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株価大暴落の日本郵政だが配当利回り６％で倒産リスクは低いのか
最近、新型コロナウイルスの感染拡大により経済が完全にストップしている状態なので、ありとあらゆる高配当株が大暴落を演じている。
中には、KDDIのように何とか値を保っている高配当株もあるのだが、大体のケースでは新型コロナショックと呼ばれる株式市場の大暴落からの値崩れが激しい。
日本郵政についてもそれは当てはまっていて、ゆうちょ銀行やかんぽ生命といった傘下の収益源となっている主力企業の業績も悪化しているせいで、ただでさえ株価に下落圧力がかかっていたのに、もはや収集がつかないような状況になってしまっている。
そのため、日本郵政の配当利回りは６％程度にまで上昇しており、表面上は非常に高配当な状態になっている。
表面上、といったのは、配当金は利益のうちから支払われるものなので、日本郵政の業績が今後さらに悪化した場合には、当然のことながら減配の足音が忍び寄ってくる。
そのため、あくまでも今の配当利回りは表面上のものだと考えた方がよいのだ。
そんな日本郵政だが、配当利回り６％というと、１００万円を投資したら、なにもしなくても年間６万円もの収入を得ることが出来るので、投資したいと考えている投資家も多いのではないだろうか。
日本郵政の倒産リスクは低いのか
ところで、日本郵政に限らず、最近の市場環境や経済環境で高配当株に投資をする場合、配当金を支払い続けられるのかという観点と、倒産リスクはないのか、という点について点検をする必要があるだろう。
つい先日、米国でゴールドジムが破産申請をしたことが報じられていたが、今後はちょっと信じられないような大企業であっても、財務体力の限界がきて倒産してしまうリスクは十分にある。
というのも、今現在は資本主義社会の血液である「お金」の流れが完全に止まってしまっており、一部のEC事業者など以外は業績に壊滅的なダメージを受けているからだ。
この点を軽視する人もいるかもしれないが、これははっきり言って相当ヤバい状態だ。
このままの状態が続けば、日本経済自体が崩壊してしまう可能性すらあるのだが、日本郵政に倒産リスクは存在しているのだろうか？
個人的には、日本郵政は倒産リスクはかなり低い部類に入る企業なのではないかと考えている。
その理由については、日本郵政が元々国営企業だったため、それを倒産させてまた国営にするということは考えにくいからだ。
また、日本郵政は国民生活の重要なインフラを担っている企業なので、この点においても日本郵政を潰すことは、まず考えにくい。
そのため、収益性という観点で考えると確かに日本郵政の倒産リスクが頭をよぎるかもしれないが、実際のところは日本郵政の倒産リスクは低いように思う。
企業の連鎖倒産が始まってしまった
米国でゴールドジムが破産申請を実施した、ということを少し書いたのだが、ついに企業の連鎖倒産が始まった感がある。
これまでは比較的小規模な事業者や企業がデフォルトしていたイメージだったのだが、いよいよそれなりに名が通っている企業もデフォルトするフェーズに入ってきた。
ここ日本においても現在は完全に経済がストップしてしまっており、さらには緊急事態宣言の延長もアナウンスされてしまった。
そのため、今後はそれなりの企業から大企業まで資金がショートしてしまう可能性が出てきた。
もしかしたら、「まさか」という企業が倒産するような事態が本当にやってくるかもしれない。
今回の新型コロナによる経済的ダメージは前代未聞のものとなる可能性が高いので、本当に未曽有の経済危機になってしまうかもしれないね．．．。
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