消費者金融やカードローンなどの借金で破産する危険性
消費者金融やカードローンに代表されるように、現在の日本は誰でも気軽にお金を借りられる環境が整っていると言ってもいい。
そのため、若者を中心にそういったものに手を出す人も少なくなく、気軽に借りたそれからの借金がスタートとなって本当に自己破産まで追い込まれるケースも実際にある。
普通で考えれば、通常は借金をすることには誰でも抵抗があるものだが、銀行カードローンや消費者金融は、借りる際は非常に手軽に手を出すことが出来る借金媒体なので、「1回だけ」が「何回も」になってしまう可能性がある。
借金というものは、一度借りると感覚がマヒしてしまうもので、借りているお金なのに、まるで「自分のお金」のように思えて際限なく使ってしまうという恐ろしい性質を持っている。
そういった話を聞くと、「なんで自己破産するまで借金をするのか?」と疑問に感じる人もいるかもしれないが、一度借金をすることに慣れてしまうと、歯止めが利かなくなってしまうからというのがその理由だろう。
カードローンやキャッシング、それから消費者金融で借りたお金を自分のお金のように錯覚して使い続けた結果、もはや利子を返すだけで一杯一杯になってしまうという人も非常に多いのだ。
そういった事態を回避するためには、一体どのような点に気をつけるべきなのだろうか?
「収入>支出」の方程式を徹底して守ろう
借金をする理由には様々なものがあるが、何度かこの記事で書いた調査結果に、借金理由の第2位に「趣味・レジャー」という理由があったのを覚えている方も多いだろう。
趣味やレジャー、それからギャンブルにはまっている人の場合、あまりにも楽しかったり依存症になっていたりして、際限なくお金を使ってしまうのは分かる。
しかし、そういった人たちの中でも、一線を越えてしまう人と超えない人が存在していて、一線を越えてしまう人たちは「収入>支出」の方程式が完全に崩壊してしまっている。
この方程式は極めてシンプルで、「わかっとるわ」と突っ込みを入れたくなるかもしれないが、支出が加速度的に増えている人の場合、このシンプルな方程式を理解できない状態となってしまっているのだ。
「まだまだ大丈夫だろ」
そんな感じで車を買ってローンを組んだり、ギャンブルに金を突っ込んだり、旅行に行きまくっていたりすると、あっという間に「収入>支出」の方程式は崩壊してしまう。
「楽しさ」というのは時に金銭感覚をマヒさせてしまう恐ろしさを持っているので、このようなパターンで支出が加速度的に増えると、本当に歯止めが利かなくなってしまうのだ。
人生において「楽しさ」を追求するのは非常に大切なことだが、自制を利かせていないと楽しい人生が崩壊してしまう危険性があるということは覚えておいた方がいいだろう。
投資におけるレバレッジにもご注意をする必要がある
カードローンや消費者金融での借金は、じわじわとダメージが蓄積していき、最終的には経済状況を破たんさせてしまう危険性を秘めている。
その理由は、「借金」という自分のお金ではないお金を使い、知らず知らずのうちに借金が膨らんでいき、最終的には利息を返すだけで精一杯となり、まるで大蛇に生血を吸われているような状態となってしまうからだ。
そしてこれは、投資をする際にかけるレバレッジにも同じことが言える。
FXや株式投資でレバレッジをかけた取引をする場合、自分の持っている元本の何倍もの金額を「借金」して動かすことになる。
そのため、運よく勝てればいいが、自分の予測とは逆方向に相場が動いた場合には再起不能なダメージを負う場合もある。
レバレッジとはテコの原理を意味するものだが、実際のところは「借金をして大金を動かす」行為なので、よほどのエキスパートでない限りは手を出さない方が無難だ。
レバレッジをかけた投資で大金持ちになっている人もいるが、実際には負けて市場から退場してしまう人の方が多いということは覚えておこう。
私生活にしても投資にしても、「自分が持っているお金以上のお金」を動かす際にはよほど慎重に動かないと身を滅ぼしてしまうことになるからね。
これは、日本昔ばなしレベルの大昔から変わらない法則なので、「収入>支出」となるように自分を律して生活していくことは非常に重要だと思う。
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