うおいーーーーーーっす!!
月曜日からテンションを上げたいかぶまくらです。本日嬉しかったことは、電車でおいらの横に座っていた男子高校生の会話から耳より情報を仕入れたことです。
「お前知ってる?株ってもうかるらしいぜ」
「まじかよ、でも、株って高いんだろ!?」
マクドナルドで5時間バイトしたらコカ・コーラ株が1株買えるよ...。思わず、そうアドバイスしてあげたくなりました。
「いやいや、ビットコインのほうが儲かるらしいぜ!!1万円買っておいたら1億になったりするんだぜ!!」
本当かそれは!?思わず叫びそうになってしまいました。
今すぐ株を全部売って仮想通貨を買わなければという強迫観念が体中を包み込み、思わず証券会社の口座へログインしそうになりました。だけど、おいらは耐えました。
だって、おいらはもっと耳よりな情報を仕入れているからです。
2017年末頃からでしょうか、雑誌やネットなどで米国株式市場はジャイアントブル相場入りした、という話がちらほらと見られるようになりました。
知らない人のために一応説明しておきますが、株式相場には2種類の相場環境があって、いわゆる上昇相場をブル(牛)相場、下げ相場をベア(熊)相場といいます。雄牛が角を突き上げる仕草が上昇を連想させるとしてブル、熊が背中を丸めている姿が弱気を連想させるとしてベア相場というらしいです。
そして、ジャイアントブル相場とは、とても巨大なブル相場=超長期の上げ相場がやってくることを意味します。
しかし、確か散髪をした帰りに雑誌で初めてジャイアントブル相場入りするという記事を見てしばらくしてから今年の2月に長期金利が上昇し、株式相場が値崩れを起こしてしまいました。そのころはもっと景気のいい記事もあって、NYダウは10万ドルを目指し、それに釣られて日経平均も10万円を目指すと書かれていた気がします。
いやいや、日経平均10万はさすがに無理があるでしょ、NYダウだって10年くらいかけてやっと2倍くらいになったのに10万ドルは言いすぎだろ、とそのときは思いました。
2月に株が暴落した後は、「米国株は割高なので暴落する」「レイ・ダリオが空売りを仕掛けている」「世界全体で株価が暴落する」などなど、かなりネガティブな話題ばかりで、あまりジャイアントブル相場の話も聞かなくなりました。
しかし、ウォーレンバフェットは100年後にはNYダウは100万ドルになっているだろうと予言しています。100万ドルって...。
恐らくウォーレンバフェットはその頃輪廻転生を経て再びこの世に赤子として誕生しているでしょう。「BUY!BUY!」という産声とともに。
...。
全然面白くねえな..自分で書いてて恥ずかしくなってきた。
さて、話をジャイアントブル相場に戻しますが、その根拠としては、リーマンショック後のダメージがようやく癒えて世界経済が再び成長期へと突入したこと、トランプ大統領が推し進めている政策がさらに米国の経済成長を加速させること、周期的に株価が上がる周期に入ったことなど諸説あります。
おいらは素人感覚的に、何となくこんだけ株価が上がったら調整しない方がおかしいんじゃないかな?と思いますが、プロたちがそう言っているんだから、ある程度根拠はあるんでしょう。
多分、今後も少し相場が暴落すれば、「早く逃げろ!!金を買え」という記事がネット上にあふれ返るんでしょうが、NYダウのこれまでの歴史を振り返ると確かにジャイアントブル相場が来るというのもあり得るかも...とは思います。
色々な本や、米国株ブロガーの皆さんが掲載しまくっているのでわざわざこんなブログに掲載はしませんが、NYダウのチャートは相場が設立されて以来ずーっと右肩上がりで上昇を続けています。何十年もずーっと上がりっぱなしなのです。
トランプ大統領が実施した法人税の減税、世界中の投資資金が米国株になだれ込んでいること、中国経済が案外大丈夫そうなことからも、うまいこといけばあと2~3年は上昇相場が続きそうな気がします。しかし、ジャイアントブル相場というのは概ね2030年頃までの上昇相場を指すらしいので、さすがにそこまで上がるの??と思ってしまいます。
しかし、こうも思います。もしもそれが正しいんなら、S&P500に連動したETFを買いまくってただ持っておけばいいんじゃないの?と。
まともな投資指南書や投資ブログのほとんどには、S&P500に連動したETFを買って持ち続けることが株式投資における唯一の最適解と書かれています。ウォーレンバフェットもそういっているくらいなのですから、それがまず間違いの無い答えなんでしょう。
エクソンモービルの株価がほとんど上昇しないということはよく理解できたので、もしもジャイアントブル相場が本当にくるのであれば、おいら程度の知能の者はS&P500連動型のETFを買っておいたほうがいいのではないかと思います。
日本の株式市場に上場しているETFはたまに償還してしまったりしているのであまり信用できませんが、米国株式市場に上場しているS&P500連動型のETFでは償還してしまうことの方が難しそうなので、安心して保有できそうです。
だから誰か、絶対にジャイアントブル相場がやってくるという保証書を出してくれないでしょうか?そして絶対に円安ドル高になるというオプションもつけて下さい。出してくれれば、おいらは全財産をS&P500に突っ込みます。
しかし、そんなものは誰も出してはくれません。だから自分で調べて予測していくしかありません。雑誌やニュースの記事も少しでも相場が崩れれば、それまでとはまるで真逆のことを騒ぎ立て始めるので、あんま当てになりませんからね。
それにしても、いろんな本やブログを見れば見るほど米国株投資で個別株を買うくらいなら、S&P500に投資しておいたほうがいいんじゃないかという疑念が生まれてきます。どんだけ優秀なファンドマネージャーでも長い期間ではほとんど絶対と言っていいほどS&P500の指数に勝てないらしいですからね。
それでも、個別株を保有したくなってしまうのは何故なんだろうか?
何か個別株の方が儲かりそうな気がするんだけど、そういう個人の集合体がこれまで散々S&P500にフルボッコにされてきたことを考えると、まあ普通に考えて無謀ではあるんでしょうね。それでも買いますが。
いずれにせよ、ジャイアントブル相場が本当に来るといいですね。もしも本当に来るのであれば、米国株に投資している人はみんなHAPPYで最高の展開になりますからね!
いきなりドイツ銀行が経営危機で金融市場崩壊や、中国の不動産バブル崩壊で株式市場全滅などのブラックスワンがやってこないようにみんなで神に祈りましょう。
その辺はもう神に祈るしかありません。だから神社に行きましょう。もちろん、お賽銭はドルです。絶対に円やリラを賽銭箱に投げ込まないように。それが米国株式投資家としての礼儀です。
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