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ドイツ銀行の株価が崩壊しすぎてドイツ政府が焦っています

はーい、こんばんは~!!

最近、あんまりにも激寒過ぎて、朝なかなか起きれないという病気が発動しているかぶまくらだ!!

もうね、嫌なんだよね、寒いの...。

あまりの寒さに朝から芋焼酎のお湯割りでも引っかけようかと思うのだが、それをやってしまったらアルコール中毒まっしぐらなので、今のところは耐えている次第だ。

せめてこの寒さで石油の消費量が激増して、その結果エクソンモービルの株価が上昇するのであれば許せるのだが、エクソンモービルの株価は現在進行形で下げ続けている。

頼むからこれ以上寒くなるのは勘弁してほしいところだ...。

さて、今日の話題はタイトルの通りドイツ銀行のことなんだが、ここのところマジで株価の崩壊具合がヤバい。

だって、もう余裕で10ドルを切ってしまい、8ドル台まで下がってしまっているからね。

8ドルというのがドイツ銀行にとってどれくらいの株価水準かというと、軽くリーマンショック後の安値を下回っているというレベル感だ。

ヤフーファイナンスでドイツ銀行の10年チャートを見てもられば分かると思うが、もう惚れ惚れするほど美しい右肩下がりのチャートを形成している。

このブログでドイツ銀行のことは何度か取り上げているが、ドイツ銀行はリーマンショックの引き金となったサブプライムローンをたんまり含んだ金融商品を売りまくり、アメリカ政府から巨額の制裁金を課されている。

しかも、トレーディング部門の収支がボコボコで、世界中で赤字を垂れ流すという日本の某証券会社顔負けのひどい業績だ。

そのため、投資家たちから完全に見放されてしまい、もうこれでもか、というくらい株価が売り込まれてしまっているのだ。

さらにネガティブな要素として、ドイツ銀行が「パナマ文書」に関連するマネーロンダリングに関わっていたという疑惑が浮上し、株価の下落はとどまるところを知らない状態になってしまっている。

え、まだあるんかい!?

そう突っ込みたくなるほど、ドイツ銀行は株価を下げさせるニュースには事欠かない。

これ以上いったら本間にヤバいと思うのだが、何となくまだまだ爆弾が出てきそうな気がしないでもない。

その結果、株価はダダ下がりしているのだが、ドイツ政府がいよいよこれはヤバいと思ったのか、ドイツ銀行を何とか救済しようと動き始めている。

ドイツ銀行はドイツと国の名を冠しているが、完全な民間企業だ。

その民間企業を政府が救おうとしているわけだが、日本流の公的資金を注入しまくるという救済方法はなかなか難しそうだ。

ドイツ政府はギリシャやイタリアなど他のユーロ加盟国が銀行に公的資金を注入して救済することに対して反対してきたので、自国の銀行に公的資金を突っ込んでしまっては、ユーロの盟主たる面目が立たないのだ。

そのため、現在ドイツ政府はドイツ国内2位のメガバンク・コメルツ銀行との合併を支援する方向で動いているとブルームバーグが報じている。

公的資金を注入できないのであれば、合併させて収益力を高めさせ、何とかするしかないといったところなんだろう。

ドイツ銀行は中小向けの融資やリテール部門が弱点なので、コメルツ銀行と合併させればその弱点を補完することが出来る可能性が高い。

また、銀行という業種はでかければでかいほどいい、という側面があるので、同国1位と2位のメガバンクが合体することでスケールメリットが増すことが魅力的だと考えられているんだろう。

おいらは専門家でもなんでもなく、ロイターやブルームバーグでの情報や証券会社が提供してくれるデータくらいしか判断材料がないのだが、果たして合併させたからといってドイツ銀行が復活出来るのかというと、相当厳しいのではないかと思う。

というのも、ドイツ銀行は投資銀行であるにも関わらず、世界最大の市場であるアメリカから撤退を余儀なくされている状況だ。

さらに、全世界で投資銀行部門のリストを進め、商業銀行部門を今更頑張ろうと無茶なことをしようとしている。

そして業績は悪化の一途をたどり、株価はジ・エンド状態。

本当に合併してこの危機を脱することが出来るのか?というくらいの瀬戸際まで追い込まれているように思うのだ。

おそらく、コメルツ銀行との合併自体はドイツ政府が何が何でも成立させるだろう。だって、国内最大の銀行を潰してしまったら国内経済に一体どれほどのインパクトがあるのか予測がつかないからだ。

リーマンショックの際によく聞いた、「大きすぎて潰せない」、というやつだ。

「ほな、小さかったら潰していいんかい!」と思ってしまうが、銀行の場合はやはり巨大であればあるほど潰すと広範囲に影響が及んでしまうので、国としても救わざるを得なくなるのだ。

おいら、景気の減速は全然普通に起こることだし、10年近くも景気が上昇しているので逆に少しは後退しないと違和感があると思っているくらいだ。

したがって、景気減速による株価の下落はある程度想定しているし、たとえ下落しても数年ですぐに回復すると思っている。

しかし、ドイツ銀行が破綻した場合のインパクトについては、はっきり言ってちょっと予測がつかない。

もしかしたら全く影響はないのかもしれないが、ドイツ銀行は天文的な額のデリバティブを抱えているらしいので、破綻した場合にそれらがどうなるのかが分からない。

多くの専門家がドイツ銀行が破綻するとリーマンショックを超える規模の暴落が起こると指摘していることから、恐らくリーマンまではいかないにしても、破綻した場合は相当なインパクトがある可能性が高い。

ドイツ銀行が破綻したら、それはドイツ銀行だけの問題ではなく、ドイツ銀行が発行している債券や株式を保有している投資家、それから融資先の企業、預金者、投資部門の投資先企業と凄まじい規模で影響を及ぼすことになるからね。

最近、2016年の頃のようにあんまり話題にはならないが、株価や業績だけを見ると当時より状況は悪化しているのではないかと思ってしまう。

朝起きたら、「ドイツ銀行破綻!!」、みたいなニュースがヤフーニュースのトップになっているのだけは勘弁して欲しいよね...。

そうなったら、NYダウや日経平均はどれくらい下げるのだろうか?

はっきり言って、ちょっと予測がつかないというのが正直なところだ。

なので、おいらは引き続きドイツ銀行関連のニュースは注視していこうと思っている。

注視していようがいまいが暴落には巻き込まれると思うが、何となく気になるから見てしまうんだよね...。

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