スポンサーリンク

【高配当株】Oneリート投資法人(3290)の配当金とポートフォリオについて

Oneリート投資法人(3290)の配当金とポートフォリオについて

投資家の楽しみと言えば、何と言っても季節ごとに支払われる配当金で、「配当金の小切手が配達されてくるのが唯一の私の楽しみだ」的なことを、経済的成功の頂点を極めた大事業家が言ったことからも分かる通り、配当金は投資家にとって最も好ましい所得のひとつだ。

配当金は日本人投資家たちに特に大人気のインカムゲインで、その理由は株価の上昇によって得られるキャピタルゲインよりも計算することが出来て、なおかつ安定的に収入が得られるからだ。

しかし、そんな配当金神話も新型コロナウイルスというかつてないザ・ブラックスワンによって完全破壊されてしまい、多くの高配当株が減配を実施して配当金は決して安定収入ではないということを証明してしまっている。

高配当株としての地位をこれまでは保っていた日本郵政がついに中間配当を無配としたのはつい先月のことだが、恐らくはこれから新型コロナウイルスによる経済的ダメージがボディブローのようにじわじわと効いてきて、多くの企業で減配や無配の決断がされることになるだろう。

そんななか、不動産に投資するタイプの投資商品であるJリートも減配の危機にさらされており、事実、高配当で人気だったJリートが下記の記事で書いた通り衝撃的な減配を実施している。

これまで減配を実施しているのはコロナの影響を真っ先に受けてしまったホテル系Jリートなのだが、今後はOneリート投資法人などのオフィス系Jリートの配当金支払にもじわじわと新型コロナの影響が出るのかが注目されるところだ。

オフィス系Jリートは意外と不況に強い?

今回紹介するOneJリートは、オフィス系のJリートであり、ポートフォリオのトップには大博多ビルが入っていることからも分かる通り、東京に一極集中ではなく、名古屋や大阪にも物件を分散している。

その点では、東京に一極集中のJリートよりもリスク分散はされていると言っていいかもしれない。

日本の不動産市場で最もニーズが高く、また取引も活発なのは間違いなく東京なのだが、日本が世界でも屈指の地震発生国であり、さらには南海トラフ地震なども予測されているため、やはり東京に一極集中はリスクがありすぎる。

ブラックスワン的な出来事は、普段は全く意識することはないが、新型コロナで身に染みて多くの人が分かった通り、それが具現化されると本当にとんでもないことになる。

ただ、新型コロナに対しての態勢については、オフィス系のJリートはテレワークなどの浸透によりネガティブな影響が大きくなると言われているのだが、緊急事態宣言が解除されたら即満員電車が復活していることを考えれば、今後も普通に需要はあるだろう。

賃料にしても、今現在の政府の補助の動きを見ていると、今後景気の悪化が続いたとしてもある程度までは耐えられそうな感じもする。

ただ、住宅系のJリートと比べるとやはり景気に左右されやすいので、今回の新型コロナに対する耐性は中程度といったところだろうか。

Oneリート投資法人の配当利回りは5%程度だが、オフィスは長期契約になっているケースも多いので、今年は恐らく大丈夫なのではないだろうか。

もちろん、今後の新型コロナが経済に及ぼす影響次第ではあるけどね。

テレワークは日本では浸透しないのか

海外ではTwitterが永久的にリモートワークを許可するケースもある、という発表をしていたことが話題となっていたが、日本企業の場合はテレワークはやはりオフィスワークの補助的な役割を果たす程度で落ち着くような気がする。

というのも、日本企業は意味のない会議やオフィスワークでの社員管理など、非合理的なものが大好きな民族だからだ。

特に大企業の場合なんかは、そういった習慣にどっぷりと浸かった層が管理層や経営層にいるため、一時的にテレワークやリモートワークを導入しても、コロナが収まれば元に戻す可能性が高いように思う。

すでに満員電車が復活しているのは、そのいい証拠かもしれない。

個人的にはテレワークやリモートワークが浸透すれば、純粋の仕事の良し悪しで人事評価がなされて生産性が上がると思うのだが、やっぱり日本企業では浸透しないんだろうね...。

株で夢をかなえよう

※配当金が好きな方は下記のボタンを猛プッシュして欲しい!!Jリートが好きな方も猛プッシュを頼むそれ以外の方は、押さなくてもいい。

にほんブログ村

サラリーマン投資家ランキング

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ