スポンサーリンク

みんな早く投資をはじめよう

とつぜんですが、株式投資をはじめてから、おいらはようやく羊の群れから脱出することが出来そうな気分になってきました。イメージにすると上の写真のとおりです。群れでしか行動できない意志を持たない羊から、すこしづつ単独行動の出来る意志をもったオオカミに変身してきたのです。

何言うとんねんお前、と思うかもしれませんが、いまの日本社会はほとんどの人が集団でしか行動の出来ない羊さんです。かくいうおいらも、哀れなドリー(世界初のクローン羊)です。

今回は、日本人がなぜ投資をする必要があるのかを、おいらが理解している範囲でお話いたします。

おいらたちは株主のために働いている

おいらは長い間サラリーマンとして働いおります。本当は寝ていたいのに朝早くに起き、そして満員電車にゆられて会社に向かっていきます。ふと横を見ると、まだ若い20代前半のサラリーマンが死んだ魚のような目をして立っています。きっと昨日上司に怒られたんだろう。おいらは勝手にそう想像します。

ネットの投稿や、同僚、上司、得意先の社員の言動なんかを聞いたり見たりしていると、あまり楽しそうに働いている人というのは日本の社会には存在しない気がします。まあ、だるいですよね会社勤めは。長時間労働、サービス残業なんぞあたり前。会社の言うことを聞かなければ左遷、行きたくない飲み会も強制参加、上司もそのまた上司に怒られたストレスをこちらにぶつけてくる。書いていると悲惨ですが、だいたいみなさんのまわりもこんな感じではないでしょうか?

「いったい何のためにはたらいているんだろうか?」

3年ほど前、真剣にそう考えたことがあります。そして、色々しらべた結果間違いない答えをおいらは見つけました。

「おいらたちは、株主のために働いているんだ」

薄々気づいてはいましたが、ついに現実を直視してしまったのです。そう、おいらたちは株主のために働いているのです。もっとわかりやすく言うと、株主に配当金を支払ったり、株の値上がり益をもたらすために必死で働いているのです。

会社がおいらたちを雇っている理由は、ずばり利益を生み出すことが目的です。従業員に色々なサービスや経費の処理、雑用なんかをやらせることによって会社は利益を生み出します。その利益がどういうふうに使われるのか正確に理解していない人は結構多いと思います。おおまかに分けると下の2つになります。

・株主に配当金を支払う。

・設備投資(工場建設、新しいシステムの導入)を通じて株価を上げる。

まず、配当金について説明します。株式会社というのは大前提として株主資本(株主が出しているお金)によって成り立っており、会社の所有権は株主にあります。そして株主には会社が設けた金を分け前としていただける権利があります。だから会社は設けた利益の何パーセント(30~50%程度が一般的です)かを配当金として株主に支払うのです。

次は設備投資です。企業というのは、工場を新しく作って製品の生産量を増やしたり、新しいシステムを導入して生産性を高めたりすることで、さらに利益を増やそうとします。そして、結果利益が増えれば、「あれ、あの会社もっともっと儲けそうだぞ」という人たちが株をどんどん買い、株価が上昇します。その結果、株主は値上がり益を手に入れます。

どうですか?今日あなたが会社で上司にいびられて嫌な思いをしたこと、客からクレームを受けてムカついたこと、給料ももらえないのに長時間残業したこと、それらすべては株主に利益を与えるためだったのです。

羊になってはいけない

みなさん、羊の群れを見たことがあるでしょうか。羊というのは、一匹で行動することをひどく恐れる動物で、たとえ群れが向かっている先が落ちたら確実に死ぬ断崖絶壁であったとしても、「みんなと一緒だから安心!」と余裕で突っ込んでいきます。ようは一匹で判断をする力に欠ける動物なのです。

日本の家庭における金融資産の内訳について、2017年度末時点で現預金が約50%程度、株式や投資信託等の金融資産の割合は11%程度です。これは統計の数値なので、対象になっていない世帯なんかを入れると株や投資信託等を保有している人は全体の10%以下ではないでしょうか。

そう、みんな羊なのです。現金を持っていたら安心、というおじいちゃんやおばあちゃんの遺言を頑なに守り、リスク資産を保有することを避けて生きているのです。おかげさまで株価がどれだけ上昇しようが、日本企業が支払う配当金が過去最高になろうが、まったくその恩恵にあずかれないのです。

だいたい、皆さんお給料は上がっていますか?少なくともおいらは史上空前の好景気といわれている今ほとんど上がっていません。友人に聞いてもそうです。よく考えてみると当然のことです。我々に支払う給料が多いと、株主の取り分が減ってしまいます。したがってお給料は上がらないのです。

おいらの考えでは、どう転んでも今後日本で劇的に従業員の処遇が全体的に向上していきことはないと思います。そうであれば、株主の側になって配当金や株の上昇益による恩恵を手に入れるしかありません。

日本は徐々に物価が徐々に上がっており、消費税も10%になる予定です。羊と同じように、「みんなが現金が安心だっていうから」ということで投資をしなければ、どんどん資産は目減りしていくばかりです。

そして、羊は最後には断崖絶壁を落下していくのです。

投資を始めるのなら若いうちから

おいらは一つだけ後悔していることがあります。正確に言うと一万個くらい後悔していることはあるのですが、最も後悔していることの一つが若いころにきちんと投資をしていなかったことです。

前回書いたように、おいらは友達に勧められるがまま投資信託を購入し、それを個別株のトレードのように売買していました。投資信託というのは基本的には購入したらじっと辛抱強く持って値上がりを待つという性質のもの(投資全般にそうかもしれません)ですので、バカとしか言いようがありません。

また、FXでも爆損を経験しています。それも1度撃沈して、驚くべきことに2度目の挑戦を行い、そこでボコボコに負けてやっと気づいたのです。一攫千金などといううまい話など信じてはいけないと。

しかし、もしもあの時おいらが真面目に勉強して、投資を行っていれば相当な資産を築けていたのではないかと思います。そして、それは今からでも遅くはないと思っています。しかし、投資というのは複利の力がものを言います。

例えば、100万円を1年で倍にしようと思ったら、かなりリスクのある取引かラッキーに恵まれる必要があります。しかし、100万円を年率20%で5年運用すると約2.5倍になります。

・5年複利運用→100×1.2×1.2×1.2×1.2×1.2=248.832

これが10年だとどうでしょうか?

・10年複利運用→100×1.2×1.2×1.2×1.2×1.2×1.2×1.2×1.2×1.2×1.2=619.1736

何と6倍になります!!

これが複利のすごいところです。そして複利の力は、その力を発揮する期間が長ければ長いほど有利になります。ですから、若いうちに勉強をしてまともな投資をしていれば、お金持ちになれる可能性は非常に高いと思います。20代の方は今すぐにでも始めるべきです。

投資はすぐに始められる

投資ってなんだかうさんくさいし、始めるのもむつかしそう。そう思っている方も多いと思いますが、ノンプログレムです。今は昔と違ってネット証券の口座の開設も驚くほどスピーディーです。

おいらも最近、楽天証券の口座を開設したのですが、驚くほど簡単に手続きが済みました。楽天証券は楽天銀行と連携してマネーブリッジという制度※も用意していますので、非常に使いやすいです。ほかにもSBI証券等色々なネット証券があるので、ぜひまずは口座を開設してみてください。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

※マネーブリッジ:楽天銀行に預けているお金をすぐに証券口座の口座に反映出来るサービス

株で夢をかなえよう

米国株ランキング参加しています!
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ