「配当金まだかな...」
3月が過ぎて配当金が入金される季節になると、おいらはこの画像のサルのような顔をして配当金の入金を心待ちにしている。
配当金は、本物の不労所得ランキング第1位クラスなので、こんな感じでぼーっとしているだけで証券口座に入金される。
そのため、配当金を入金してくれる株というのは、不労所得生活を実現するために非常に大切な宝物なのでアッサリと売ることはこれまであんまりなかった。
しかし、先日、数か月保有しただけで売却してしまった高配当株がある。
その株は、おいらに配当金だけではなく株主優待制度でも喜びを与えてくれるはずだったのだが、「まあ、これくらい株価が上がったからええか...」と売却してしまったのだ。
不思議なもので、一度保有したことのある株というのは、その後も株価が気になる傾向がある。
そのため、おいらは売却した後もその株の株価推移をずっと確認していた。
不労所得をおいらに与えてくれる予定だったにもかかわらず、なぜかすぐに売却してしまった株、それはKDDIのことだ。
KDDIは買った時点での配当利回りが4%を超えていた正真正銘の高配当株で、日本株にしては珍しく連続増配を頑張っている銘柄だ。
そんな特徴もあってか、不労所得生活を目指す人や高配当株が大好きな投資家には大人気の株だ。
おまけに、株主優待制度も設置しており、優待カタログから好きな品を選ぶという内容で、同じく日本の代表的な高配当株であるオリックスと同じいい感じの優待なので優待投資家からも人気がある。
そんな不労所得生活には欠かせない高配当株であるKDDIだが、直近の上値は非常に重かった。
おいらの予測では3月の配当権利月になれば株価は徐々に上昇基調となるかと思っていたのだが、ここ数か月の上値である2700円台以上は株価が上昇しない。
「がんばれ、KDDI...」
一度保有していたこともあり、おいらはKDDIを応援していたのだが、どうにも上値が重く、株価は再び2600円台となっている。
KDDIは直近でカブドットコム証券を買収したりして、金融分野を強化しており、ミャンマーなどの海外事業も好調で、政府の携帯料金値下げ圧力による減収を補って頑張っている。
ただ、投資家の意識はどうしても4月以降どの程度携帯料金の値下げが業績に影響してくるかに向いているようで、そのせいで株価の上値が重いのかもしれない。
KDDIはね...売ってしまったおいらが言うのもなんだが、本当にいい感じの企業だと思うんだけどね。
やはり、投資家の意識はKDDIが与えてくれる不労所得よりも、不確実なKDDIの将来の方を重視しているということなんだろうか。
KDDIの配当利回りはいまだに3.7%程度あるので、配当金目的だけでも人気がでそうなのだが、いまだに上値が重いということは、恐らくそういう理由ではないかと思ってしまう。
それにしても、今年は昨年の「利確しなかったせいで資産が増えなかった」という反省を踏まえて株価がある程度上昇したら利益を確定する方針にしているのだが、果たしてそれが正解なのかは不明だ。
株をすぐに売却してしまうことのデメリットに、配当金を貰うタイミングを逸してしまうという点と、大きなキャピタルゲインを取り損ねてしまう点が挙げられる。
貴重な不労所得である配当金を貰うためには、各企業が設定している配当金権利月に株を保有しておかないといけないので、それまでに株を売ってしまうと配当金を受け取ることが出来ない。
そのため、今年はもしかしたら昨年よりも配当金の受け取りが減ってしまうかもしれない。
また、優待品の受け取りも少なくなるに違いない。
果たしてそれが資産を増やすための正しい選択なのかは全く不明だ。ただ、昨年がダメだったので一度やり方を変えてみているだけだ。
配当金って、本当に何やかんやで資産増加を加速させ効果があるんだよね。
なので、もしかしたら不労所得生活に必須の配当金をあまり意識しない投資を実践する今年は逆にパフォーマンスが悪化してしまうかもしれない。
そうなったら、再び方針を転換しないとけないな...。
まさに、ナックルボール並みにブレブレな投資方針だ。
ところで、投資家に配当金をあまり支払わない代わりに先行投資をしまくっていた楽天の株価が最近好調だ。
楽天は、高配当株代表であるKDDIやNTTドコモと同じ携帯事業に参入してくることが確定しており、KDDIとはその分野においてはライバル関係にある。
そんな楽天なのだが、先行投資で育てていた金融分野の成長や、株式を大量に取得していた米国のリフトのIPOへの期待感もあってか、最近は本格的に株価が回復してきている。
おいらは基本的に高配当株が大好きで、不労所得として配当金を受け取ることにこの上ない喜びを感じる人間だが、楽天のように内部で利益の再投資を実施して企業価値を上昇させるのもアリだなと最近思うようになってきた。
無配のグロース株とかはあんまり好きじゃなかったのだが、株を売った金で再度株を買っていると、「これ、企業に内部投資してもらって増やしてもらった方がよくね?税金もかかるし...」と感じたからだ。
だけども、無配のグロース株だけだとやはり寂しいので、不労所得として配当金を支払ってくれる企業も保有したい。
なので、将来的には自分のポートフォリオにはそれらの二つの株が組み入れられている状態にするかもしれない。
でも、そうするとやはり配当金の額が減ってしまうので、非常に悩ましいところではある。
やはり、現金として受け取れる配当金は魅力的だからね...。
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