為替予測が外れると、何百億という利益が吹っ飛ぶわけだからね。

しかし、ニトリHDは、そんな状況を何十年も経験して連続増収増益を達成しているので、やはり似鳥会長は本物の百戦錬磨なのだ。

そのため、予測の精度が他の連中とは別次元なのではないだろうか。

もちろん、似鳥会長も予測を外すことはあって、2017年にトランプが大統領に就任した際には円高になるという予測を外してしまっている。

しかし、その後は再び予測を的中させているし、そもそもトランプが大統領になると選挙前から本気で予測していた人間は少数派であり、かなりイレギュラーな出来事だったということを考えると、やはりその予測の精度に疑いはないように思う。

ところで、似鳥会長の予測によれば、2019年は株価が低迷し、年末頃に日経平均が20,000円程度に戻るという。

米住宅関連の指標が直近数か月で鈍化しており、さらには原油価格も下げていることが景気後退のサインになるとも述べているのだが、確かにそれはその通りだと思う。

住宅関連指標が下げるということは、住宅関連事業にかかわる建設業者、材料企業、リース企業、ローンを貸し出す金融業など、多岐にわたる業種に影響が及ぶため、そこから景気が悪化して小売業など全体に広がっていくというプロセスではないだろうか。

似鳥会長は、何も特別難しい指標や分析ツールを使っているわけではないようだが、単純な経済指標をいくつも組み合わせることで、長年つちかってきた経験が、「このときはこうだった」、という答えを導き出すのだろう。

年始から現状までの株式相場や為替相場の状況を考えると、確かに似鳥会長の予測は当たりそうな感じがする。

そうなると、恐らく日経平均は日銀がETF買いで支えているので、15,000円~20,000円くらいの間でレンジ相場になるのではないだろうか。

2016年に株価が暴落していたとき、日経平均が瞬間的に15,000円を割る瞬間があったが、その時日銀がETFで思い切り株価を押し上げたので、一瞬で15,000円を回復していたと記憶している。

そのため、メチャクチャ売られまくっても、恐らくはそれくらいが下げの限度なのではないだろうか。

そして、為替は100円を割る瞬間もあるかもしれないかな...とも思う。なんせ、年始に104円台まで円が暴落していたので、それも無い話ではないだろう。

ただ、投資家は円高を嫌う傾向があるが、おいらは全く悪いことではないと思う。円高な状態であれば、ドル建て資産を安く買うことが出来るからね。

そのため、配当金を目的とした投資や、長期間での値上がりを目指す投資であれば、むしろ2019年はチャンスになるのではないかと思っている。

現在のNYダウは暴落したといわれているが、実際には10月につけた史上最高値から20%も暴落はしていない。

なので、場合によっては20,000ドルにタッチする瞬間は普通にあると思うのだが、そんなに恐れる必要もないかなとは思っている。

一番恐れるべきは、長期投資目的で買った株を、暴落局面でバーゲンハンターたちに大安売りしてしまうことだと思うので、それだけは避けるように心がけたいと思う。

ちなみに、おいらは日経平均はそのうち3万円に到達すると考えている。

株で夢をかなえよう

※似鳥会長に弟子入りしたいかぶまくらさんを応援したい方は、下記のボタンを猛プッシュしてくれ!!また、為替と聞いたらFXを連想する方も猛プッシュを頼む!!その他の方は、押さなくてもいい。

にほんブログ村

サラリーマン投資家ランキング

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ