FXで大損害を出して借金抱えて自己破産状態に追い込まれる人が続出
最初に断っておくが、FX自体は悪い仕組みではなく、レバレッジを制限してドル/円ペアのロングだけでやれば、それなりに利益を出せる取引を出来るケースも多い。
自分自身も、FXをやっていた頃は、ドル/円ペアのロングだけをやっていた時はかなりの勝率を誇っていた。
しかし、やれば分かると思うのだが、FXはドル/円ペアだけでは値動きに乏しいので、必ずその他の通貨ペアのポジションを持ちたくなってきて、ドル/ユーロから始まり、ドル/カナダドルなど、外貨同士の通貨ペアへ移行していき、次第にショートもしないと気が済まないということになっていく。
そしてその結果、最初は勝てていたはずなのに、最終的に莫大な借金を背負うまでFXへどっぷりとはまってしまい、自己破産状態になってしまう人も多い。
そんなFXについてだが、最近では在宅勤務が増えたこともあり、暇になったリーマンたちが増えてきていて、そういった層が取引に参加するようになってきている。
その結果、激しい値動きに巻き込まれてしまい、大損をして市場から撤退する羽目になってしまうようになってしまうケースまで出ていている。
しかし、一体なぜFXでは毎度のように自己破産まで追い込まれるまでハマってしまったり、会社の金を横領してまでハマってしまう人が続出するのだろうか?
FXでレバレッジが問題になる理由について
FXで自己破産者や大損を負う人、それから会社の金なんかを横領してしまう人まで出てきてしまうのは、「レバレッジ」による過剰リスクのテイクが原因だと言っていいだろう。
レバレッジとはテコの原理を意味する金融用語で、証拠金を振り込むことでその何倍もの額の資金を運用できる仕組みのことを指す。
FXは基本的には25倍のフルレバ(海外なら50倍以上もある)でやっている投資家がほとんどだと思うのだが、それである通貨ペアの価格がスイスフランショックのように崩壊してしまうと、ポジションの取り具合によっては本当に秒で自己破産まで追い込まれてしまう可能性はあるだろう。
最近は、新型コロナショックにより為替の値動きが激しいため、有名なトレーダーが凄まじい額の損失を出してしまったりと、FX相場も大荒れの状況になってしまっている。
そのため、個人的には暇になったサラリーマン投資家が昼間にスマホをポチポチしながら参戦するのはやめておいた方がいいのではないかと考えている。
もっとも巨大な機関投資家たちは、そうして市場に参入してくるジューシーな小動物たちを、舌なめずりをしながら待ち構えているのだが...。
GW期間中に一時的にフラッシュクラッシュが起きる可能性がある
ところで、これは毎度のことなのだが、正月休みやこういった連休などで為替相場への参加者が少なくなると、恒例のフラッシュクラッシュがよく起こる。
フラッシュクラッシュとは、瞬間的に通貨の価格が一方向に大きくブレる現象のことで、最近ではドル円ペアでいきなり急激な円高になってしまったりするのがそれにあたる。
個人的には、今回のGWにおいてもしれが起こるかもしれないな、と考えていて、多分、円高方向に大きく為替が振れるのではないかと思っている。
FXに参戦しようと思っている人の中には、こういった現象を利用して大儲けしようと考える人もいるかもしれないが、確かにそれは可能ではある。
自分も、ドラギ総裁が発言するたびにショートを繰り返して結構儲けさせていただいたことがある。
しかし、その後に大損失を被る人が自分も含めて不思議と後を絶たないように、それがトリガーとなって巨額のリスクを取るようになり、最終的に市場から退場するケースも非常に多い。
なので、為替相場が大きく動きまくっている時に、いきなり大金をぶち込んでFXデビューというのだけはやめておいた方がいいかもしれない、と個人的には思っている次第だ。
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