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投資信託人気ランキングから投資初心者向けの投資信託を探すとどうなるのか

おいらが使っているSBI証券には投資信託の人気ランキングなるものがあって、販売金額によってランキング付けしたものをホームページで発表している。

投資信託はプロが運用している金融商品で、また、内部で銘柄分散が効いているので投資初心者向けの投資商品だと理解されている場合が多い。

実際、おいらも生まれて初めて購入した投資商品は投資信託だった。

投資信託は様々な株雑誌で特集等が組まれていたり、投資信託の入門書のような書類も頻繁に出版されている。

ただ、投資信託の中には投資初心者向けでないものもあり、商品内容を理解せずにそういった投資信託を買うと突然の値下がり等によって動揺し、すぐに解約してしまうというケースもある。

投資信託は基本的には長期運用を前提とした商品なので、頻繁に解約を繰り返していると手数料等がかさんであっという間に収支がマイナスとなってしまう。

昨年からの世界中の株式市場を見ていると分かる通り、株というのは上がったり下がったりするものだ。そして、上下を繰り返しながら長期的には上昇していくという特性を持っている。

なので、頻繁に解約をしていると、せっかくの上昇局面でその恩恵を受けることが出来なくなってしまうのだ。

投資初心者の方が最初に投資信託を買う場合、株雑誌や証券会社の人気ランキングから商品を選ぶケースも多いと思う。

ただ、やみくもに商品を選んでいると、前述したように後で後悔して即解約してしまう可能性がある。

「果たしてこの中に投資初心者向けの投資信託はあるのだろうか」

そんな疑問が浮かびあがってきたので、SBI証券の2月の投資信託人気ランキングから投資初心者に向いてそうな投資信託をいくつかピックアップしてみた。

ただし、投資信託とはいえ株式相場が不調だと普通に基準価格が下がってしまうので、その点は最初から肝に銘じておいた方がいいだろう。

それから、投資信託の基準価格を毎日チェックするのも、恐らくはやめておいた方がいい。

長期運用前提であれば頻繁に基準価格をチェックする必要はないし、そんなことをしていたら精神衛生上よろしくないからね。

現に、おいらは週に数度自分の日本株口座の方はチェックするのだが、株価が下落しているのを確認すると著しくテンションが下がってしまう。

そして、値下がりしている株を見ると急激に損切りしたい衝動に襲われることがある。

さて、まずは、SBI証券の投資信託人気ランキングの第一位に君臨しているファンドからみていこうか。

■投資信託名:ひふみプラス

■運用会社:レオスキャピタルワークス

■初心者レベル:★★(最高値は★×4)

ひふみプラスは、言わずと知れたレオスキャピタルワークスが運用する日本で最も有名な投資信託と言ってもいい知名度抜群のファンドだ。

この投資信託は、藤野氏を中心としたファンドマネジャーたちが厳選に厳選を重ねた大型~中型株を組み込むことで、TOPIX等の市場平均を超えるパフォーマンスを狙うアクティブ・ファンドだ。

そのため、日本株式市場が好調だったここ数年は基準価格が上昇し続けていた。

しかし、昨年からずっと苦しい状況が続いており、買うのであれば含み損状態となることも覚悟する必要がある。

一方で、株式市場が好調なときは市場平均を大きくアウトパフォームする可能性もある。

そのため、株式市場が不安定な現在の状況では、「ある程度のリスクを許容しながらパフォーマンスを追求する」という特性を帯びているファンドだと言っていいので、初心者へのおすすめレベルは中くらい(★×2)とした。

ひふみ投信は、間違いなく優良な投資信託だとは思うのだが、市場が不安定な今の状況だと基準価格が大きく下落する可能性もあり、その場合投資初心者の方は焦って解約してしまう可能性もあるからね。

それでは、次にいってみようか。

■投資信託名:eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 

■運用会社:三菱UFJ国際

■初心者レベル:★★★

この投資信託は、インデックス投資に特化したファンドで、米国の優良企業500社の株価を指標化したS&P500に連動した値動きを目指している。

そのため、米国経済が好調であれば順調に基準価格が上昇していく可能性が高い。

S&P500は世界一の投資家と言っても過言ではないウォーレン・バフェット氏も推奨している指標であり、同氏は自分の死後に財産のほとんどをS&P500連動型のETF等で運用するようにと言っている。

それほど信頼感の高い指標なので、その指標に連動したパフォーマンスを目指すこの投資信託は放ったらかしの積み立て投資に向いていると言えるように思う。

そのため、初心者へのおすすめレベルを大(★×3)とした。

最高値の★×4をつけなかったのは、直近では米国株式市場もボラティリティが激しくなっており、含み損となって投資初心者が解約してしまうというケースも十分考えられるからだ。

ただ、この投資信託はノーロードの投資信託で、信託報酬も年0.1728%以内と非常に低いため長期投資とは非常に相性がいいように思う。

他にもまだあるのだが、本日は眠気が限界にきたので、また明日続きを書こうと思う。

寝る前に一点だけ、これから投資信託を買う投資初心者の方にアドバイスをしておくと、先ほども書いたが投資信託とはいえ投資商品なので、ある時期には自分が買った価格よりも値下がりするリスクがあるということだ。

「貯蓄から投信へ」というキャッチフレーズをよく聞くかもしれないが、おいらの経験上は貯蓄と投資は全く別物だ。

「貯蓄」は確実に増えていくが、「投資」は時間をかけて頑張っても最後は損失を出してしまう可能性もある。

そういったリスクを踏まえたうえで、投資信託を買うようにした方がいいだろう。

元本保証の金融商品と勘違いして買うと、「なんじゃこりゃあああああああ」となる可能性もあるからね。

それでは、また明日続きを書くことにしよう。

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