不労所得と老後の生活資金について理解する必要性について
老後から投資を始める人の中には、そそのかされたり、自分の判断が誤ってぼったくりのような商品に手を出してしまい、その結果せっかく長年働いて手にした退職金をそっくりそのまま溶かしてしまう人がいる。
退職金は老後生活を計画する上で最も重要な役割を果たすお金なので、そうした投資で失敗してしまうと、最悪は自己破産状態に陥ってしまう可能性すらある。
というのも、今の日本では様々な物の価格が値上がりしており、将来的には今もらえる年金で暮らしていくことがかなり苦しくなる可能性があるからだ。
消費税が今秋に増税されるが、そういった増税による影響も見逃せない。
消費税が10%の状態と、消費税が無い状態とでは、実質的なお金の価値は10%も目減りしてしまう。
そういったことを考えると、我々は老後生活を維持していくために、お金に関する何らかの工夫をしていく必要がある。
その場合、真っ先に思いつくのが「不労所得」を確保するということだ。
不労所得とは、不動産からの賃貸料や株式からの配当金など、自分自身は何もしなくても手に入れることが出来る不労所得を確保することが出来れば、老後資金の不足分を確保することも可能だ。
不労所得を得るためにはどうすればいいのかという疑問
退職者が退職金をぼったくり商品などで失う場合、「定期的な安定収入」などという甘い言葉に誘われ、明らかに怪しい商品を購入してしまうことが多い。
その場合、共通しているのは、騙される側の投資家たちがそういった商品の中身を全く理解していなかったり、投資経験が無い人たちのケースが多いということだ。
そして、結果的に甘い言葉に負けてしまい、訳の分からない商品を購入してしまうのだ。
しかも、驚くべきことに、もらった退職金をそのままそういった商品の購入に充ててしまう人もいる。
一体なぜそんなことが起こるかというと、それは、「リスクとリターン」という概念を理解していないからだ。
不労所得という言葉には非常に甘い響きがあるが、それを得るためには、やはりそれなりのリスクを背負う必要がある。
不動産であれば空室リスクや修繕費、売却不可能になる可能性。株式であれば高配当株が無配になって暴落する可能性など。
不労所得というリターンを得ようとすると、やはりその裏側にあるリターンを許容しなくてはならないのだ。
そのため、安定的に不労所得を得ようと思ったら、まずは「リスクとリターン」という概念を勉強しながら実践を積むことによって、理解を深めていく必要がある。
特に、リスクについて敏感なのは非常に大切で、リーマンショック時に死亡した投資家たちが過度のリスクを背負っていたことからも、そのことがよく分かるのではないだろうか。
老後から資産運用を始めるべきか
老後をいつに設定するのかにもよるが、老後から資産運用を始める場合、個人的には労働も絡めた方が安全だと思う。
というのも、新しいことを始める場合は徐々に慣れながら熟練していくのが通常なので、慣れていない段階で資金を下手に投入すると、大失敗して資産が大きく目減りしてしまう可能性があるからだ。
そのため、失敗しにくい投資を実践するのがセオリーなのだが、その場合選択肢のトップに入るのがインデックス投資だ。
最近過去最高値を更新して話題になっている米国株式市場の優良株に投資をするS&P500インデックスファンドを購入するなど、出来るだけ確実性が高い投資をする必要があるのだ。
ただ、いくらインデックスファンドとは言っても、市場環境によっては大きく値下がりしてしまう可能性もある。
その場合、年金と限られた資産だけで運用していると、「もうやめておくか」と弱気になってインデックスファンドを売却してしまったり、積み立てをやめてしまう可能性がある。
そのため、労働による収入も確保しておき、「定期的な収入」も確保しておくことで、積み立て投資を続けていける心理状態を保つことが重要だと思う。
退職金は本当に大切な老後生活の原資なので、出来るだけ慎重に運用していきたいものだ。
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