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★加速する利上げ★日本の保険会社はおいしい投資先になるのか!?

ぐっしゃああああああああああああああああ!!

さて、この場面は何を再現したものでしょうか?

...。

答えは簡単、自動車事故だ。

自動車事故が起こると、大体の人はまず保険会社に連絡をする。

普通の運転感覚を持ったドライバーであれば、事故に遭う確率は大体10年に1度くらいと言われているため、こういった交通事故なんかが起こった時に初めて自分がどんな保険に加入しているのかを知る人も多い。

大体、自動車保険なんて車を買った中古車屋や自動車ディーラー、それに付き合いのある保険代理店に勧められるがままに加入している場合がほとんどだ。

少し賢い人になると、保険料の安い通販の保険会社で保険に加入している場合もある。

しかし、いずれにせよ、保険のありがたみを知るのは、何か悲惨な惨事が起こった時だ。

自動車事故が起こった時に自動車保険に加入していないと、相手方が大けがをしていた場合などに、物凄い額の賠償金を支払わなければならないケースだってある。

そのため、交通事故が発生したときに、保険会社が相手方への賠償金の支払いや事故の処理を迅速に完了させてくれて初めて保険のありがたみを実感するのだ。

「ああ、保険に入っていてよかった」

悲惨な出来事が起こって初めて威力を発揮する金融商品、それが保険だ。

🚗  🚗  🚗

さて、今回はそんなマイナスイメージが先行するが、社会にとって必要不可欠な保険会社への投資について考えてみたいと思う。

まず、保険会社の収益構造について簡単に説明しよう。

保険会社の収益には、大きく分けて2つの種類がある。

一つ目が、保険事業による収益。つまり、本業による儲けだ。

保険料による収益は、単純に考えると「収入保険料ー支払保険金ー事業費」によって算出される。

顧客から払い込まれた総保険料から支払う保険金を差し引き、そこからさらに人件費などの事業費を差し引く。

そうして残った利益が本業である保険事業による収益となる。

損害保険会社であれ、生命保険会社であれ、もらった保険料よりも支払う保険金が少なければ儲かるし、もらった保険料よりも支払う保険金が大きければ本業は赤字になってしまう。

二つ目が、運用による収益だ。

米国株投資をしている方なら知っている方がほとんどだと思うが、世界NO1投資家のウォーレンバフェットが、あれだけ巨額の運用資金を動かせるのは、保険会社であるバークシャー・ハサウェイがプールしている保険料を自由に使いまくれるからだ。

プールしている保険料とは、契約者が払い込んだ保険料のうち、まだ保険金として支払われていないお金のことだ。

保険という金融商品は、1年ごとや数年ごとに更新する場合が多いので、そのたびに契約者たちは保険料を保険会社に支払うことになる。

また、支払いが一括ではなく分割になっている場合も多い。

そうやって集めた保険料をプールしている保険料といい、保険会社はそのお金を自由に運用することが出来る。

契約者は定期的に保険料を支払ってくれるので、保険会社がプールしているお金というのは途切れることはない。

バークシャーくらいの規模の保険会社になると、継続的に相当な額の保険料をプールすることが可能だ。

バークシャーは再保険という、「保険の保険」みたいな商品を中心に商売をしているが、再保険のニーズは世界中に保険会社が存在している限り途切れることはない。

そのため、バフェットは半永久的に巨額の投資資金を確保することが可能なのだ。

このように、保険会社は常に巨額の資金を手元に置いておけるため、長期的な資金運用が可能となる。

通常、保険というのは、特定のリスクに基づいた損害率や死亡率、つまり保険金発生の原因となる事象が起こる確率を、過去のビッグデータで算出して保険料を算出している。

そのため、大規模災害などの異常事態などが起こらない限り、めったには赤字にならないようになっている。

ということは、保険会社は運用による収益と保険事業による収益で、よほど下手な経営でない限り儲かる確率が非常に高い構造となっていると言える。

🚗  🚗  🚗

ところで、米国で加速する利上げ、及び世界中で金利が上昇する兆候がある現状は、保険会社株への投資にとってどういう状況なのだろうか?

そのことについて考えてみる前に、保険会社が運用している資産がどのような性質のものかを考える必要がある。

日本の保険会社が保有する資産というのは、おいらが知っている限りでは、国債や格付けの高い安全な公社債などの割合が圧倒的に多い。

最近では、外債の運用を積極的に行う傾向があるようだが、伝統的な日本の保険会社が保有する資産は、国債や公社債など、安全性を重視したものがほとんどだ。

それに加えて、付き合いのある会社の株式や、不動産などだ。

最近では少なくなってきた、株式の持ち合いという悪しき習慣だが、恐らく今でも日本の保険会社は株式の持ち合いをある程度の割合でやっていることは間違いないように思う。

なぜかというと、対法人の保険事業は持ちつ持たれつという部分が非常に大きいので、安定株主を求める顧客企業が、保険会社に自社株式を保有することを求めると考えるのが自然だからだ。

不動産については、オフィス街などを歩けば分かると思うが、様々な保険会社の名前がついたビルを結構見かける場合が多い。

そういったビルは一等地に建っているものが多く、日本の保険会社が保有する不動産の価値は、なかなか侮れないものがある。

それらのビル等から得られる賃料も、保険会社の重要な運用利益の一部だ。

しかし、株式や不動産は保険会社のポートフォリオのごく一部である場合が圧倒的に多く、その資産ポートフォリオの中心は、やはり安全資産である債券だ。

なぜ安全資産である債券をポートフォリオの中心にしているかというと、保険会社の社会的存在意義は、保険契約者への保険金支払いを通じて、安定的な社会の発展に貢献することだからだ。

要するに、保険会社が株式等のボラティリティが大きな資産ばかりを保有して大きな損失を出してしまうと、いざ保険金を支払うという場合に資金が枯渇してしまう場合が出てくる可能性があるので、安全資産を中心にした運用にせざるを得ないという事情があるのだ。

保険というのは、大規模な災害が起こった時等に、保険金の支払いを通じて弱った経済や地域社会を活性化するという社会的な役割を持っている。

また、日常的に起こる人の死亡や、交通事故、火災などによって経済的助けを必要とする人々のライフラインにもなっている。

つまり、単なる利益追及だけを使命とした民間企業とは、少し違う性質を持っているのだ。

そのため、日本の保険会社の場合は、ボラティリティの大きな資産だけに投資するというリスクをとることは出来ないのだ。

ただ、リーマンショックが発生したときに超巨大保険会社のAIGが破綻寸前となったことを考えると、海外の保険会社の場合は以前ほどではないにしても、日本の保険会社と比べてかなり多くのリスク性の資産を保有していると思うんだが、どうなんだろうか?

🚗  🚗  🚗

ここから先は完全な個人的予測だが、もしもこのまま日本の景気が順調に回復し、日本でも金利が上昇した場合、日本の保険会社の運用益は予測外に上昇するのではないかと思う。

保険会社が保有する資産は莫大な規模になるので、少しの金利上昇でも相当プラスの効果が出ることは確実で、金利が上昇する局面では経済も良好に推移しているはずだから、保有する株式や不動産の価値も上昇するはずだ。

日本の保険会社は、ここ何年も続く超低金利環境のなか、資産運用の面では相当苦戦していた。

安全資産を保有しなければいけないという立場上、大きく攻めた運用をするわけにもいかないので、受け身でじっと耐えるしかないような環境だったのだ。

しかし、世界中で金利が上がり始めるという逆転現象が起きれば、運用状況は大きく改善するのは確実だと考えていい。

そのため、大規模災害による巨額の保険金支払いが発生しないという前提付きだが、金利が上昇した場合、日本の保険会社はM&Aで買収をしまくって規模を拡大させ続けており、運用する資産額も巨大になっていることを考えると、圧倒的な過去最高益を計上する可能性だってあると思う。

ただ、そのあと景気がリセッション入りすれば再び金利が下がって、あっさりと運用難の状況に逆戻りするもの確実だが。

保険会社を含めた日本の金融機関の株価は、現状金利の上昇を全く織り込んでいない価格になっているように思うので、今の株価であれば、運用環境が改善した場合の株価と比べてバリュエーション的には割安なように感じる。

金融に関する記事なんかを読むと、金利が上がっても保険会社は運用難になる的な意見も結構見かけるが、おいらとしては多分利益も株価も皆が予測している以上に上がるのではないかと思っている。

もちろん、おいらが考えることなので、非常に外す可能性が高いため、絶対に日本の保険会社の株を買うことはおすすめはしない。万が一買う場合は、自分で相当調べてからにした方がいいだろう。

おいらとしては、金利が上昇したときにどうなるのか、少し興味があるので、その場面になったらこの記事を見返してみようと思う。

...。

これで終わりにしようと思ったのだが、もう一つおまけで、日本の保険会社の利益率が上がる可能性について触れたいと思う。

保険会社の事業費の内訳で、圧倒的に多いのは何といっても人件費だ。

保険会社は、形のない保険という商品を取り扱っているので、マンパワーに頼ることが非常に大きいという特徴を持っている。

営業、事務、運用、経営、保険料の計算などなど、保険会社の業務ではどの分野でも人の力こそが最も重要なのだ。

営業は人間にしかできないし、愛想よく電話に出ることも人間にしかできない、丁寧に保険金の支払いを案内できるのも人間だけだからだ。

しかし、このバランスが最近少し崩れてきている。

今まで人にしか出来なかった業務を、本当にAIが奪い始めている。

事務処理にコールセンター、保険金の支払いなどの事務分野は、完全ではないにしても徐々にAIが導入されてきているのだ。

これは、どの分野の企業でも起きている変化だが、保険会社はマンパワーに頼ることが多かったので、この変化によるインパクトがより大きいと思うのだ。

つまり、AIの進化により物凄い額の人件費が削減される可能性があるということだ。

まあ、これは保険会社に限らず、金融機関であればどこでも当てはまることだろうけどね。

ちなみに、おいらが今一番興味のある保険会社は米国企業のトラベラーズだ。

一体、どんな資産を中心に保有しているんだろうね?

PERなどの指標的には割安に見えるんだが...。

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