なぜ配当金を生み出す高配当株を買う人が少ないのか
「ああ、今月も高配当株から配当金が入ったから、この不労所得で一杯やるか!!」
毎月月末にこう叫んで飲み屋に走るサラリーマンは超少数派だ。
一方で、
「ああ、今月も給料が入ったから、この労働所得で一杯やるか!!」
こう叫んで飲み屋に走った後に風〇店にダッシュするサラリーマンは超マス層で、大体みんなこんな感じでお給料を無駄遣いする。
ここで一つの疑問が頭をかすめる。
いったいなぜ、日本人は不労所得という言葉が三度の飯よりも好きなのに、実際に高配当株を買って配当金を受け取っている人はこんなにも少ないのだろうか?
「高配当株を買って不労所得をゲットしようぜ!!」
というキャッチフレーズがでかでかと書かれた意識高い系のFIRE達成者が書いたクソ本を手に、フルフルと震えながら、「よし、僕も」と固い決意を固めたにも関わらず高配当株を買うサラリーマンがこんなにも少ないのは何故なのだろうか?
不思議すぎる。
名探偵かぶまくら様は考えた、配当金で買ったビールをカブ飲みしながら考えた、そして一つの結論に至った。
「日本人は、配当金や不労所得という言葉をイメージしきれてはいない」
実際に配当金を受け取るイメージをしてみる
さて、ここで考えてみて欲しいのだが、あなたは配当金が自分の証券口座に振り込まれているイメージをはっきりと頭の中に思い浮かべることが出来るだろうか?
おそらくなのだが、配当金を実際に受け取るイメージを持つことが出来ない人が、日本人たちには非常に多いのではないだろうか。
というのもだ、日本人たちはほとんどの人が労働所得で生計を立てており、「僕、不労所得で旅行に行ったりしています」とか、「昨日配当金で焼き鳥を食べてきたよ」とか言う人は非常に少ないのだ。
そんなことを会社で言おうものなら、「何、この子...」と異分子的扱いを受ける可能性がある。
よく考えれば労働所得だろうが配当金のような不労所得であろうが、お金には変わりはない。
しかし、日本人は幼少期より「お金は働いて稼ぐんやで、楽して稼いだらアカンねんで」という意味不明なマインドコントロールを受けて育っているケースが非常に多い。
そのため、実際に配当金などの不労所得が自分自身の証券口座に振り込まれているシーンをイメージしようとしたとしても、「アカン、アカンでえええええ、それはアカン!!」と脳がストップをかけてしまうのだ。
不労所得を貰ってもええんやで
「不労所得なんかアカン、配当金なんか恐ろしい」
そんなこと、もう言わんでもええんやで。
その手に持った、クスFIRE本に書かれているように配当金で生活して悠々自適に生きたいんやろ?
ええんやで。
もう、不労所得も配当金も恐れんでええんやで。
というのもだ、世界の金持ち連中、特に長者番付上位の人間たちを見渡して欲しいのだが、誰も労働所得でお金を得てなんかはいない。
ほとんど100%株式から得られる収入で生計というか、お金に縛られない人生を生きている人々たちだ。
そんな超ド級のお金持ちたちが配当金を貰っているんだから、クソサラリーマンのあなたが不労所得である配当金を得てはいけない、というわけがない。
むしろ、どんどん配当金を受け取れるようになった方がいい。
「ああ、今月配当金多すぎるから、これでパチンコでも行こうかな」
そんな意味不明な行動を取れるレベルまで配当金の受け取り額を増やすべきだ。
そう、世界の長者番付に載っている超金持ちも、クソサラリーマンである私やあなたにも平等にお金持ちになる権利はあるのだ。
だから、今すぐに配当金を受け取れるように正しい行動をするようにしよう。
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