配当金を受け取ると給料への依存から解放される
配当金を受け取っている投資家たちの特徴として、「何もしないでお金をただ受け取れる」というものが挙げられるのだが、これは給料だけに依存しているサラリーマンからすると信じられない話だと言っていい。
というのも、配当金というものは本当に何もしなくても受け取れるお金で、必死で働いてようやく手に入れることができる給料とは全く別の種類の所得なのだ。
サラリーマンたちは毎日毎日必死で働いてお金を手に入れることが出来るのに対して、投資家たちは夏はガリガリ君、冬は肉まんを食っているだけで不労所得である配当金を手に入れることが出来る。
この違いは一体何なんだろうか、と疑問に思う方もいるかもしれないが、それはリスクをきちんと取って生きているのか、それとも惰性で肉体労働に勤しんでいるのかという違いだ。
ここで肉体労働について勘違いしている人が多いので、少し説明をしよう。
私かぶまくらは、学生時代にアルバイトで、コンクリートをこねる、引っ越しで悲鳴を上げる、客引き笑、などなど数々の肉体労働に半分フルタイムで勤しんでいた。
その際に犠牲にしていたのは「時間」なのだが、今現在サラリーマンになっていわゆるホワイトカラーの職種(ただし、ハイパーブラック)として働いていてもそれは変わらない。
そう、肉体労働とは要するに「時間」を消費する仕事のことを指すのだ。
配当金は時間を与えてくれる
配当金を受け取る一番のメリットとして挙げられるのは、「自分の時間を使わずにお金を稼げる」ということだ。
そう、配当金は何もしなくても株を持っているだけで手に入れることが出来るお金なので、本来であれば使うはずだった時間を節約することが可能になるのだ。
これはサラリーマンにとっては信じられないことかもしれないが、実際のところは完全にその通りで、投資家たちは何もしないでもお金を手に入れることで、サラリーマンたちが必死で働いている間にガリガリ君を食べたり、肉まんを食べたりしているのだ。
このように聞くと非常に不平等な感じがするのだが、これは資本主義社会の構造上仕方がないことで、やはり資本をリスクにさらした投資家がおいしい思いを出来るようにデザインされているのが我々が生きているこの資本主義社会なのだ。
それでもサラリーマンたちがリスクを取らずにコツコツと毎日のように必死に働き、スズメの涙のような給料に依存して健気に暮らしているのは洗脳されているから、ただそれだけの理由からなのだ。
まだ給料だけに依存しているの?
もしも、今、この記事を読んでいるあなたが給料だけに依存して健気に生きているサラリーマンなのであれば、それはかなり危険な状態だということを認識した方がいいだろう。
というのも、給料だけに依存するということは、ここまで書いた通り「時間」を鰹節のように削られることに他ならないことだからだ。
そして、おまけに会社なんて今のコロナ過の世の中ではいつ潰れてしまうかもわからないし、さらには会社が存続していたとしても年を取ればリストラされてしまうなど、本当に労働者たちにとっては生きにくい環境になってきている。
個人的には日本は人口自体が減少しているので、労働者をやっていればまあ、何とか生きてはいけるとは考えているのだが、それでも1社の給料だけに頼っている状態はリスクがありすぎる。
なので、きちんと投資をしてそこから配当金などのリターンを得るような稼ぎ方や、副業で他にも収入を得ることが出来る状態をきちんと作っておくなど様々なアプローチで自分自身の収入源を増やしておく必要があるだろう。
そうしておくことで、給料だけに依存して健気に生きるサラリーマンからは徐々に解放されていくだろう。
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