おいっす~!!
最近、全くお酒を飲まなくなっているかぶまくらだ!!といっても二週間程度の話だが笑。
昔は、それこそ毎日飲まないと気が済まなかったのだが、最近はセルフコントロールができるようになってきたので、出来るだけ飲まないようにしている。
もうね、一人で酒飲んでいてもいいことはないんだよ。次の日は二日酔いになってしまうしね。
酒は買おうと思えば、まあ、全然買える範囲の値段の嗜好品なので、自己制御しないと止まらないんだよね...。
しかし、今から数百年前の江戸時代においては、酒は結構高価なもので、毎日飲んでいると本当に破産してしまう場合もあったらしい。
江戸時代の勘定の支払いは、大体ツケにしておいて年末の大晦日に支払うみたいな感じだったので、飲みすぎてそのタイミングでツケが払えなくなってしまう職人なんかもいたみたいだしね。
「酒なんかで破産するなんて...我慢すればいいのに」
そう思われる方もいるだろうが、実際酒を毎日飲んでいると、飲まないと気が済まなくなってくるのだ。
なので、おいらは何となくその頃に酒の飲みすぎで破産していた人たちの気持ちがわかるような気がする。
人間は、快楽に弱い生き物だからね...。
日本銀行協会が行っている「銀行カードローンに関する意識調査」では、カードローンを借りる動機を利用目的別に調べているのだが、その結果からも、人間は快楽に弱い生き物だということがよくわかる。
利用目的の1位は、「日常的な生活費の支出増加を補うため」、でこれは致し方ない借入目的だと言っていいだろう。
しかし、堂々の第2位にランクインしている、「レジャー・趣味・娯楽を楽しむため」、は普通に考えてありえない利用目的だ。
要するに、欲望のためにカードローンを利用しているということだが、なんとこの利用目的が全体の22.1%を占めているのだ。
びびるよね...。
しかも、カードローンをでお金を借りている層というのは、圧倒的に会社員、つまりサラリーマンが多い。
サラリーマンというのは安定した給与を貰える安定した職業であるというイメージが強いはずだが、そういった層が人生を不安定にさせる可能性を秘めたローンやキャッシングに手を出しているのだ。
そして、その利用目的の第2位に、「レジャー・趣味・娯楽を楽しむため」、がランクインしている。
以前書いたこの記事で、銀行のカードローンで金を借りて破産する人間が多くいると書いたが、「生活がどうしても苦しくて生活費を借りるために...」、という理由ならまだ分かる。
しかし、遊びや趣味のためにカードローンやキャッシングを借りて、挙句の果てに破産してしまうのであれば、それはもう完全に狂っているとしか思えない。
思えないのだが...何となく気持ちは分かるような気がしないでもない。
世の中には金のかかる遊びがナンボでもあって、そういった遊びにハマって金に切羽詰まっている人も実際にいるからね。
例えば、おいらは何が楽しいのか分からないのだが、キャバクラやガールズバーなんかの夜のお店にハマる人もいる(おいらはもっと別種の店に行く)。
そして、そういう奴は本当にそういった場所で金を使う。もうね、多分感覚がマヒしていると思うんだが、キャバクラで高い酒を入れたりするんだよね。ガールズバーだったら毎日行ったりとかね。
キャバクラなんて、普通に1~2時間滞在するだけならそこまで金を取られはしないが、酒を入れると俄然支払額が上がってしまう。
仕事の接待で行くなら全然いいのだが、自腹を切って行くと相当な負担になってしまうんだよ。
だけど、行ってしまうんだよね、ハマっている人は。
ガールズバーなんかだと1回3,000~4,000円で安いから、それこそ毎日のように通い詰めている同僚が昔いたが、積もり積もると半端じゃない金額になるからね。
実際、その同僚は可処分所得を超える金額を使っていたからね笑。
他にも、車やジェットスキーなんかにハマると、とんでもなく金がかかってしまう。
欲望というのは人の感覚をマヒさせる不思議な力を持っていて、実際においらも若い頃に相当金を使っていた時期があって、月の給料を超えた分をリアルにボーナスで補てんしていた。
何に使っていたかというと、ほぼ自分の欲望を満たすために使っていた。
今となっては考えられないのだが、その時は、「楽しいからいいんだもん。今この瞬間が大切さ!!」、と完全に開き直っていた。
というか、マヒしてしまっていたんだよ。金って、使いすぎると途中らへんからもういくら使っても同じような感覚に陥ってしまうんだ。
しかし、あの状態が行き過ぎると次はカードローンやキャッシングに手を出していたかもしれない。
そう思うと、ゾッとするね...。
前述したカードローンの利用目的を見ていると、パチンコやギャンブルのために利用したという回答も9.4%あるのだが、そこまでいくともう頭おかしいというレベルだ。
パチンコやギャンブルは一種の依存症であり、入口はそれらを体験して快感を得たというケースがほとんどなので(大儲けして楽しかったなど)、やはり人間は快楽に弱い生き物としか言いようがない。
しかし、おいら自身がそうなのだが、人間というのは誰でも快楽に弱い生き物だ。
なので、自分は大丈夫と思ってみても、思わぬところから誘惑に引きずり込まれてキャッシング地獄に引きずり込まれてしまわないとも言い切れない。
実際、真面目だった奴がいきなりキャバクラなんかの夜の店にハマってしまい、尋常じゃないくらい金を使うケースもあるからね。
そうならないためには、一体どうしたらいいのだろうか?
おいらとしては、「金を使わない趣味に没頭する」、という方法が最も有効なのではないかと思っている。
要するに、「金を使わなくても楽しめる自分」、を作りあげておくのだ。
先週の土日は家に引きこもってブログを書いていたのだが、前も書いたがリアルに日曜日は1円たりとも使わなかった。
そして、「あれ、金なんか使わなくても全然楽しい」、と思ってしまった。
本気でナチュラルにそう思ったのだ。
酒もなし、うなぎもなし、ミミちゃん もなし...。だけど、全然苦痛ではなくてむしろ楽しかった。
そう、金がなくても最高に楽しい状態というのは存在しているんだよ。そして、そういう状態を意図的に作り出すことが出来れば金など使う必要がない。
おいらのおすすめは、筋トレか副業だな。
筋トレはプロテインを買えばお金はかかってしまうが、そんなものは飲まなくても普通に1時間くらい腕立てや腹筋、背筋、スクワットなどを行うだけで筋肉はついてくる。
不思議なのだが、筋トレをし始めると段々と止まらなくなってくるのだ。次は100回、次は200回と、「もっと筋力がついた自分」、を見たいという欲望にかられてトレーニングの時間が長くなっていく。
そして、もはや筋トレ以外には何もいらないという状態になってしまう人も結構いる。
筋トレを続けていると日常生活で驚くほど疲れなくなるし、姿勢もよくなる。そして何よりもポジティブな気分になってくるので(これは、男性ホルモンが分泌されるからだ)、一石二鳥の最強の金がかからない趣味だ。
また、副業もいい。
ブログでもセドリでも、ユーチューブでも、何か自分が楽しむことが出来る副業にハマることが出来れば、金を使うどころか稼ぐことが出来るので、逆にどんどんお金が増えていく。
「せっかくの仕事以外の時間、そんなにかったるいことやってられないよ」
そう言う方もいるかもしれないが、実際はせっせとキャバクラに通ったり、憂鬱な顔で自動車ローンを返済したり、二日酔いになるのが分かっているのに酒を飲むほうが冷静に考えたらよっぽどかったるい。
なぜなら、そういった行為は次の日に「疲れ」を残すだけだからだ。
一方で、筋トレや副業は次の日に「成長した自分を見出す」という楽しみを与えてくれる。
人間というのは、「俺すげえな...」、と自分で自分を認めた瞬間に大量の快感ホルモンが出るようになっているので、生理学的にもそういった自分を高める行為の方が楽しいに決まっているのだ。
なので、浪費癖がついて困っているという方は、一度自分にとっての「金を使わなくても楽しい趣味」が何かを探してみるのもいいかもしれない。
案外、それが特効薬になる可能性は高いと思うけどね。
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