株価が大暴落しているので日銀のETF買いが止まらないが大丈夫なのか?
株価が最近大暴落しまくっており、先週も順調に暴落していたわけだが、一度リバウンドした株価が全て消えてしまい、さらなる大暴落によって2番底を試すような展開になってきている。
これは、投資家たちにとっては非常に危惧すべき事態で、これ以上株価の大暴落が続くと資産のほとんどが吹っ飛んでしまうという投資家も多いだろう。
しかし、それはあくまでも個人投資家レベルの話なのでまだいいのだが、今現在は日銀がひたすらETF買いで市場に資金をぶっこんでいる状況なので、今後さらに株価が大暴落しまくると、日本の中央銀行である日銀のバランスシートが滅茶苦茶になる可能性が高い。
それはまさに異次元の事態と言ってもよく、中央銀行が株式市場で株を買いまくった結果大赤字状態になるという世界でも類をみない異常事態に陥ってしまう可能性があるのだ。
以前、日銀がETF買いをしまくっていたのは、2016年の株価暴落時と、2018年の米中貿易戦争で株価が大暴落していた時だったと記憶しているが、あの時はまだ日銀がETF買いをしまくっても株価がその後反発するだけの根拠があった。
というのも、実際に株価は大暴落していたのだが、日本には外国人観光客がきまくっていたし、高級品が売れまくっていたし、さらには日本企業の業績も悪くはなかった。
しかし、今現在我々の目の前で起こっているコロナショックの場合、実体経済から先にストップするという異例の状態になってしまっているのだ。
日銀が大株主になりまくると社会主義国家化する
我々が暮らすここ日本という国はマイルドな社会主義国家と呼ばれる通り、社会保障制度が行き届いており、だれもがある程度の生活水準を保てる判明、金持ちには優しくない国と言われている。
それは、所得税の税率を見ても明らかで、稼げば稼ぐほど税率は跳ね上がっていくようになっている。
おまけに、コロナショックが始まる少し以前までは株式からの配当金にかかる税率を上げることが議論されていたように、資産家にとっても決してやさしくない国に変化しようとしていた。
そういった点から、日本はマイルドな社会主義国家と揶揄されることもあったのだが、日銀がETF買いをしまくり、だれも買い手がいない株式相場で株を買いまくると、リアル社会主義国家になってしまうのではないかと不安になってしまう。
もちろん、そんなことにはならない可能性が圧倒的に高いのだが、「マスクを配布する」という社会国家にありがちな現物配給が行われていることを考えると、日銀が日本企業を支配する日もそう遠くないのでは?と思ってしまう。
日本株はさらに大暴落するのかについて考える
さて、そんな日銀がETF買いをしまくって株価を支えている日本株なのだが、今後さらに株価が大暴落することはあり得るのだろうか?
個人的には、今の株価はどう考えてもコロナショックの影響を織り込みきれていないので、2番底が来るのではないかと警戒している。
むろん、自分のようなザコが警戒しようがしまいが、株価には何の関係もないし、さらには株価が上がる可能性もあるのだが、2016年や2018年の時の株価下落の要因や下落率と比較すると、今の株価水準はあり得ないように思う。
といっても、おそらくは一気に大暴落するのではなく、今週のように日銀のETF買いが行われない日にじわじわと株価を下げ、投資家たちの体力をじりじりと奪っていくような展開になるのではないかと考えている。
そう、自分のような個人投資家たちが、「みぎゃああああああ」「みぎゃああああああ」と、泣き叫びながら体力を奪われていくというおぞましい展開だ...。
はっきり言って、事態はリーマンショックよりも全然悪いと思うからね。
今後、日銀がどれだけETF買いで株価を支え切れるかだが、実生活にも影響が出てきているので、もはやそれどころではないかもしれないね...。
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