高配当株のゆうちょ銀行の株価が暴落中で配当金の支払いは?
コロナウイルスによる新型肺炎の影響で株式相場の暴落が続いており、毎日のように株価が下がりまくっているが、そんな中で高配当株も株価が下がりまくっている。
ゆうちょ銀行は株価が下がりすぎたせいで、なんと再度900円台まで株価が下落しており、配当利回りは5%超と驚異的な水準まで上昇してしまっている。
配当利回り5%という水準は、高配当株の中でも上位に位置するレベルの利回りで、投資金額ごとに下記の配当金が得られることになる。
■配当利回り5%の株に投資した場合の配当金
・10万円→5,000円
・100万円→50,000円
・1000万円→500,000円
・1億円→5,000,000円
このように、配当利回り5%の株を仮に1億円分保有しているとすると、なんと年間で500万円もの配当金を得ることが出来るので、リアルに何もしなくても生きていけるような驚異的な状態が完成するのだ。
昔であれば定期預金の金利でも5%程度の高金利な時代があったのだろうが、現在の定期預金の金利が驚異的に低いことを考えれば、この配当利回りは驚異的な水準だと言っていいだろう。
そんな超高配当株状態なゆうちょ銀行だが、果たしてこの暴落時に買って継続的に配当金を得ようとすることは正しい投資なのだろうか?
高配当株投資家であれば、通常時なら非常に魅力的に見える水準なのだが、現状ではどうだろうか?
暴落時に下落している株を買うとさらに下落する可能性が高い
ゆうちょ銀行を暴落時に買う場合、その後どれくらい株価が下がる可能性があるのか、という点についてはよく考える必要があるだろう。
というのも、ゆうちょ銀行はすでに株価が下落気味の状態だったのが、今現在コロナショックによる株価暴落でさらに株価が下落している状態だ。
だからというのではないが、今後日経平均がPBR1倍割れを目指して下落していくのであれば、「今現在下がっている株はさらに下がっていく可能性が高い」ということは意識しておいた方がいいだろう。
この原則は、恐らくは日本株式市場でも米国株式市場でも共通していて、その証拠に以前までは株価が不調だった株は現在えげつない程株価が下がっている。
なので、ゆうちょ銀行がそれに今後当てはまるのかは不明だが、そういったことも考えた上で株を買うのかどうかは検討した方がいいだろう。
コロナウイルス問題はいつ収束するのか?
ところで、今回のコロナウイルスによる新型肺炎問題だが、一体いつ終息するのかという疑問がある。
現在、南極以外のすべての地域で感染が確認されたという情報も流れてきており、まさに世界規模でのパンデミックの様相を見せてきている。
コロナウイルス問題が深刻化すると何が問題かというと、「人」や「物」の移動に制限がかかってしまうという点だ。
そのため、「人」や「物」が動くことによって循環する「お金」の流れが詰まってしまい、経済が停滞してしまう可能性があるのだ。
実際、先日初めてコロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大により、旅館が破綻したというニュースが流れていたが、すでにインバウンドには深刻な影響が出始めている。
新型肺炎自体の致死率は高齢者等以外は決して高くはないのだが、感染力が異常に強いという点と特効薬が開発されていないという点と、さらには未知のウイルスだという点が人々に非常に強い不安を与えている。
もしもコロナウイルスによる新型肺炎を完治させる特効薬が開発されたら問題は終息すると思うのだが、まだまだそんな感じではない状況なので、この問題は長引くんだろうね...。
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