副業を始める人が大量発生してから少し時間が経過したが、いまだに副業をまだやったことがない、という人が多数派なのがここ日本という国家の現実だ。
副業が昨今の長期トレンドとなったのは、副業問題の根底には「日本の庶民にお金がいきわたらない」という大きな問題が影響しており、このトレンドは一過性のものではなく、超長期のトレンドになるだろうという気配が漂っている。
というのも、個人が副業で成功をすると純粋に収入額が増え、生活が楽になるからで、終身雇用制度が崩壊し、賃金も安定しないここ日本では、当然のことながらそれは生活の質が向上することを意味する。
なので、普通に考えて個人が副業で成功するということは、この資本主義社会で成功するということに直結することになるのだ。
多くの個人たちが、副業で成功して生活の質を向上させようとすることは、至極当然のことだと言える。
しかしながら、副業をせっかく始めたとしても、それで成功する人と失敗する人がいるのが現実だ。
そう、副業で成功する人と、副業で失敗する人がここ日本では存在していて、明らかに二極化の一途を辿っているのだ。
誰だって出来ることであれば、「副業で成功する人」、になりたいに決まっているのだが、そうなるためには注意すべき事項がある。
自分に合わない副業をわざわざ選ぶという悲劇
さて、ここでよく考えて欲しいのだが、副業をする目的は皆さんにとって一体なんだろうか？
おそらくは、多くの場合「お金を増やすこと」だと思うのだが、その点を理解しているにもかかわらず、「お金が増えない」副業を選ぶ人が結構多いように思う。
例えば、最近はユーチューブやブログなどの個人メディアを作って副業にしようとする人が多いが、途中で挫折してしまうケースが非常に多い。
その場合、せっかくそこにかけた時間と労力が無駄になってしまうことも多いので、まさに本末転倒状態になってしまう。
副業で成功する人の場合、「自分が稼げる」副業が何かを理解しており、自分の適性に合った副業をやっている場合が多い。
例えば、伐採などの仕事をしている人であれば、ユーチューブやブログをやるよりも、個人で庭の伐採等を請け負うことを副業にした方が確実に稼げるだろう。
また、体育会系で体力がある人であれば、引っ越しなどのハードなバイトでさらに収入を上げることも可能だ。
このように、自分自身の特性に合った副業をすることは、今後はますます重要になっていき、この点を正確に見極めることが「副業で成功する人」と「副業で失敗する人」を分ける分岐点になるだろう。
今後の副業のトレンドについて
副業が大流行している昨今だが、この先副業トレンドはどのようになっていくのだろうか？
おそらくは、「地域密着」というキーワードがカギとなり、高齢化によって働き手が減少している地方などで価値提供出来た人が副業で成功していくようになるのではないだろうか。
例えば、高齢者向けに何かサービスを展開したり、肉体労働的なことを請け負ったりと、そういった感じの地味だが意外に稼げる仕事をする人が、副業で収入を増やせる「副業で成功する人」になっていく可能性が高いように思う。
なんにせよ、将来的にはやはり差別化がキーワードになっていくと思うので、その点は副業をしている人であれば意識しておくべきだろう。
「副業で失敗する人」ではなくて、「副業で成功する人」になりたいと思うのであれば、やはり長期的なトレンドがどうなるのか？という点については十分に神経を働かせておきたいところだね。
ブログやユーチューブなどのネットメディアは今飽和状態になっており、今後も競争が激化していく可能性が高いが、それでもやってみる価値はあるのだが、やはりまずは「自分が稼げる副業」が何かをきちんと見極めるべきなんだろうね。
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